愛知大学 現プロだより

~現代中国学部 現地プログラム 学生・教員からの近況報告~
現プロだより2025
マレーシア・南方大学学院からのたより

4月のたより

学生からのたより

【ヘナタトゥー体験】 広報委員 篠田朋花
4月15日私たちは毎週火曜日に行われるIndian cultureの授業でヘナタトゥー体験を行った。ヘナタトゥーとは、ヘナという植物の葉を粉末にしたものを水や油と混ぜて作ったペーストで、肌に模様を描くボディアートの一種である。天然の染料で、一般的に1~2週間ほどで消えるため一時的なタトゥーとして知られている。自分で好きなデザインを決め、自分で描いていく工程は非常に難しいものであった。乾くまで描いた部分の扱いに気をつけて、10分程度で塗った部分が剥がれてくる。それを剥がすと色が模様の形でつくのである。各自それぞれのデザインは十人十色で、興味深いものであった。ヘナタトゥーを通して、インド文化の学びを深めることができた。

ヘナタトゥーの色を載せた直後     ヘナタトゥーの完成

【マレーシアでの娯楽について】 広報委員会 篠田朋花
ジョホールバルには、留学しながら語学パートナーや現プロマレーシアに参加している友人と娯楽を楽しめる様々な施設がある。例えば、宿舎から一番近くにあるparadigm mallには、本格的なクライミングやローラースケート,カラオケ,映画館,猫カフェなど様々な娯楽施設が入店している。さらに、paradigm mallにはネイルサロンや美容院も入店しているparadigm mallに限らず、ジョホールバル市内の複合商業施設には、ネイルサロンや美容院、カラオケ,映画館などの娯楽施設が入店しているところがほとんどだった。私と友人はparadigm mallのネイルサロンに訪れた。料金はワンカラーネイルで95RMだった。(日本円で約3300円)。そのため日本と価値は同じようだ。仕上がりも素敵で、留学中の息抜きであり、楽しみになっている。マレーシアでの留学中、語学パートナーや現プロマレーシアに参加している友人と娯楽を楽しむことで、勉強の息抜きにもなり、現地の人との関わりによって様々な学習につながる。

paradigm mall内のローラースケート場  ネイルサロン内のネイルデザイン

【マラッカ観光】 広報委員会 篠田朋花
先日、マレーシアでの留学プログラムの一環として、みんなでマラッカを訪れた。まず向かったのは、鮮やかなサーモンピンクの建物が印象的なオランダ広場だ。かつてオランダに統治されていた時代の雰囲気を感じ感慨深い経験になった。その後は、美しい海に面した海峡モスクへ。モスクに入る際には、肌を隠すためにイスラム教の伝統的な服を着用し、宗教への配慮や異文化理解の大切さを実感した。
また、マラッカの伝統的な街並みも歩き、現地の文化にふれることができた。特に印象に残っているのは、ニョニャ衣装を着た体験だ。華やかで繊細なデザインの服を身にまとい、写真を撮ったり、当時の暮らしに思いをはせたりと、貴重な時間を過ごした。今回のマラッカ訪問は、マレーシアの多様な文化や歴史を学ぶ良い機会となった。

海峡モスク

ニョニャ衣装

3月のたより

学生からのたより

【現地プログラム(マレーシア)の開始】 広報委員 篠田 朋花
3月13日マレーシアでの現地プログラムが始まった。朝8時ごろ集合し、中部国際空港からシンガポール・チャンギ空港を経由して、クアラルンプール国際空港に着陸。クアラルンプールから少し離れたKLANA RESORT SEREMBANに宿泊し、翌日バスを利用して南方大学学院に到着した。大学到着後、現地プログラム開幕セレモニーが行われた。セレモニー会場には語学パートナーや今後お世話になる先生方も同席しており、セレモニー後一緒に食事をした。マレーシア到着後、大学では当たり前に全て中国語が使われるため、重要と思われる説明が聞き取れず春休み勉強を怠っていたことを後悔した。宿舎や大学内を職員の方に案内され、語学パートナーも同席した。積極的に話しかけてくれるパートナーばかりで、緊張がほぐれた。宿舎に戻ってから、3ヶ月間過ごす部屋をつくり始めた。部屋は想像より広く綺麗で快適であった。夕食は友人と部屋で事前に持って来ていた日本食を食べた。語学パートナーや職員の方の力を借りながら、良い留学生活を過ごしていきたい。  

南方大学学院キャンパス

セレモニーでの食事

【大学周辺の施設と休日の過ごし方】 広報委員 藤岡 美空
週末や祝日には各自買い物に行ったり、近くの娯楽施設で1日を過ごしたりした。大学の周辺で出かけることが出来る場所はいくつかあるが、その中でも愛知大学生がよく利用していたのは、大学から1番近いショッピングモール(パラダイムモール)だ。施設の中にはマレーシアの伝統的な衣服バジュ・クルンが沢山売っていたり、フードコートでは日本で見ることの無い料理を食べることができた。(写真3)また、大学からグラブで30分ほどかかるAEON テブラウでは、日本でも有名な"しゃぶ葉"があった。久しぶりに食べた日本食は本当に美味しくて感動した。しゃぶ葉の他にも大型ショッピングモールのスーパーやダイソーには日本食が売られていて、日本の味が恋しくなった時にすぐ手に入れることができた。娯楽施設は、レゴランドやステラモールの横にあるEuro fun parkが楽しかった。
現地の方達は拙い中国語や英語でも優しく聞いてくれて、ゆっくり返してくれたので凄く勉強になった。マレーシアは優しい方ばかりと分かってこの先の留学生活も安心して過ごしていけると思った。    

パラダイムモール                          レゴランド              Euro fun park

【1Day JB Tour Buy Dialy Goodsでのマレー文化村】 広報委員 篠田 朋花
3月15日、私たちはジョホールバル市内をバスで観光する1Day JB Tour BuyDialy Goodsに参加した。このツアー内で、マレー文化村に案内された。マレー文化村では、まずマレーシアの伝統文化の話を聞いた。高床式の住居を見学し、マレーシアの人々が着用する衣服も見学した。さらに、「バティック」と呼ばれるマレーシアの伝統的なペインティングを体験することができた。絵の具をあらかじめ書かれた絵の上に垂らして、水で伸ばす工程はかなり難しいものであった。色を分けて使うことでより工夫された作品になり、とても興味深い体験となった。マレーシア文化村を訪れた後、私たちは浅水湾海番村 Senibong Bay Seafoodに昼食を食べに訪れた。そこでは日本人の口にも合う新鮮な海鮮料理をいただいた。さらにそこからはシンガポールが見え、楽しいひと時を過ごした。1Day JB Tour Buy Dialy Goods では、マレーシアの伝統文化や、マレーシアでの料理などを味わうことができ、非常に充実した1日であった。  

バティック体験            ツアーで訪れた昼食