【九份、十分について】 広報委員 加藤 結衣
4月第1週目の清明節という台湾の大型連休に初めての市外外出として、九份と十分に同部屋の友達と出かけた。移動距離が長いことや、電車が1時間に1回しか来ないことに不安を抱えながらもまずは十分に向かった。前日に電車のチケットの買い方や、乗る電車を下調べしておいたおかげで無事迷わずに辿り着くことができた。到着してすぐに念願だったランタン飛ばしを体験した。色を選ぶ時もみんなそれぞれの願いを書く時はもちろんだが、ランタンを飛ばす瞬間は想像していた以上に楽しかった。ランタンのお店の人が写真や動画を沢山撮ってくれて思い出にも残すことができとても嬉しかった。次にタクシーに乗って九份へ行った。タクシーの運転手さんがすごく気さくに話してくれて移動時間も苦にならなかった。九份に着くとよく写真で見ていたあの有名な街並みが目の前に広がっていて、ただ歩いているだけでもすごく楽しめた。しかし、歩いているとおいしそうな食べ物が多く売っていて、その匂いに誘われるように食べ歩きもした。夕方になるとライトアップされた街並みを見るために眺めのいいお店でお茶をした。暗くなってから見た景色は本当に綺麗で感動した。ちょうちんの赤色と夜景が相まって、すごく幻想的な雰囲気が感じられた。一番定番の観光スポットではあるが、やはり有名なだけあって台湾に来たら一度は訪れることを勧めたいくらい、とても魅力的な場所だった。


ランタン飛ばし(十分) 夜景(九份)

食べ歩き(九份)
【台湾の交通事情について】 広報委員 古方 ほのか
台湾に来て1ヶ月が経ち、現地の道路事情にも少し慣れたように感じる。3月中は色々と不慣れで移動時はMRTを利用していたが、近頃はバス移動も多くなった。日本のバスとは違い、バス停にバスが来たら手を挙げて乗る意思を伝えないと通過してしまう場合があり、言語交換パートナーに教えてもらって初めて乗ることが出来た。値段は学生割で12元(約54円)と大変安く、MRTとは違い、駅から少し離れた場所にもバス停があるので比較的便利であると感じる。しかしデメリットもあり、早着した場合は出発時刻まで待つことなくそのまま出発してしまうので、大事な時にはあらかじめ余裕を持って行動する必要がある。また、台北市内にはタクシーも多く走っており、配車アプリを使うことでより快適に移動ができる。値段はバスやMRTより高くなるが、速い上にスマホで呼ぶと5分以内には来るので、急ぎの際はよく利用することが多い。なかには日本が好きな運転手もおり、気さくに話しかけてくれる人もいるため、ちょっとした交流も楽しむことが出来る。4月はこれらの交通手段を組み合わせることが出来るようになり、3月よりも快適に台湾での生活が送れたと感じた。しかし、台湾の交通機関で台鐵(日本でいう在来線)や高鐵(新幹線)にはまだ乗ったことがないため、市外外出をする際には利用してみたいと思った。


台北駅 台湾師範大学付近の道路