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2020年度現地研究調査報告会「日中国際学生シンポジウム」(日本・中国オンライン接続)を実施しました。

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11月14日(土)に現代中国学部3年生20名、北京外国語大学日語学院生19名による「日中国際学生シンポジウム」が
日中間でのオンラインにて開催され、両校関係者あわせて50名ほどが出席しました。



現地研究調査は、現代中国学部の3大現地主義教育の一つとして、1999年から北京を初回として実施してきました。
22回目となる今回は、2020年に新たに協定を締結した北京外国語大学日語学院(日本語学科)との記念すべき第1回目の実施です。

 

 例年は、夏季休暇期間に現地で10日程度の調査活動を行いますが、今年は新型コロナウイルスの影響により、オンラインでの実施に変更し、
「中国の企業」をテーマに調査活動に取り組んできました。



 10月29日からのオンライン調査活動時には、北京外国語大学の先生による講義や、現地の企業関係者による座談会、
両校学生間での討論を行いました。また今回は同大学の学生も講義、座談会に参加しました。



 報告会は、本学の川井伸一学長、北京外国語大学の孫有中副校長の開式挨拶に始まり、 本学の学生は中国語で、
人材資源管理、女性就業、農村観光、SNSの分野に関する調査報告を、北京外国語大学の学生からは、その発表に対する評論が行われ、
双方で意見交換を行いました。現地とのオンラインでの共同調査活動やその内容は、コロナ禍がもたらした変化の1つとなりました。



 報告会終了時には、砂山幸雄現代中国学部長、徐滔日語学院長から両校の学生に修了証書が授与され、2週間にわたる調査活動を締めくくりました。

今後も参加学生らは報告書「学生が見た北京社会」の発行に向け、論文執筆に取り組みます。