愛知大学キャンパス

第3次活動基本方針

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 第3次活動基本方針

活動基本方針
社会環境の変化への対応、将来を見据えた進化を目指し、大学および同窓会は課題解決と改善を目標に掲げた基本構想を策定してきた。大学は第5次基本構想により、10年後の将来像(VISION)をまとめ、その実現のための取組内容が公表された。同窓会は、活動のための意思統ーと組織の拡充.改革の指針として策定した第1次・第2次の活動基本方針(グランドデザイン)により、課題の解消はもとより連帯感の強化や同窓会及び大学の地位向上などを目指してさまざまな取り組みを行い、母校の隆昌発展を期した大学支援とともに数々の成果を上げてきた。第3次活動基本方針では、財政基盤の確立を前提条件として、第2次で実施した大学、後援会との協働による「三位一体事業」をもとに、組織間の連携を強化した「持続的協働体制」により総合的発展を目指し、同窓会活動の目的とする「会員相互の親睦」、「大学の隆昌発展への寄与」とともに、「愛知大学第5次基本構想への対応」を設定し、同窓生の関心と満足度を高める施策や、準会晨である学生との交流、直接支援を事業項目として新たに取り組む。
愛知大学三遠南信地域連携研究センター(センター長戸田敏行教授)が2020年度に実施した全卒業生アンケート調査によれば、86.6%の回答者が母校に対して「愛着」を感じているということが明らかになった。同窓会として設立の原点に立ち返り、多くの同窓生が持つ心の絆を大学への持続性のある支援事業に反映させ、組織を挙げて取り組む活動の道標とする「第3次活動基本方針」をここに策定する。

基本目標達成のために取り組む3分野の事業項目及び取組内容

1.会員相互の親睦

  1. 同窓会活動の充実 
    (1)財源の安定確保と補助制度を拡充する。
    (2)会員の維持会費納入率を高める(各支部10%up)。そのための特別委員会(実践プロジェクト)を設置する。

  2. 支部と部会の再編
    (1)部会の再編と助成の見直し、支部との連携を推進する。地域ブロックの再編、支部の統合、規模の適正化による活性化を目指す。
    (2)支部・部会活動の充実を図る事業や、新規参加者の掘り起こし、女性会員を拡充するための事業に財政的な支援を行う。

  3. 交流イベントの実施
    (1)後援会主催の父母教育懇談会への積極的参加と、同窓会の存在意義を学生と父母への理解を求める。
    (2)創立70周年全国総会の開催に向け、コロナ禍で停滞した支部・部会活動の再開と機運を高める。

  4. 設立75周年に向けて
    (1)会員個々が「誇りの持てる愛知大学」を意識し、誇示するための情報を共有する。また、支部・部会の特色を打ち出す。
    (2)会員相互のネットワーク、同窓会SNSの積極的活用による情報発信とデジタル化を推進する。

2.愛知大学の隆昌発展への寄与

  1. 財政支援
    (1)(公財)愛知大学教育研究支援財団および校友センターへの寄付による助成事業については予算額の適正化を図る。また学生への直接支援により同窓会の認識を高める。
    (2)事業の見直しをはじめとした新たな財政基盤を確立したうえで、大学創立80周年に向けた募金活動への協力に備える。

  2. 協同事業
    (1)大学執行部と同窓会役員との協議により、大学が求める支援・協働事業を計画し実行する。
    (2)支部の管轄地域において愛大教員による講演会を誘致し、一般聴講による地域貢献事業をとして実施する。
    (3)職域のネットワークを確立し、産学連携への協力・推進により、地場産業との協定締結を目指す。

  3. 持続的発展に向けた経営強化への支援
    (1)3拠点(名古屋、豊橋、東京)を効果的に連携させた情報発信等、大学支援を強化する。
    (2)産官学の連携に同窓会が各機関とのパイプ役を果たす。

3.愛知大学第5次基本構想への対応

  1. 学生との交流の推進
    (1)学生イベントへの積極的参加と財政支援により、在学生に同窓会への理解を促す。
    (2)「Ai-CONNEX」(キャリアサポート・コミュニティ)への支援と、シニア・アドバイザー体制を確立し人的資源を整備する。
    (3)企業・団体等の社会で活躍する愛大OBによる「同窓会寄付講座」を設け、学生の同窓会への関心を促す。
    (4)学生による部会の設立と運営を支援する。

  2. 大学との連携事業
    (1)各ブロック会議、支部総会などを拡大し、大学からの教育派遣による講演を積極的に取り組むことにより、参加者の満足度を高める。
    (2)「ホームカミングデー」の拡充など、校友センターによる新たな三社共同事業を実施する。
    (3)在学生の情報を共有し、卒業後は会員に関する情報として整備し運営する。
    (4)全国または地域の企業に勤める会員のネットワーク「愛大経済人クラブ」を設立し、交流の場とする。

  3. ブランド力の強化
    (1)全国からの志願者を増やすための施策(入試広報支援)を積極的に行い、次世代の受験・入学を推奨する。
    (2)文化・スポーツまたは地域貢献活動などによる愛大生の評価とイメージづくりを推進し、マスメディアによる広報と情報発信を行う。
    (3)同窓会が積極的な行事・活動を行い、それを広報する。