【台湾ならではの体験について】 広報委員 加藤 結衣
台湾での生活も残りわずかとなり、最近では台湾でしかできないことを沢山経験したいという気持ちが強くなり、様々な場所に出かけるようになった。今回は特に印象に残っている体験を三つ紹介する。一つ目は火鍋だ。クラスメイトと一緒に食べに行ったのだが、日本のものよりも辛くてみんなで驚いた。ただ辛いというよりも唐辛子が多く入っていて痺れるような辛さだった。日本で食べていた辛い鍋はキムチを使っているものがほとんどだったため、耐性がなく少しずつしか食べられなかった。しかし、日本ではない具材も食べられたので嬉しかった。二つ目はオリジナルのドリンクホルダーを作ったことだ。自分が好きなワッペンを選んで配置を考えたらお店の人が接着してくれる。このようなDIYのお店は日本にもあるが、ドリンクホルダーは台湾らしさを感じるのでとてもよい記念になったと思う。台湾では外出先でドリンクを買って持ち歩く機会が多いので重宝している。
三つ目はマンゴーかき氷だ。最近暑くなってきてマンゴーを使ったスイーツが増えてきた。その中でもマンゴーかき氷は特に有名だ。台湾のマンゴーは安くておいしいためおすすめだ。台湾には刨冰というガリガリ系のものと雪花冰というふわふわ系のものの二種類のかき氷がある。違う良さがあってどちらもおいしいが、個人的には雪花冰が好きでよく食べている。残りの台湾での生活も有意義に使って後悔を残さず日本に帰りたいと思う。



火鍋 ドリンクホルダー 芒果雪花冰
【台湾の生き物について】 広報委員 古方 ほのか
6月に入り、台湾ではセミが鳴き始めた。目を閉じると気候も相まって日本の夏休みのような感覚になる。また、外のベンチで座っていると足を蚊に刺されたりと日本と同じような体験ができる。しかし、日本では見ない生物もたくさんいる。街中ではハトやスズメだけでなく、ハッカチョウというくちばしの黄色い鳥を見かける。さらに台北市内の自然の多い場所や師範大学のキャンパス内にはズグロミゾゴイというサギのような鳥が歩いていることがある。人間に対してあまり警戒心がないのか近距離で観察しても逃げないことが多いように感じる。しかし、サギのような大きさの鳥を街中で見かけたことがないため、初めて見つけたときは少し驚いた。スマホのカメラで生き物の種類を調べることができるため、日本では見たことのない生き物を見つけた際には調べるよう心がけている。
そして、宿舎のあるキャンパス内の広場では時々リスが走っている。想像していたリスより一回り大きく、一瞬見ただけではリスと判別できないサイズ感であった。また、夜のキャンパス内ではアフリカマイマイという大きいカタツムリがいたりと、台湾の生物はどれもサイズが大きく日本との違いをひしひしと感じた。

キャンパス内で見つけたズグロミゾゴイ

宿舎で見つけたタイワンリス