◆授業開始までについて
約三週間のオンライン授業を終え、9月27日よりマレーシア・ジョホールの南方大学学院での現地留学が始まった。初日は中部国際空港から6時間ほどのフライトを終え、シンガポール・チャンギ空港に到着した。マレーシアの入国審査では時間を要してしまい、宿舎に到着した時には24時を回っていた。疲れながらもなんとか初日を終えることができた。

イミグレーションに向かう一行
翌日、ジョホールバル市内ツアーに連れて行ってもらった。文化村に行き、マレーシアの文化を体験した。職人さんが溶かした蝋を使い描いた輪郭に色付けをするバティックを体験した。それぞれの名前入りだ。他にもマレーシアの伝統的な結婚式をみんなで再現したりと様々な現地の文化を体験した。これからの留学生活が楽しみになるジョホールバル市内ツアーとなった。

バティック
広報委員 横井 咲希
◆文化体験講座について
毎週木曜日、午後の授業では文化体験講座を受講している。3か月の中で3種類の項目を月替わりで受講する予定だ。まず10月に私たちが受けていたのは「24 Festival drums」という太鼓の演奏である。腰ほどまである大きな太鼓を演奏する。楽譜は無く、先生の「イーアー」の掛け声でどう叩くかを覚えなくてはいけない。速度も早いのでみんな必死に頑張って覚えた。
そして先日、最後の授業を終えた。授業開始時はままならなかった演奏も音が合わさって上達したように感じる。太鼓を激しく叩いて筋肉痛になったり、叩くタイミングを覚えるのが大変だったりしたが、先生に優しく指導していただき最後までやりきることができた。マレーシアでは何かと車移動ばかりで運動不足になりがちであるため、汗だくになる授業は貴重であった。

ポーズの指導を受ける学生

集合写真
広報委員 横井 咲希
◆語学パートナーと過ごす休日について
10月7日(土)午後、語学パートナーが私たち日本人学生を犬猫カフェへ連れて行ってくれた。語学パートナー6人、日本人学生13人の大所帯だ。このカフェは犬たちの部屋と猫たちの部屋が分かれており、初めにワンドリンク注文すればどちらも自由に行き来することができる。また、エサがひと袋3リンギットで販売されており、犬たちにエサをあげることもできる。日本では、ドッグカフェといえば、小型犬をイメージするのではないだろうか。しかし、このカフェにいた犬はチャウチャウやハスキーなどの中型犬ばかりだったので驚いた。猫たちの部屋は、犬の部屋に比べてとても静かで、眠っている子が多かった。しかし、猫じゃらしも用意されており楽しく遊ぶことができた。
犬猫カフェで遊んだあとにはそこから徒歩数分のところにあるカラオケに行った。マレーシアのカラオケには中国語曲だけでなく、日本語曲やK-POPもあり全員で楽しむことができた。語学パートナーは中国語曲を歌い、私たちは日本語曲を歌い、互いの文化を知ることができたのではないか。

チャウチャウ
広報委員 中矢 彩智