「法曹養成連携に関する協定」を調印し、法学部に「法曹コース(法科大学院連携コース)」を設置します

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 2020年11月、愛知大学法学部と愛知大学法科大学院(法務研究科法務専攻)は「法曹養成連携に関する協定」を締結し、「法曹コース(本学での名称は「法科大学院連携コース」)」を設置することで合意に至りました。
 「法曹コース」は、これまで法曹(裁判官、検察官、弁護士)になるために、学部4年+法科大学院3年の合計7年間必要としていた時間を、法学部3年+法科大学院2年(既修者コース)の計5年間に短縮し、法曹養成上、ネックとなっていた養成所要時間と経費を大きく短縮するものです。
 また、2023年度から司法試験は在学中(法科大学院3年次生のみ)の受験が可能となり、司法修習も同年度3月末より開始することとなり、より一層、所要時間が短縮されます。
 「法曹コース」の設置には文部科学大臣の認可を必要としており、このほど、文部科学省から正式に認可を受けました。
 https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/houka/1422481_00007.htm
 近く、各地の高等学校に対しても広報を開始する予定です。

 本学法学部における「法科大学院連携コース」は2021年4月に入学する法学部生から対象となり、法学部2年次進級時(2022年4月)のコース選択時に選択することができます。本学法学部「法科大学院連携コース」設置により、法学部生が法科大学院の授業を受け、単位を修得することが可能になりました。法学部と法科大学院が一体となって、次の世代の法曹を養成していきたいと考えております。


写真:「法曹養成連携に関する協定」調印のもよう

※法曹コースの設置に関する申請は、法科大学院側から行うことと定められており、今回、愛知大学法科大学院から申請を行いました。