奨学金制度

奨学金制度
奨学金制度
●本学独自の奨学金
名称種類金額概要等
専門職大学院給付奨学金
給付
学費年額相当額または学費半額相当額(入学金を除く)
入学試験の成績優秀者の中から先行選考し、学費(入学金を除く。以下同じ)相当額または学費半額相当額を給付する制度です。入学後の成績により、2年次以降も継続できます。
専門職大学院貸与奨学金
無利子貸与
申請した学期の学費相当額を限度(入学金を除く)
向学心に優れ経済的に修学が困難と認められる成績優秀者に対して、学費相当額または学費半額相当額を貸与する制度です。奨学金を貸与する期間は1年度に限られています。
法科大学院地域貢献奨学金
返還免除
専門職大学院貸与奨学金を最短修業年限内貸与
入学試験の成績および面接により選考し、奨学金を貸与します。弁護士資格を取得し、法律事務所等で3年程度の実務経験を積んだ上で、所定の弁護士過疎地域に3年間赴任した場合は、貸与した奨学金の返還を免除します。
公益財団法人愛知大学教育研究支援財団法科大学院特別奨学金
給付
年額 500,000円
志操堅実・学業優秀な学生に対して、公益財団法人愛知大学研究支援財団が一定金額を給付する制度です。
教育ローン援助奨学金
給付(利子)
教育ローンの利子の内、年利率5%(5%に満たない場合は実利率)を給付
教育ローン(日本政策金融公庫等)を利用して学費を納付した者に対して、その利子および保証金を一定の上限まで奨学金として給付する制度です。
●日本学生支援機構奨学金
名称種類金額概要等
第一種奨学金
無利子貸与
月額 50,000円
88,000円
のうちから選択
国の育英奨学制度で、経済的理由により修学が困難な者に学費を貸与することによって、
教育の機会均等を図るとともに、社会的に貢献する人材を育成することを目的とします。
※15万円を選択した場合、4万円または7万円の増額貸与を受けることができます。
《入学時特別増額貸与》
第一種奨学金および第二種奨学金を受ける入学者で、所定の条件を満たす者に対して、
希望により定額を増額して貸与します。
金額は10万円、20万円、30万円、40万円、50万円から選択することができます。
第二種奨学金
有利子貸与
月額 50,000円
80,000円
100,000円
130,000円
※150,000円
のうちから選択
●その他の奨学金
名称種類金額概要等
特定非営利活動法人(NPO法人)ロースクール奨学金ちゅうぶ
給付
入学金
授業料
施設費
NPO法人ロースクール奨学金ちゅうぶに出願し、大学の推薦を参考にNPO法人が奨学生を選考します。
詳細は、同法人のホームページをご覧ください。 http://lawsschubu.jp/
※上記の他にも各都道府県や民間団体が実施している地方公共団体奨学金、民間団体奨学金などがあります。

奨学金を利用した具体例
奨学金を利用した具体例
法学未修者コース
法学未修者コース
上記金額を在学中は貸与奨学金として支給し、返還義務を免除することで学費負担をなくします。

奨学金制度を利用した先輩からのメッセージ

法曹をめざす上で大切なことは、将来を見据えた「志」を持つこと。
在学中は、専門職大学院貸与奨学金制度を利用しましたが、当面の学費負担を心配しなくて良いという点で助かりました。書籍代などで何かと支出が多くなるのですが、少ない手持資金を学費のために積み立てる必要がなく、欲しいと思う書籍等の購入費に使うことができたので、勉強を進める上で非常に有難かったです。また、地域貢献奨学金制度の場合は、3年間弁護士過疎地域に赴任した場合に奨学金の返還義務が免除されることになるので、過疎地赴任を考えている方には特に有用な制度と思います(私が入学した当時は他大学に類似の制度はほとんどありませんでした)。
法曹をめざす上で大切なことは、将来を見据えた「志」を持つことだと思います。司法試験に合格することは最終ゴールではなく、その先でこそ本当の勝負が始まるからです。そのような長期的なビジョンを持てる人ほど、在学中も多少の問題には動揺せずに勉強を進めていくことができると思います。目先のことにとらわれず、骨太の法曹をめざして頑張ってください。
弁護士法人あしたば 新宮事務所
弁護士法人あしたば 新宮事務所(旧新宮ひまわり基金法律事務所)
所長 山本 健二 弁護士
2002年:名古屋大学教育学部卒業
2007年:愛知大学法科大学院修了(法学未修者コース)
2010年:新宮ひまわり基金法律事務所(和歌山県新宮市) 赴任
2012年:弁護士法人あしたば新宮事務所 設立
2013年:地域貢献奨学生(第1号) 決定
あらゆる方に学びの門戸が開かれています。
奨学金制度が充実しており、成績優秀者に与えられる給付奨学金で学納金をほぼまかなうことができました。そのため法科大学院で学んだ3年間は無我夢中で勉強し、あっという間に過ぎていったように感じています。2年生の時には授業で与えられる課題をこなすことがハードでした。3年生の時は自分で目標を決めてそれに向かっていくことがハードで精神的にも負担が大きかったのですが、先生や仲間たちに支えられ乗り切ることができました。
愛知大学法科大学院で印象に残ったことは、自分で勉強する面でも教えてもらう面でも非常に環境が良かったことです。一人ひとつずつ与えられるキャレルデスクや24時間立ち入り自由な図書館など、学ぶために必要な設備が充実していました。
廣浦 眞澄 さん
廣浦 眞澄  さん
2019年年度 愛知大学法科大学院修了生