【交換留学】台湾・東呉大学 現代中国学部 3年次留学

台湾
所属:現代中国学部 現代中国学科
交換留学(台湾 東呉大学)
留学時期:2023年9月~2024年8月(3年次在学時)

留学に対する想い
交換留学に応募した理由は、今の生活を変えて新たな変化や発見を得たいと考えたからです。何の変化もなく、淡々と過ぎていくだけの日々から飛び出し、留学という挑戦を通して、新たな自分を発見したいと思いました。
台湾を選んだ理由としては、新型コロナウイルス感染症の影響により、現代中国学部2年生時に参加する「現地プログラム」が中止となり、その代替で実施された「2クオーター認定留学」で台湾・東呉大学に留学したことがきっかけです。「2クオーター認定留学」は、4ヶ月間という短期間のプログラムだったため、生活に慣れた頃には帰国となってしまい、もっと長期間のプログラムに参加したいと思いました。交換留学は、現地の学生と共に授業を受けることができるので、現地の学生との交流を通して、スピーキングとリスニング能力の向上だけではなく、異文化理解や新たな自分発見ができると思いました。

留学中に大切にしていたこと
私が留学中に特に大切にしていたことは、まずは挑戦してみるということです。東呉大学では、基本的に学部の授業も履修でき、科目により翻訳・プレゼンテーション・会話など様々な授業スタイルで開講されるので、興味のある授業は出来るだけ全て履修するようにしました。学内では、現地で知り合った学生と同じ科目を履修し、部活動に参加してみる、また学外でも行ったことのない場所を訪れ現地の人々と交流を図る、言語交換会に参加するなど、中国語でコミュニケーションを取る機会を増やしました。中国語は聞けば聞くほど耳が慣れ、何回も聞いて使ってみることで身につくため、常にメモ帳を持ち歩き、分からなかった単語をメモしたり、現地の友人に書いてもらったりして日常生活で楽しく覚えることを大切にしていました。

留学を通しての学び、得られたこと
留学当初は、住居選び、賃貸契約、知らない場所での生活と不安も多く、困惑する毎日でしたが、現地の生活は自分自身で考え決定する機会が多く、対応力やコミュケーション能力が身についたと思います。「分からないことを聞き返したら呆れられてしまうのでは」、「会話が途切れてしまうのでは」と不安になりますが、積極的に聞き返し学び、次に活かすことが大切だと思います。
また、現地の学生と日々の生活を過ごしたことでスピーキングとリスニング能力が大幅に向上し、自信がつきました。また、様々な意見や価値観に触れたことで、自分の価値観や当たり前だと思っていたことが、他国では違うことに気づき、視野を広く持つことや多様な価値観を受け入れることの大切さを学びました。また、興味を持ったことに失敗を恐れず挑戦すること、積極的に行動することで生まれる活動の幅や人脈は、計り知れないものがあると思います。留学でしかできない経験で学びを得たことが、自分を成長させる糧になりました。

留学を検討している学生へのメッセージ
留学先で、普段と違う生活をすることに不安を感じるかもしれませんが、留学を通して多くのことを学ぶことができ、今後の学生生活に必ず役に立つと断言できます。語学力だけであれば、日本で勉強するだけでもある程度向上することができると思いますが、留学という経験は日本ではありえない驚きや新たな発見があります。まずは、挑戦して、他国の人と交流し、自分を見つめ直す機会を作ってみてください。新たな自分に出会えると思います。美味しい食事や綺麗な景色、旅行など楽しいこともたくさんありますよ!

卒業後の進路について
海外に挑戦できる企業に就職が決まりました。留学を通して、新たな環境に挑戦することへの自信がうまれ、この経験を活かし活躍したいと考えました。



左上 休日に部活のメンバーと旅行で台南に行った写真
中上 現地の学生と年越しをしに台北101に行った写真
右上 友達の卒業アルバム用の写真を一緒に撮影
左下 部活の研修で高尾へ行き、別の大学の台湾人と撮った写真