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法科大学院で学ぶということ
地域社会へ貢献できる未来志向の法曹養成をめざす
この理念を実現するためには、専門的な法知識はもちろん、問題となる事案の事実関係を的確に分析し、法的紛争を解決するための法的な思考力、表現能力および交渉能力、そしてプロフェッショナルとしての責任感や倫理観といった資質を備えた法曹の育成が必要であると考えます。
具体的には、
基本的人権を擁護し、社会正義を実現するという使命に基づき、法の支配の担い手として質の高いサービスを地域に提供する「地域社会に貢献するローヤー」の養成をめざします。 

地域社会に貢献するローヤー
多様な価値観が交錯する現代社会においては、弁護士が活躍する場も多種多様になっています。
本法科大学院は「地域社会に貢献する法曹養成」の目的のもと、これまで多数の弁護士を輩出してきました。
彼ら・彼女らは、市民生活上身近な法律問題について市民一人ひとりに寄り添ういわばかかりつけ医のような弁護士として、予測不能なリスクの渦中でグローバル展開している地場企業に寄り添い企業が抱える国際的・国内的法律問題について的確なアドバイスをする企業法務に強い弁護士として、あるいは、地域に居住する外国人の支援に奔走する弁護士として、地域社会に根差した活動を展開しています。
本法科大学院は少数ながら裁判官および検察官も輩出しており、彼ら・彼女らもまた、それぞれの勤務地において諸事件の解決を通じて地域社会に貢献しているといえます。
地域社会に貢献するローヤー

基礎を固め、応用力をつける法律基本科目

法律基本科目には十分な時間をとり、必要なことは繰り返し学習します。基本を重視し、基礎的素養と考える力を養うとともに、演習等で応用力を身につけます。

充実した実務基礎科目

「臨床実務Ⅰ・Ⅱ」「ローヤリング」「法文書作成」「民事訴訟実務基礎Ⅰ・Ⅱ」「刑事訴訟実務基礎Ⅰ・Ⅱ」等、多彩な実務基礎科目で実務に対する関心を高め、実務家としての基礎的能力も身につけます。

多様な展開・先端科目

新しい法分野、あるいは実務の中から生成されている法分野などを修得するための科目群です。①公共関係科目、②民事関係科目、③国際関係科目、④その他科目に大別され、学生がめざす法曹像にあわせて履修ができるよう、多様な科目を配置しています。