愛知大学法科大学院初代院長・新堂幸司先生の卒寿をお祝いする会が東京で開かれました

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 2023年3月20日、例年より早く桜の花が咲き始めた春うららの候、愛知大学法科大学院初代院長・新堂幸司先生の卒寿をお祝いする会が、東京霞が関の霞山会館で開かれました。
 このお祝いの会は、愛知大学東京法曹会会長の高井和伸弁護士および同会事務局の矢野亜紀子弁護士が中心となって準備を進められ、当初の予定より半年以上遅れての開催となりましたため、一同この日を本当に待ちわびていました。
 当日は、愛知大学学長、愛知大学東京法曹会の皆様、法科大学院修了者の皆様、現役の法科大学院生、法科大学院の旧教員・現役教員など、愛知大学関係者に加え、新堂先生にゆかりのある主に民事訴訟法専攻の研究者の先生方が合流され、それはそれは賑やかでかつ学界の重鎮の先生方が一堂に会する大変貴重な機会となりました。
 卒寿を若干過ぎた新堂先生は、今なおスキーを嗜まれるほどお元気で、ご年齢を感じさせない立ち居振る舞いや含蓄あるお言葉の数々に参加者一同感嘆しかありませんでした。お祝いの会の半ばで出席者一人ひとりから、新堂先生への一言が寄せられました。終始にこやかに笑みを浮かべられながら、時折頷いたり合図地を打たれたりして出席者一人ひとりの言葉に耳を傾けておられる新堂先生のお姿が印象的でした。
 創設期に新堂先生が強固な礎を築いてくださったからこそ愛知大学法科大学院の現在(いま)があります。団体戦で司法試験合格を勝ち取るという愛知大学法科大学院生の気質は新堂先生によって育まれたものであり、それが学生・教職員間の結束力の源となり、司法試験の高い合格率に結びついています。
 新堂先生のご健勝およびますますのご活躍をお祈り申し上げますとともに、愛知大学法科大学院への末永いお力添えをお願い申し上げます。

法務研究科長  上田 純子


新堂先生を囲んで