【青島について】 広報委員 6班 上條彩歌
5月31日(土)から6月2日(月)の端午节、私は親族訪問の為に青島に2泊3日滞在した。天津から青島まで高鉄で約4時間かかるので、こんなに長い時間高鉄に乗ったことが無いのと初めて行く青島に内心ウキウキしていた。
青島は天津よりも涼しくて、夜は少し肌寒いぐらいだった。街並みも天津とはまた違い、少しヨーロッパみたいだなと思った。海もすごくきれいで、透き通るような青だった。海鮮料理もスパイシーな味付けで、これはこれで美味しかった。
青島といえば青島ビールなので、親戚と一緒に青島ビール博物館に行った。青島ビールの起源やどのように作られているのか、実際に使われている道具のレプリカなどが置いており、展示物は目を引くような面白いものがたくさんあった。私はその時まだ20歳ではないので出来立てのビールを飲むことはできなかったが、ビールを飲めない人でも十分に楽しめるような博物館だった。成人したときにまた博物館にビールを飲みに行こうと思う。



高鉄の青島駅 青島の海 青島ビール博物館
【体験したイベントについて】 広報委員 6班 加藤愛
北京のモールで開催されていた日本アニメのイベントに参加した。日本のアニメが中国でも広く展開され、多くのファンに親しまれている様子を実際に目にし、日本文化が海外で受け入れられていることに嬉しさを感じた。
また、天津で開催された「天津瞳画动画展」というコスプレイベントにも足を運んだ。イベントに参加していた現地の人々が互いのことを「老师」と呼び合っていたことが非常に印象的であった。これは中国のコスプレイヤーの間で流行している呼び方であると教えてもらい、現地の文化的流行を体感できたことが嬉しかった。日本のイベントとは雰囲気や参加者のスタイルが異なり、新鮮で非常に楽しい体験であった。
さらに、漢服体験にも挑戦した。漢服だけでなく、チャイナドレスなどさまざまな伝統衣装が用意されており、ヘアメイクや化粧、撮影のサポートまで丁寧に対応してもらえた。撮影は、天津の「五大道」と呼ばれる歴史ある美しい街並みを背景に行い、まるで過去にタイムスリップしたかのような感覚であった。
これらの体験を通して、中国における日本文化の受容だけでなく、中国の伝統文化や美意識の深さにも触れることができ、非常に有意義な時間となった。

北京のショッピングで開催されている日本のアニメ「しゅごキャラ!」のPOP UP STORE


天津瞳画动画展 漢服体験
【自助焼肉の魅力について】 広報委員 6班 森信之
6月1日(日)に、天津の人気ショッピングモール「天河城」にある焼肉バイキング店を訪れた。制限時間は120分、店内の食材はすべて取り放題、焼き放題。入口からはすでに炭火の香りが漂っており、期待感が高まる。
店内には肉類、海鮮、野菜、デザートまで種類豊富に並び、どれも鮮度抜群。エビやホタテなどの海鮮ゾーンには専属のシェフもおり、補充が常に行き届いている。特に牛カルビとラム肉がジューシーで美味、焼きたてを特製ダレにつけて食べると箸が止まらない。一方、デザートコーナーにはチョコレートファウンテンやアイス、フルーツも充実しており、子どもたちにも大人気。料理を選ぶ楽しさ、焼く楽しさ、食べる満足感がすべて詰まった2時間となった。
日本の焼肉は単品注文が主流で、ゆっくり味わうスタイルが多い。一方、中国の焼肉自助は「大量・多種・高速」、その場のにぎやかさと豪快さが魅力。文化の違いが食事のスタイルにもよく表れていた。



焼き台とタレ 海鮮とデザートコーナー 食材を選ぶ客たち