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2022年度現地インターンシップ成果報告会(第19回)を開催

学部プログラム
12月16日(金)、現代中国学部の2022年度現地インターンシップ成果報告会(第19回)を対面(来場)およびオンライン(Teams)により開催しました。


現地インターンシップは同学部3年次生の希望者から選抜された学生が、夏季休暇中の2週間、中国の現地日系企業・団体でインターンシップを行いますが、今年も新型コロナウイルス感染症の影響により、中国現地での研修中止を余儀なくされました。そのため夏季休暇期間中より、日本と中国のオンライン接続で在中国日系企業の方との懇談会をはじめ、静岡県で中国人技能実習生を受け入れしている複数の企業を訪問し、ヒアリ
ングや営業業務同行をするなど積極的に取り組んできました。今回の成果報告会はこれまでの学びの集大成です。

報告会は、愛知大学教育研究支援財団・加藤満憲理事長の挨拶により開会しました。

学生報告では、本プログラムに参加した18名が6グループに分かれ次のテーマに基づき発表をしました(内1名は、諸事情によりオンライン参加)。

≪学生が発表したテーマ(6グループ分)≫
 01. 0→1→14億
 02. 勇気は武器だ!
 03. 異国で持つべき武器
 04. 決断へのプロセス
 05. "フッ軽"で信頼と人脈を得る
 06. 不愛想から笑顔へ

各グループとも、日本と中国の企業文化やものづくりに対する考え方の違いなどを分析し、そこから見出した結論(まとめ)を提示しました。

報告後の堀井優子様(SANNE TRADING JAPAN)および三井克則様(㈱愛知銀行)による講評や、川井伸一学長からの総評では、コロナ禍で現地で学びを深めることが困難な状況の中で、発表をやり遂げた学生たちへの労いと激励のお言葉がありました。

最後に、砂山幸雄現代中国学部長よる閉会の辞では、今回の講評者やオンライン懇談協力企業には現代中国学部卒業生が協力いただけていることから、現代中国学部設置よりグローバル人材育成が実践され、連綿と受け継がれ発展し続けていることを実感した、とのお話で締めくくられ、盛況のうちに終了しました。

コロナ禍にあっても対面とオンラインの利点をフル活用し、現地日系企業を考察できたことは、学生たちにとっても大きな自信に繋がると思われます。

報告会終了後に、第19期団長は、緊張の糸が切れたのか、暫くの間会場に座り込み放心状態でした。彼女の様子から、今回の報告会への意気込みの強さやメンバーをまとめあげて教員との潤滑油としての役割に対する葛藤と、来場者・オンライン参加者の前でこれまでの練習の成果をいかんなく発揮しなくてはというプレッシャーなどいろいろな葛藤があり、それらを乗り越えた安堵と達成感に包まれていたことを物語っていました。

今後、学生たちは活動の集大成となる報告書の作成に取り組んで参ります。報告書は完成次第、本学図書館やグローバルラウンジ等に配架予定です。

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2022年度(第19回)現地インターンシップ成果報告会

【日時】 2022年12月16日(金)16:30~18:30
【場所】 名古屋校舎 グローバルコンベンションホール 及び Teams
【次第】 ①挨拶 愛知大学教育研究支援財団理事長   加藤 満憲 様
    ②概要説明・学生成果報告            第19期学生
    ③現地インターンシップ団長挨拶           第19期団長
    ④講評 SANNE TRADING JAPAN       堀井 優子 様
        株式会社愛知銀行ソリューション営業部 三井 克則 様
    ⑤総評 愛知大学学長            川井 伸一 先生
    ⑥閉会の辞 愛知大学現代中国学部長     砂山 幸雄 先生
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撮影画像も
(1) 加藤教育研究支援財団理事長ご挨拶
(2) 学生による発表①②③(生協カメラマン望月氏提供)
(3) 第19期団長挨拶
(4) 川井学長による総評
(5) 砂山学部長による閉会の辞
(6) 第19期と来賓の皆様、先生方で集合写真
(新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に十分に留意して撮影しました)

加藤教育研究支援財団理事長ご挨拶
学生発表①
学生発表②
学生発表③
団長挨拶
川井学長総評
砂山学部長閉会挨拶
発表学生・来賓・教員との記念撮影