クイーンズ大学は、カナダ・オンタリオ州にある、カナダを代表する名門大学であり、本学の海外協定校のひとつです（2008年協定締結）。
クイーンズ大学BISCは、1995年グローバル人材の育成を目的としてイギリス・イースト・サセックス州・ヘイルシャムにあるハースモンソー
城内に設立されました。本学からは、2015年度秋学期よりThe Upper Year Programへ学生派遣を行っており、出願には高度な英語力が
求められますが、現在に至るまで合計3名の学生を派遣しています。

新型コロナウイルスの影響で現在クイーンズ大学BISCへの学生派遣を中断していますが、新たな試みとしてオンライン交流プログラム
「Intercultural Student Media Project」を開始致しました。

このプログラムには、BISCの学生、同大学海外協定校の学生が参加します。学生同士で行うインタビューを通じて、異文化コミュニケーション力
の向上を目指し、相互理解を深め、グローバルな視点を持ちながら、以下テーマについてコンテンツを制作します。

＜プロジェクトテーマ＞
SDGs No.4 Quality Education
すべての人々への、包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。

Target4.5
2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育
や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。

学内で希望を募ったところ、法学部、経営学部、現代中国学部、国際コミュニケーション学部から4名の参加希望者がありました。
今後、他大学のグループメンバー（クイーンズ大学、慶應義塾大学、名古屋市立大学）と討論、調査、発表を行います。

新型コロナウイルスの影響により、未だに海外渡航には様々な制限がある状況ですが、国際交流課では協定校等と連携しながら、
今後も幅広いレベル、内容の交流プログラムや企画を検討、実施していきたいと思います。