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2022年度国際教育推進講演会を開催しました。

グローバル人材
11月30日(水)、本学名古屋キャンパス・グローバルコンベンションホールにて2022年度国際教育推進講演会を開催しました。

第6回目の今年は、公立大学法人国際教養大学理事長・学長のモンテ・カセム氏を講師にお迎えし、「地球にはばたくZ世代の
人材像~大学の役割は?~」をテーマに講演をいただきました。本学学生を中心に、多数の方にご来場いただきました。

モンテ・カセム氏は、スリランカ民主社会主義共和国のコロンボにお生まれになり、スリランカ大学自然科学部建築学科を卒業後、
1974年から一般財団法人日本地域開発センター研究員・グループアジア80プログラムコーディネーターを務められました。この間
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻の修士課程及び博士課程で学ばれ、1985年から1994年まで国際連合地域開発
センター主任研究員・国連専門官としてご活躍された後、立命館大学教授となられ、立命館アジア太平洋大学学長、学校法人
立命館副総長などを歴任されました。2018年からは大学院大学至善館の学長を務められ、2021年から現在まで公立大学法人
国際教養大学の理事長・学長を務められています。この他にも日越大学(VJU)理事、スリランカ首相上席補佐官を務められるなど、
多方面でご活躍されています。

講演では、研究員・大学教授・学長・建築士などの豊富なご経験をふまえて、グローバル人材の定義や育成の必要性、そして国際教養
大学の統合知と人間力を結びつける取り組みについてご講演いただきました。

参加された方からは、
〇スリランカのご出身ということで、スリランカの現状をふまえ私達Z世代に期待されていることが分かりました。
また、Z世代のどのような行動に期待するかという話の中では実際に現場を自分の目で確かめる「現場力」という
言葉に強い印象を受けました。これからを大切に行動していきたいと思います。
〇Z世代が担うこれからを、どのようにしていくとよいか考えさせられました。信念を持って、目標を持って社会に
還元することが大切だと思います。とても貴重なお話を聴くことができ、有意義な時間となりました。

などの感想が寄せられ、講演会は成功裡に終えることができました。

国際教育推進委員会では、今後も本学学生のグローバル教育の推進のため、様々な取り組みを行ってまいります。