愛知大学 現プロだより

~現代中国学部 現地プログラム 学生・教員からの近況報告~
現プロだより2024
台湾・国立台湾師範大学からのたより

4月のたより

学生からのたより

◆寮の周辺について 
私たちが暮らしている寮の周りは、いつも多くの学生で賑わっている。スーパーや飲食店に加えて、映画館やカラオケなどの娯楽施設もあり、とても便利である。
私が1番気に入っている点は、寮の周辺に沢山の飲料店が並んでいる点である。台湾では至る所に飲料店があり、それぞれの店舗ごとで特徴が違うため、友人同士でお薦めのお店を教え合って、飲み比べをするのが日々の楽しみである。日本にいる時はあまり飲料店に行く習慣が無かったため、これは台湾に来てできた日常の1つだなと感じる。また、規模は小さいが、公館夜市という夜市もあり、夜になると公館駅周辺は多くの人で賑わう。グルメを楽しむのは勿論、夜でも明るくて賑やかな通りは、そこを歩くだけでも楽しいものである。
台湾に来てから1ヶ月が過ぎ、現地の生活にも慣れてきた。4月にしては暑すぎる気温と、湿度の多さにはまだ慣れないところはあるが、そういった、日本との違いをこれからも沢山探していきたいなと思う。

寮付近の飲料店

公館夜市
広報委員 澤田 澪

◆4月3日(水)の地震について 
4月3日(水)に台湾で大きな地震が起こった。台湾の人に聞いたところ、台湾は日本ほど地震が多くないため、今回の地震は台湾内では大騒ぎであった。私たちは4月3日(水)に現地プログラム1回目の単元テストの予定だった。しかし、地震で学校の窓が割れたり、ものが落ちたりと校内に入れる状態ではなかったので単元テストは延期になった。突然の大きな地震にみんなパニックになっていたが、各クラスの先生を始め、リーダーと副リーダーが筆頭となってみんなの安全確認をしていたり、他のメンバーもお互いに安全確認をし合ったりと適切な行動が取れていた。そのため、誰も怪我をすることなく避難ができたのでよかったと思う。4月4日(木)からは、清明節で4連休だったので外泊や外出の予定を立てている人がいたが、地震による被害のため中止になってしまった。

地震発生直後の校舎
広報委員 伊藤 楓華

◆教育実践活動について 
4月27日(土)、私たちは宜蘭に教学実践活動に行った。バスに乗って宜蘭に行き、まずは宜蘭傳統藝術中心で藍染め体験をした。3種類の模様の中から自分が作りたい模様を選び、教えて貰いながら作った。同じ模様の中でも色を付ける部分が多かったり、白いところが多かったりと、個性が出ていて自分だけの作品になり、思い出になった。その後、奇麗灣珍奶文化館で昼食を食べた。台湾に来てからは屋台で食べるご飯が多かったのでビュッフェ形式のご飯が久しぶりでみんな嬉しそうだった。昼食と一緒に頂いたタピオカミルクティーは電球型の容器に入っていた。館内での自由時間を過ごしたあと、宜蘭星源茶園に行き、茶摘み・茶枕作り・緑茶アイスクリーム作りをした。茶枕作りではいくつかの絵や文字の中から好きなものを組み合わせてデザインした。緑茶アイスクリーム作りでは職員さんの流す曲に合わせて掛け声を出しながらアイスを振るのが盛り上がった。朝が早く移動も多かった為、みんな疲れていたが、楽しい思い出になったと思う。

藍染め体験後の集合写真

茶園での集合写真
広報委員 伊藤 楓華

3月のたより

学生からのたより

◆台湾の街中で流れる音楽について 
台湾での生活に慣れようともがきながら、違う景色の中を歩く日々。当たり前に違う言語を話す周りの人々、見慣れない看板や知らない匂いに体と心が一致しない。自分はどこにいるのだろうかと問いかけ、目覚めの質を落とす悪夢を見ているような感覚だった。そんな中、最初に不思議に思ったことは、街中で流れる音楽についてだ。群衆の波に酔っていた私を救ったのは、ふと耳にした優しい音。せき止められない視覚からの情報を遮断してくれたのは、雲が泳ぐ青空のように心地良い音色だった。台湾に留学するまで、私は耳に入る全ての音を変えなければならないと考えて自身を脅迫していた。だが道を歩いてみるとどうだろう。音の聞き方は、日本でも台湾でもほとんど変わりはないと気付いた。良い音楽を休息とする質感に特異点は無いのだろう。これからの台湾での生活に、私の耳はぴったり同じ形となることが出来るだろうか。少しずつでもそれを実現するために、街を歩くことの大切さを身をもって実感していきたい。

空港から宿舎へ向かうバスの中

台北市内の夜道
広報委員 田中 寿宜

◆国立台湾師範大学について 
初めての留学ということで、世界の門を叩くほどの大きな覚悟とプレッシャーを抱えて迎えた授業初日。通学バスに乗る作法やエスカレーターを待つ時間の使い方など、台湾で生活するために必要な初期知識などひとつもない。私たちが唯一共通して持っていた仲間意識など、今は何の役にも立たないのだ。そんな時は想像を膨らませるほか無い。時に大きな力を発揮する想像力、という可能性は私たちの心の拠り所となっただろう。迫る時間を無慈悲に感じても、余力として光る想像をしまいこんだ絹のような未来が、大丈夫だと言ってくれた。国立台湾師範大学の先生方は人間として眩しくて、先が見えなくて目が眩む空想を持った心を快活に掬ってくださった。そこで私は考えた。人類たり得るためには考えることではあるが、自身の中で学び導き出した答えこそが、人類の一員としての価値を持つものなのかもしれないと。それが、優れた直感を持つ先生方から学んだ最初のことだった。

授業中の様子1

授業中の様子2
広報委員 田中 寿宜

◆交流会について 
3月29日(金)に国立台湾師範大学で第1回交流会が行われた。交流会では日本に興味を持っている台湾の学生と日本、台湾の文化などについて共有した。まずグループに分かれて自己紹介を行った。コミュニケーションが取れるか不安だったが、日本語を話せる学生が多く参加し、私たちと積極的にコミュニケーションを取ってくれた。その中で日本のアニメやアーティストに興味を持っている方もみえ、とても盛り上がった。また、大学近くのおいしいお店や、休日にぴったりな観光スポットなど台湾についての情報をたくさん教えてもらった。その中で、お店の名前や料理名などの中国語の発音を丁寧に教えてもらい、これからの台湾での生活に活かしていきたいと思った。しかし、交流会中、台湾の学生同士の会話は聞き取ることができず、私たちが話した日本語を中国語に訳してもらう場面が多かったため、中国語のスキルはまだまだであると感じた。次の交流会では私たちが積極的に中国語を使ってコミュニケーションが取れるように日々努力したいと思う。

交流会①

交流会②
広報委員 笠原 菜々子