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日本画家 平松礼二画伯作品リトグラフ(額 縦19.5cm×横29cm)
《寄付金額 30,000円》
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愛知大学出身 名誉博士の平松氏による平版画です。

日本画家 平松礼二画伯

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東京都生まれ。愛知大学名誉博士。愛知県立旭丘高等学校美術課程在学中から「青龍展」へ出品し入賞を重ねる。愛知大学法経学部卒業後も精力的に作品を発表し続け、中日文化賞はじめ多数の受賞歴がある。1996年に訪れたパリでクロード・モネの作品に衝撃を受け、その制作地を探訪。従来の日本画の枠を超えた「ジャポニスム」シリーズを発表する。2000年から雑誌「文藝春秋」の表紙を11年にわたって担当。現在も21世紀を代表する日本画家のひとりとして国内外で活躍する。

『モネの池・金色の雲』(画伯解説)

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印象派画家の中でもモネほど花を愛し、庭づくりに情熱を傾け、その庭で多くの重要な作品を生み出した画家はいない。
私はオランジェリー美術館にあるモネの大作「睡蓮」に出会って以来モネ研究に歩を進めた。
私が研究の末辿りついたのは庭そのものがモネ芸術であり芸術と生活が一体化したものである。
モネの一言がそれを言い表している。
「私の最も芙しい作品は私の庭だ」と。
この庭には日本美術の精髄が込められている。
池の形は手鏡、橋は太鼓橋、花は和花に、樹は竹林など。
モネの発想は日本の浮世絵にあった。
私はこの池で作品の構想を練った。
モネの視線の先には何があったのか実作を重ねた。