◆【帰国後の生活】広報委員 篠田朋花
現プロ・マレーシア組は、6月8日に帰国した。帰国後は数日間ゆっくりと過ごし、6月12日からは約3週間にわたりオンライン授業を受講した。オンライン授業は、自宅など自分の好きな場所で、9時30分から13時15分まで行われた。現地での授業と同様に、45分の講義と15分の休憩を4回繰り返す形式 である。授業時間が比較的短いため、集中力が持続しやすい点が利点だと感じた。
私生活では、日本の生活に戻ったことで、これまで当たり前だと思っていたことに感動する場面もあった。たとえば、日本のお手洗いを利用した際、その清潔さに改めて驚かされた。
食事面では、マレーシア料理が恋しくなり、帰国前に購入していた「チャークイティアオ(char kway teow)」を自宅で作ってみた。チャークイティアオは、マレーシアやシンガポールを中心に東南アジアで親しまれている人気料理 である。
マレーシアでの3か月間は、私の人生において非常に貴重な経験となり、かけがえのない財産となった。


オンライン授業の様子
◆【生活報告会(現地ライフレポート)】広報委員 藤岡美空
留学の最後には、これまでの成果を発表する会が行われた。グループごとに詩を読んだり、歌を歌ったりして、どの班も工夫を凝らした発表をしていた。最初は少し緊張したが、練習の成果もあってみんなで楽しくやりきることができた。
その後は、一人ひとりが自分の興味のあるテーマについてプレゼンテーションを行った。全員が中国語で発表する形式で準備に時間はかかったけど、そのぶん達成感も大きかった。文化や習慣、気候、食生活などテーマはさまざまで、クラスメイトの個性や関心がよく伝わった発表だった。
自分にとっても中国語で自分の考えを伝えるという貴重な経験になった。緊張したが、先生方や留学生のみんなが温かく見守ってくれたので楽しく発表することができた。発表会は、この留学で学んできたことをかたちにして示せる、大切な締めくくりの時間だったと感じた。

生活報告会の様子

集合写真
◆【チャンギ空港】 広報委員 藤岡美空
留学最後の思い出はチャンギ空港で過ごした時間 である。留学の出発時、日本からマレーシアに移動する際はチャンギ空港の滞在時間が短く、ゆっくり周ることができなかったが、帰国する日は5時間ほど自由な時間があった。それぞれ3ヶ月共にすごした仲間と最後にご飯を食べたり空港内のお店を見て周ったりして過ごした。
私が1番楽しみにしていたのはJewelの人口滝(HSBC レイン・ボルテックス) である。
見に行った時ちょうど滝を使ったライトアップショーがやっていて見ることができた。想像していたよりも大きな滝で迫力があった。夜に見に行ったということもあり、Jewel全体がカラフルなライトで照らされていて幻想的な空間に感動した。
最後の手荷物検査を終え、全員で飛行機に搭乗した。飛行機が離陸する時、窓の外を見ながら沢山の思い出が蘇ってきた。行きの飛行機ではマレーシアの生活がどうなるか想像がつかず不安だったけど、異国の地での3ヶ月の留学を経て言語力だけではなく人間的にも沢山成長して日本に帰ることができて嬉しかった。
この体験は自分の人生の中でとても濃く大切な思い出になった。


HSBC レイン・ボルテックス 機内食