12月２日（木）13：00より、グローバル人材育成講演会（主催：国際教育推進委員会、グローバルラウンジ部会）を開催しました。コロナ禍での講演会ということで、オンライン（Zoom）でオーストラリアと本学名古屋キ
ャンパスグローバルラウンジ、そして豊名両キャンパス在籍学生のオンライン参加者を繋ぎ、学生・教職員を含め全体で約50名のご参加がありました。

本学国際コミュニケーション学部ＯＢであり、長年オーストラリアの小学校で日本語教師として活躍されている講演者の上野一博様は、オーストラリアからオンライン（Zoom）で『海外で勉強すること、働くこと　－オーストラリアでの17年の体験を振り返って』と題して、上野様の高校時代に抱いた将来の目標、大学受験、当初アメリカの大学院進学を考えていたがオーストラリアの大学院への進学を選択した経緯、そして今日に至るまでのお仕事についてなど、ご自身の体験をありのままに語っていただき、結びには「努力を重ねれば、思い描いた夢はおおよそ実現することができる」ことを体現されたことをお話いただきました。グローバルラウンジから参加した学生は、真剣な眼差しで画面に集中し、話された内容を熱心にメモしていました。

また、講演終了後、参加学生からは、「英語力上達ためにどのような勉強されていたのか」「人生のターニングポイントはどこだったと思われるか」「海外の大学院に進学に向けて準備しているがどのようなことを意識したらよいか」など多くの質問が寄せられ、上野様は丁寧に回答されていました。

参加学生からの感想は「留学経験が勉強になった」「無料参加できて将来のためになる話だった」「実際に海外で生活や働いている中での具体的な話が聞けた」「オーストラリアでの教師について知ることができた」「再度留学や、就職について考える大切な機会になった」「海外ではどんな時も日本代表という言葉がとても感動した」「貴重な人生観を聴くことができた」など、とても前向きな感想を聴くことができました。コロナ禍で海外渡航が難しい状況が続く中、将来のキャリアビジョンを考える有益な機会となりました。

≪講師略歴≫
　上野　一博 氏
　岡崎市出身
　2002年　愛知大学国際コミュニケーション学部　言語コミュニケーション学科（現：英語学科）卒業
　2004年　渡豪
　2006年　マッコーリー大学教育大学院教育学修士コースワーク課程修了（教育学修士）
　　　　　シドニー　Macquarie University（Master of Education）
　2007年　ラトローブ大学教育大学院初等教育課程修了（初等教育教員免許取得）
　　　　　メルボルン　La Trobe University（Graduate Diploma of Education-Primary Education）
　2008年-2012年　ビクトリア州立シデナム・ヒルサイド小学校（Sydenham Hillside PrimarySchool）にて
　　　　　　　　   日本語と図工や2年生クラス副担任を歴任
　2013年-現在　　 ビクトリア州立アシュバートン小学校（AshburtonPrimary School）にて日本語教諭
　（添付のチラシを合わせてご覧ください）

≪講演会の様子≫
　以下の画像をご参照ください。


講演会概要はこちらをご参照ください。