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「カナダオンラインプログラム」を実施しました。

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国際交流課では、例年夏期・春期休暇を利用した短期海外語学セミナーを実施しています。

2020年度は、コロナ禍の影響により現地での実施はできませんでしたが、協定校が実施する語学(英語・中国語)を学ぶオンラインプログラムや専門分野を英語で学びオンラインで討論や発表をするプログラムを紹介してきました。さらに、春期休暇期間では、留学できない現状においても今後の留学のきっかけになるプログラムとして、新たにバーチャルホームステイやバーチャル市内観光などを中心としたプログラムのオンライン上での実施を試みました。

期間は2021年3月1日(月)~3月5日(金)5日間、カナダのホストファミリーや大学生とオンラインによる交流を目的としたもので、豊橋、名古屋の両校舎からの参加に加え他大学からの学生も一緒に学ぶことができました。

このプログラムは、カナダバンクーバーと日本との時差を考慮し、日本では朝9時から、バンクーバーでは夕方の4時からの開始とし、1日3時間弱、5日間、現地の人たちとの「交流」を中心に実施しました。ホストファミリーとの交流では、バンクーバーにいるホストファミリーが実際に家の様子を撮影しながら案内し、カナダと日本の生活や家庭の違いなどを話していました。カナダ人大学生との交流では、小グループに分かれて、各々の大学生活やバイト、趣味、また日本でのおすすめの訪問場所や、カナダで行ってみたいところなどを話したり、ジェスチャーゲームをしたりしました。バンクーバー市内観光では、バンクーバーのことを英語で説明を受けたあと、現地大学生に実際にバンクーバー市内から街の様子を伝えてもらいました。

参加学生から、英語での発言は思うようにできずもどかしさを覚えても、英語で異なる文化の人と話をすることは楽しいと感じ、また一層英語の勉強を頑張ろうという気持ちになれたとの感想も届いており、オンラインプログラムであっても、交流の楽しさを体験し、次へのステップにできることを証明してくれました。自宅から画面を通じての交流や観光でしたが、参加した学生は、最初は緊張気味で発言が途切れがちであっても、回を重ねるにつれ笑顔が増え、最終日のクラスでは、皆が笑顔で「カナダに実際に行きたい」と語っていました。

コロナウイルスの影響により、今後もいつ従来どおりの海外留学が再開できるか不透明な状況ですが、国際交流課では今後もオンラインを中心に、現状で実施可能なプログラムや企画を検討、実施していきます。