【千葉支部】千葉刑務所見学会を開催しました
報告
今回は、これまでの歴史探訪とは趣きを変えて、めったに訪れることのない刑務所を探訪してみました。
令和8年3月12日、心配された天気も上々で温かい午後に千葉刑務所を見学しました。
今回の企画は、齊本支部長の法務省との繋がりにより特別に許可され実現しました。埼玉支部から3名、神奈川支部から3名にご参加いただき、千葉支部の8名を加え、総勢14名の参加でした。
千葉駅に集合し、バスで約10分、住宅地の中に忽然と刑務所が現れ、まずはビックリしました。
本館は、明治40年に竣工されました。建築家山下啓治郎の手による画期的な重厚でネオゴシック風の赤レンガ建築で我が国建築史上名高いものです。この建築様式は、全国5か所ありましたが、一部は、明治村に移築展示され、実際に刑務所として使用されているのは、千葉の本館だけとのことです。(立派な建物ですから、下見に訪れた時は、NHKがドラマの撮影で大勢のエキストラが門をくぐるシーンを撮っていました。)
厳重な警備の下で全員番号札を付け入場し、まずは菊地所長自ら30分ほど、刑務所の概要について説明を受けました。収容者は、現在1,015人で、 基本的に初犯で刑期10年以上の成人男子受刑者で、約7割が殺人等の生命・身体犯、半数が無期懲役という重い刑に服している者とのことであり、また、成田空港が近いことから多くの多国籍の外国人被収容者を収容しております。
なお、約100年ぶりに監獄法、刑法が改正され、「監獄」が「刑事施設」のなり、改善更生、社会復帰を目指す教育的処遇が導入されたとのことです。
その後、30分ほど施設内を案内していただき、木工、革工などの作業、入浴、運動(運動は全員が1日30分行うとのことでした。)などの状況を案内していただきました。受刑者が全員、真摯に作業に取り組んでいる姿を見て、何故こんな人が罪を犯したのかとの思いを新たにしました。なお、当所が作成する革靴など革製品は刑期が長期になっているので技術もとても優秀でかつ廉価なので、注文してから引き渡しまで2年半待ちとのことでした。
見学した後は、30分ほど質疑応答の時間が設けられました。「医療体制はどのようになされているか」「死亡した場合どのように葬っているか」「刑務官は武器を持たないが、受刑者同士の争いがあったときはどのように対応しているのか」「入浴時のお湯の使用量は制限されているのか」などの質問が相次ぎ、これには菊地所長自ら丁寧に答えていただき時間をオーバーするほどでした。
刑務所を見学した後は、刑務所に隣接するCAPIC(刑務所作業製品販売所)を特別に開放していただきましたが、全国の刑務所からの製品で、価格も安く珍しさもあり皆さん購入されていました。
その後は、千葉駅前の「築地・日本海」にて、非日常的な所への見学でしたので、「またとない機会での刑務所見学、複雑な心境」などとの感想をいただき、また、それぞれの近況など歓談して、見学会は終了しました。



令和8年3月12日、心配された天気も上々で温かい午後に千葉刑務所を見学しました。
今回の企画は、齊本支部長の法務省との繋がりにより特別に許可され実現しました。埼玉支部から3名、神奈川支部から3名にご参加いただき、千葉支部の8名を加え、総勢14名の参加でした。
千葉駅に集合し、バスで約10分、住宅地の中に忽然と刑務所が現れ、まずはビックリしました。
本館は、明治40年に竣工されました。建築家山下啓治郎の手による画期的な重厚でネオゴシック風の赤レンガ建築で我が国建築史上名高いものです。この建築様式は、全国5か所ありましたが、一部は、明治村に移築展示され、実際に刑務所として使用されているのは、千葉の本館だけとのことです。(立派な建物ですから、下見に訪れた時は、NHKがドラマの撮影で大勢のエキストラが門をくぐるシーンを撮っていました。)
厳重な警備の下で全員番号札を付け入場し、まずは菊地所長自ら30分ほど、刑務所の概要について説明を受けました。収容者は、現在1,015人で、 基本的に初犯で刑期10年以上の成人男子受刑者で、約7割が殺人等の生命・身体犯、半数が無期懲役という重い刑に服している者とのことであり、また、成田空港が近いことから多くの多国籍の外国人被収容者を収容しております。
なお、約100年ぶりに監獄法、刑法が改正され、「監獄」が「刑事施設」のなり、改善更生、社会復帰を目指す教育的処遇が導入されたとのことです。
その後、30分ほど施設内を案内していただき、木工、革工などの作業、入浴、運動(運動は全員が1日30分行うとのことでした。)などの状況を案内していただきました。受刑者が全員、真摯に作業に取り組んでいる姿を見て、何故こんな人が罪を犯したのかとの思いを新たにしました。なお、当所が作成する革靴など革製品は刑期が長期になっているので技術もとても優秀でかつ廉価なので、注文してから引き渡しまで2年半待ちとのことでした。
見学した後は、30分ほど質疑応答の時間が設けられました。「医療体制はどのようになされているか」「死亡した場合どのように葬っているか」「刑務官は武器を持たないが、受刑者同士の争いがあったときはどのように対応しているのか」「入浴時のお湯の使用量は制限されているのか」などの質問が相次ぎ、これには菊地所長自ら丁寧に答えていただき時間をオーバーするほどでした。
刑務所を見学した後は、刑務所に隣接するCAPIC(刑務所作業製品販売所)を特別に開放していただきましたが、全国の刑務所からの製品で、価格も安く珍しさもあり皆さん購入されていました。
その後は、千葉駅前の「築地・日本海」にて、非日常的な所への見学でしたので、「またとない機会での刑務所見学、複雑な心境」などとの感想をいただき、また、それぞれの近況など歓談して、見学会は終了しました。





