【交換留学】タイ・ナレースワン大学 国際コミュニケーション学部 2年次留学
タイ
所属:国際コミュニケーション学部
交換留学(タイ ナレースワン大学)
留学時期:2024年4月~2025年3月(2年次在学時)
留学までに準備すべきこと
愛知大学の交換留学では、ナレースワン大学の所属を人文学部もしくはインターナショナルカレッジから選択することができます。私が選択したインターナショナルカレッジでは、授業は全て英語で行われ、文法や会話の練習をするだけでなく、経済や人事、異文化交流などについて勉強しました。授業は、ある程度英語が理解できればついていけると思いますが、会話に自信がないという人は、渡航までに留学生と話したり、英語の授業に積極的に参加したりしてみてください。私は、4月末に渡航して授業が始まるまでの約2か月間はナレースワン大学の国際交流機関(Center for Information Technology and Communication Service)で行われる英語の授業を受け、英語を話す練習をしました。
学外では、タイ語を使用する機会が多いので、少なくとも挨拶や基本的な表現は知っておいた方が良いと思います。また、タイ語の文字が読めると、分からない単語をすぐに調べることができるだけでなく、英語での意思疎通が難しい相手ともタイ語でやり取りすることができます。また、発音も文字も勉強した人の方が会話表現だけ勉強した人よりも上手く出来ると思います。愛知大学では、タイ語の授業が開講されているので、興味がある人は受講を検討してみてください。少しでもタイ語が話せるとコミュニケーションが円滑になるだけでなく、「タイ語上手いね!」とたくさんの人に褒めてもらえます。
言語面以外で準備しておくことは、日本について知っておくことが大切です。留学先の友人や先生から日本について聞かれることが多いので、生活習慣、歴史、食べ物、観光地についての知識をつけておくと良いです。また、タイでは日本のアニメが好きな人が非常に多いです。アニメを見ておくと共通の話題ができやすいので、お勧めします。
留学中の授業・生活について
渡航直後は、タイ語も英語も上手く話せず、タイ人のタイ語がすごく速く感じられ、かなり不安でした。留学生にはバディという生活面をサポートしてくれるナレースワン大学の学生がつきますが、彼女と連絡を取るのにもかなり時間がかかりました。授業が始まると、英語での授業になれずついていくのに必死でしたが、先生に質問したり、事前に分からない内容や単語を調べることで乗り越えることができました。偶然、日本人の学生が周りに一人もいなかったので、日常生活で日本語を全く使わないということも大きかったと思います。
また、言語よりもはるかに苦戦したことがクラスメイトとどう協力するかでした。価値観の違いを感じても、そこで諦めることなく、メンバー内で役割分担をし、締切日を決めて協力することでよい方向に進めることができました。留学中は、学習意欲の高い学生と一緒に行動することや、留学を決めた理由を思い出し、周りに流されない心構えが大事だと思います。
10月中旬からの約1か月と年末年始に休暇があり、バディと彼女の家族が様々な場所に連れて行ってくれました。休暇中に彼女の祖父母や親戚とも会う機会があり、たくさんもてなしていただきました。旅行中は、彼らとたくさん会話するように心がけ、タイ語の会話力を上げることができました。また、日常生活でも、屋台や大学の食堂でお店の人と顔見知りになり、タイ語で会話をするようになりました。自分次第でいくらでもタイ語の会話練習はできるので、是非積極的に動いてみてください。
留学後の自分について
留学前の私は、周りに流されやすく、自分の意見やNOをあまり強く言えない人間でした。そのせいでクラスメイトの不快な発言に、何も言えずに終わってしまうこともありました。しかし、留学生活で様々な人達と交流する中で、自分の考えを伝える機会を経て「これは大丈夫、これは嫌だ」という線引きをし、それを相手に誤解のないように伝える大切さを学びました。結果として、自分の思いをしっかり伝えた方が良い方向に進むことを学びました。言語や文化を学ぶだけでなく、こうした人との関わり方についても学べたことは大きな収穫だったと思います。
最後に、留学は、今までの自分の人生で一番挑戦し、葛藤し、多くのものを得た1年でした。周囲の人に支えられながら、中学生の頃からの目標であったタイ留学を叶え、沢山の経験を経て充実した時間を過ごすことが出来たので、後悔はありません。この留学生活で得た経験とかけがえのない人との繋がりをこれからもずっと大切にしていきたいです。
留学を検討している学生へのメッセージやアドバイス
タイ留学は、タイ語に興味があるという人、将来海外で働いてみたいという人、自分に挑戦したいという人にお勧めします。言語の勉強は日本で生活していてもできますが、一日中日本語を使わない環境や、外国人として過ごす経験は海外でないとできません。留学前も、留学中も「やらない後悔より、やって後悔!」と思ってたくさん挑戦してください。留学する前と後では世界の見え方が変わると思います。




左上 NUICの校舎
右上 フィールドトリップ中のパタヤの海
左下 プレー県
左下 ナーン県の街
交換留学(タイ ナレースワン大学)
留学時期:2024年4月~2025年3月(2年次在学時)
留学までに準備すべきこと
愛知大学の交換留学では、ナレースワン大学の所属を人文学部もしくはインターナショナルカレッジから選択することができます。私が選択したインターナショナルカレッジでは、授業は全て英語で行われ、文法や会話の練習をするだけでなく、経済や人事、異文化交流などについて勉強しました。授業は、ある程度英語が理解できればついていけると思いますが、会話に自信がないという人は、渡航までに留学生と話したり、英語の授業に積極的に参加したりしてみてください。私は、4月末に渡航して授業が始まるまでの約2か月間はナレースワン大学の国際交流機関(Center for Information Technology and Communication Service)で行われる英語の授業を受け、英語を話す練習をしました。
学外では、タイ語を使用する機会が多いので、少なくとも挨拶や基本的な表現は知っておいた方が良いと思います。また、タイ語の文字が読めると、分からない単語をすぐに調べることができるだけでなく、英語での意思疎通が難しい相手ともタイ語でやり取りすることができます。また、発音も文字も勉強した人の方が会話表現だけ勉強した人よりも上手く出来ると思います。愛知大学では、タイ語の授業が開講されているので、興味がある人は受講を検討してみてください。少しでもタイ語が話せるとコミュニケーションが円滑になるだけでなく、「タイ語上手いね!」とたくさんの人に褒めてもらえます。
言語面以外で準備しておくことは、日本について知っておくことが大切です。留学先の友人や先生から日本について聞かれることが多いので、生活習慣、歴史、食べ物、観光地についての知識をつけておくと良いです。また、タイでは日本のアニメが好きな人が非常に多いです。アニメを見ておくと共通の話題ができやすいので、お勧めします。
留学中の授業・生活について
渡航直後は、タイ語も英語も上手く話せず、タイ人のタイ語がすごく速く感じられ、かなり不安でした。留学生にはバディという生活面をサポートしてくれるナレースワン大学の学生がつきますが、彼女と連絡を取るのにもかなり時間がかかりました。授業が始まると、英語での授業になれずついていくのに必死でしたが、先生に質問したり、事前に分からない内容や単語を調べることで乗り越えることができました。偶然、日本人の学生が周りに一人もいなかったので、日常生活で日本語を全く使わないということも大きかったと思います。
また、言語よりもはるかに苦戦したことがクラスメイトとどう協力するかでした。価値観の違いを感じても、そこで諦めることなく、メンバー内で役割分担をし、締切日を決めて協力することでよい方向に進めることができました。留学中は、学習意欲の高い学生と一緒に行動することや、留学を決めた理由を思い出し、周りに流されない心構えが大事だと思います。
10月中旬からの約1か月と年末年始に休暇があり、バディと彼女の家族が様々な場所に連れて行ってくれました。休暇中に彼女の祖父母や親戚とも会う機会があり、たくさんもてなしていただきました。旅行中は、彼らとたくさん会話するように心がけ、タイ語の会話力を上げることができました。また、日常生活でも、屋台や大学の食堂でお店の人と顔見知りになり、タイ語で会話をするようになりました。自分次第でいくらでもタイ語の会話練習はできるので、是非積極的に動いてみてください。
留学後の自分について
留学前の私は、周りに流されやすく、自分の意見やNOをあまり強く言えない人間でした。そのせいでクラスメイトの不快な発言に、何も言えずに終わってしまうこともありました。しかし、留学生活で様々な人達と交流する中で、自分の考えを伝える機会を経て「これは大丈夫、これは嫌だ」という線引きをし、それを相手に誤解のないように伝える大切さを学びました。結果として、自分の思いをしっかり伝えた方が良い方向に進むことを学びました。言語や文化を学ぶだけでなく、こうした人との関わり方についても学べたことは大きな収穫だったと思います。
最後に、留学は、今までの自分の人生で一番挑戦し、葛藤し、多くのものを得た1年でした。周囲の人に支えられながら、中学生の頃からの目標であったタイ留学を叶え、沢山の経験を経て充実した時間を過ごすことが出来たので、後悔はありません。この留学生活で得た経験とかけがえのない人との繋がりをこれからもずっと大切にしていきたいです。
留学を検討している学生へのメッセージやアドバイス
タイ留学は、タイ語に興味があるという人、将来海外で働いてみたいという人、自分に挑戦したいという人にお勧めします。言語の勉強は日本で生活していてもできますが、一日中日本語を使わない環境や、外国人として過ごす経験は海外でないとできません。留学前も、留学中も「やらない後悔より、やって後悔!」と思ってたくさん挑戦してください。留学する前と後では世界の見え方が変わると思います。
左上 NUICの校舎
右上 フィールドトリップ中のパタヤの海
左下 プレー県
左下 ナーン県の街