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【短期大学部】短期ハワイ研修を実施しました

学部プログラム
短期大学部(以下、愛短という)では、2025年2月2日(日)から9日(日)の8日間、米国ハワイ州オアフ島で短期研修(ハワイ研修)を実施しました。今回は新型コロナウイルス感染症による中断を経て、5年ぶりの現地研修となり、短大1年次の6名が参加し、現地では、ホスト校のハワイ大学リーワード・コミュニティーカレッジ(以下、リーワード)からの提案により、現地調査とサービスラーニング(体験学習)を中心とする充実した内容の研修となりました。

愛短は、昨年4月より、留学準備講座(英語圏短期研修入門)やオンライン交流という形で、日本とハワイの学生同士のつながりを大切にしてきました。これまでの交流で愛短の学生が「自然環境保護、和食、日系移民、SDGs」などについて話題提供し、相互理解を深めてきました。そして、今回の現地研修では、上記に関連するテーマについて、英語によりハワイの実情を調査・実体験する機会に恵まれ、ハワイの人々の伝統文化と叡智が、世界的な観光地として発展しつづけるオアフ島の自然環境と人々の生活をいかに活性化し持続可能にしているかについて学ぶことができました。
また、①ハワイに生息する動植物の固有種を保護することの文化社会的重要性について、各分野の専門家から話を聞く、②ハワイの伝統食とされる「タロイモ」の栽培の社会文化的価値、③ハワイの日系移民の知られざる歴史を学ぶ、④現地NPO(Mālama Maunalua)の協力により、マウナルア湾のサンゴ礁と生態系を守る活動に参加する、⑤Hawaii FoodBank にて現地のフードロスや貧困対策への取組みを体験するなど、日本の教科書からは得られない知識や情報を得ることができました。

学生たちは、日本社会の便利さとは異なる、ハワイの生活や価値観に初めは戸惑うこともありましたが、各自が毎日、目標を立てて行動し、挑戦し、考え、話し合い、試行錯誤していく中で困難を乗り越えていきました。
研修の終盤には、現地の学生たちと将来の夢などについて語り合っている姿が印象的で、現地の学生からは、「同世代の日本の学生と直接お話ししたり、一緒に活動したりしたことは有意義な経験だった」とのコメントもいただきました。

最後に、本研修を通じ、学生一人ひとりの成長を後押ししていただきましたハワイ大学とリーワード・コミュニティーカレッジの皆様に心から御礼申し上げます。

Mahalo nui loa! (=Thank you very much!)