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現代中国学部 東南大学(南京市)サマースクールに参加しました

学部プログラム
本学の海外協定校の一つ、中国南京市に位置する東南大学の外国語学院日本語学科が主催するサマースクールに、2025年8月31日から9月6日まで現代中国学部生4名が参加しました。
講義期間中は、同学部の河辺一郎教授、田村和彦教授が集中講義を行い、同大学で日本語を学ぶ学生6名と、本学の学生が同じ教室に集い、連日3時間、4日間にわたって共通テーマに基づき、議論と交流をおこないました。

本活動は現代中国学部の正課である「相互交流応用」に関する取組です。両大学の学生が、それぞれの学ぶ言葉の技能と学習動機を高めるとともに、相互の理解を深めることを目的として、例年実施されています。

到着翌日から、さっそく合同授業が始まり、最初の自己紹介を通じて打ち解けた雰囲気になりました(写真)。
授業以外では、文化財にも指定されている同大学の四牌楼キャンパス、自然豊かな九龍湖の新キャンパスの見学等の参観をおこないました。
また、同じ時期に同大学に滞在していた公立小松大学国際文化交流学部の学生の皆さんと一緒に、南京城壁博物館を訪問したり(写真)、「老門東」と呼ばれる歴史文化街区で散策や買い物も楽しみました。
また、愛知工業大学の学生の皆さんと、ダブルディグリー制度で日本語を学んでいる東南大学の理系の学生さんたちとの交流会にも参加する機会を得ました。

短い時間でしたが、本学で学んだ中国語を使って現地でコミュニケーションをはかる楽しみ、一歩踏み出して自分の意見を述べる積極性、異文化への理解、文化的背景の異なる他者との交流、協働する意義などを体感することができました。

愛知県の友好都市である江蘇省、名古屋市の友好都市である南京市に位置する東南大学との特色ある取り組みは、来年度も実施予定です。
ご期待ください。

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写真上から:
・合同授業の様子
・四牌楼キャンパス
・老門東の城壁を前に、公立小松大学、東南大学生と