【交換留学】台湾・国立台湾師範大学 現代中国学部 2年次留学

台湾
所属:現代中国学部 現代中国学科
交換留学(台湾 国立台湾師範大学)
留学時期:2019年8月~2020年8月(2年次在学時)

 留学期間中、語学力の向上はもちろんのこと、いろいろな点で成長できたと感じます。この1年間、生活で困ったことがあれば頼れるのは自分しかいない、と心がけ、留学期間中、語学力の向上はもちろんのこと、いろいろな点で成長できたと感じます。この1年間、生活で困ったことがあれば自分に頼るしかないという状況であり、ビザの手続きや病院での受付、住居の確保など多くのことを自力でこなしたことで、日本語の通じない海外でも自分自身の力でどうにかできたという自信につながりました。

 自分の中で特に変化があったところは、物事を多方面から見れるようになったことです。語学の授業など多国籍の学生が集まっている授業で、意見交換をする際、自分自身の価値観や日本人の中では当たり前だと思っていたことが、他国では当たり前でなく、全く異なる意見を持っている場合があるということを知り、とても刺激的で面白いと感じました。いろいろな意見や考え方を知ることで自分の視野や世界が広くなったように感じました。また、意見を発言する際、多くの日本人学生は恥ずかしがって意見を言わないことが多々ありますが、欧米人を先頭に皆自分から次々と負けずに自分の意見を言うという積極的な行動を目の当りにすることで、自分もせっかく留学に来たのだから負けてはいられないと間違ってもいいからチャレンジしようと思うようになりました。学期末の際に、あるクラスメートに学期が始まったばかりの頃は質問されても曖昧に答える典型的な日本人のようだったけど、現在では、はっきりと意見を言うようになったねと、言われるようになりました。もちろん語学の運用力が上がって使える単語が増えたことも原因として挙げられますが、自分でも以前よりも積極的になれたと感じています。

 今後の目標としては、まずHSK6級の取得を目指しています。また今後中国語を使う頻度が減ってしまうと思いますが、今まで培ってきた中国語の運用能力を落とさないように、中国語の番組を視聴するなどして保っていきたいです。将来、中国語を使用できる仕事に就きたいと考えております。いつかまた台湾に長期滞在をしたいと考えているため、現在はどのように滞在をするか模索中です。
 
 この1年とても貴重な体験ができました。ご協力していただいた国際交流課の皆さんに感謝でいっぱいです。