News & Topics

【国際コミュニケーション学部】国際フィールドワーク(タイ)を実施しました。

学部プログラム
2月5日から15日間、国際コミュニケーション学部の11名の学生が、
同学部の平田晶子准教授の引率のもと、タイでフィールドワークを実施しました。

同国でのフィールドワークは、約20年ぶりです。

今回のテーマは「タイの環境保全取組とエコツーリズムの実態」です。
発展著しいタイでは、近年、大気汚染が課題になっています。
経済と環境は密接にかかわりますが、まさにタイの現状に触れる活動内容になりました。


前半は、本学の海外協定校の一つであるナレースワン大学(ピッサヌローク県・1999年協定締結)に訪問しました。
人文学部日本語専攻の学生たちの共同補助のもと、
仏教徒が9割以上を占める同国ならではの調査として、
精神・社会エコロジーのありかたの視点から、僧侶への聞き取り調査も実施しました。

後半のチェンマイ大学(チェンマイ県)では、理学部環境科学研究センターを受入機関として、
理学部副学部長補佐スメート・サクンスーンスック(Sumet Sakulsermsuk)博士と
環境科学研究所所長ソンポーン・チャンタラ(Chantara Somporn)博士が
本学の学生を迎えてくださいました。

11月12日に本学に来訪された
同大学のワーン・ウィリヤー(Wan Wiriya)博士(環境科学研究所・助教)の協力のもと、
SDGsプログラムではごみ拾い活動に参加したほか、
山岳の学校の食文化調査にも取り組みました。
最終日には、同大学から学生にサティフィケイトが授与されました。

経済発展を遂げるタイに暮らす人々が、どのように環境と共存しているのかを
宗教や、動植物の変容の観点から調査する貴重な機会になりました。

写真とあわせて御覧ください。

1枚目:タイ最大リサイクル企業ウォンパニット社訪問時プラスチックリサイクルの工程学習
2枚目:人文学部正門前にて日本語専攻の教員と学生と(ナレースワン大学)
3枚目: COVID19前後にみる孤食に関する意識変化の調査(チェンマイ大学食堂)
4枚目:ラーンナー伝統文化継承同好会による歓迎会(チェンマイ大学)

タイ最大リサイクル企業ウォンパニット社訪問時プラスチックリサイクルの工程学習

人文学部正門前にて日本語専攻の教員と学生と(ナレースワン大学)

COVID19前後にみる孤食に関する意識変化の調査(チェンマイ大学食堂)

ラーンナー伝統文化継承同好会による歓迎会(チェンマイ大学)