愛知大学 現プロだより

~現代中国学部 現地プログラム 学生・教員からの近況報告~
現プロだより2024
中国・南開大学からのたより

6月のたより

学生からのたより

◆北京について
広報委員 2班 西垣 奏汰
中国では、六月八日から十日の三日間は端午節という祝日により三連休となった。連休を利用して私は北京へ旅行に行った。北京环球影城(ユニバーサル北京リゾート)は、日本と作りがとても似ており、加えて中国で人気のアニメ、カンフーパンダエリアなど中国独自のエリアもあった。
二日目は世界文化遺産の故宮博物院に向かった。保存が最も完備している木造建築の一つとだけあって、どの施設も保存状態がとても良かった。故宮博物院は、明や清の時代から皇帝の王室宮殿としており約九千以上の部屋がある。博物院の敷地はとても広く、東京ドーム約十五個分もの面積を誇っている。歩くのはかなり大変だが中国の歴史を肌で感じることができるので、北京に行った際はぜひ立ち寄ってほしい。

カンフーパンダ

故宮博物院

◆上海について
広報委員 2班 清水 慶哉
私は6月1日、2日にかけて友達と上海へ行った。上海までは、電車で11時間と、とても遠かった。私たちは、上海タワー、外灘、豫園などたくさんの場所を回った。どの場所も観光客など人が多く、賑わっていた。特に心に残ったのは上海タワーである。世界で二番目に高いビルであり、その高さのから見られる夜景はすごく綺麗で感動した。上海では、タクシーや地下鉄などを使って移動をして現地の人たちと話したり貴重な経験になった。上海は天津からかなり遠いが本当に行ってよかったと感じた。6月になり現地の人たちと会話が少しできるようになり、成長を感じた。

外灘

豫園

上海タワーからの夜景

5月のたより

学生からのたより

◆万里の長城見学について
広報委員 2班 早川 英輝
4月20日に行われた全体イベントで、天津市薊県にある万里の長城、黄崖関長城(中国語: 黄崖关长城)の見学に行った。長城付近の飲食店で昼食を食べた後、3時間半ほど自由散策の時間が与えられ、各々山頂を目指して登り始めた。
長城の入り口付近には、古代の戦いで使われていたと思われる武器や太鼓などが展示されていた。山頂までの道中はたくさんの国内外の観光客で賑わっており、途中に点在する飲み物や土産物の売店で買い物をする人々も見受けられた。頂上に近づくにつれて道が険しくなったが、数人の友達とともに登り切ることができ、大きな達成感を得られた。
太古の昔にこのような巨大な城を作り上げたことの偉大さを、身をもって感じることができた。

古代の武器

長城からの眺め

◆伊勢丹について
広報委員 3班 萩村 颯斗
一昔前まで伊勢丹だった商業施設に行った。伊勢丹の建物だったからか日本料理の店(ココ壱番屋、和幸等)も多く、懐かしさを感じた。また近くのショッピングモールとも地下で連結されており、ショッピングしたいならここに来るべきだと思えた。また、一緒に来た友達はNBAショップに大興奮しており、小さい人形を買って大喜びしていた。自分も興味はあったため何を買おうか迷ったが、高すぎて諦めた。そして床屋がありここで髪を切った。料金も安かったため思い切って日本ではしない髪型に挑戦した。翌日授業で現地の先生方や同級生に似合っているよと言われほっとした。

伊勢丹

NBAショップ

◆HSK補講にて
広報委員 2班 小林 壮ノ介

4月24日からHSK補講が始まった。この補講ではまず実際のHSKを模した問題を解き、解いた後答え合わせするという順序で行われた。この補講を受ける前は自信がなく、自分があまり高い点数をとれると思わなかった。だが実際やってみるとリスニングでは合格点までもう少し、読解では高い点数を取ることができた。2回目の補講では読解だけだったが8割以上解くことができた。また皆高い点数を取れておりいい刺激にも自信にもなった。6月22日に受けるHSKまであと一か月。5級取得を目指して頑張っていきたい。現プロが二か月ほど経過して残り半分もないが自身の語学力が向上したことは素直に喜びたい。

4月のたより

学生からのたより

◆現プロ初日の様子
広報委員 3班 清水 美空
私は、4月の清明節に友達と天津動物園へ行った。場所は南開大学からバスで約七分ととてもアクセスしやすい場所である。
天津動物園は、水上公園という公園に隣接しており、その公園の面積は53ヘクタールもある。さらに、200種類以上の動物が飼育されており、パンダはもちろん、孔雀やオオヤマネコなどさまざまな動物が集まっている。
その中で、私が釘付けになっていた動物はホワイトタイガーである。実物を見るまでは、ドキュメンタリー番組や映像でしかみたことないので、実際にこの目で見て「ほんとに白く、迫力があるものだ。」と感動したのである。本当に行ってよかったと思えた一日であった。

トラ館

ホワイトタイガー

◆五代道について
広報委員 3班 梁 嘉儀 片桐 万美子
中国では、4月4日から4月7日までの4日間長期休みがある。中国人のみならず、私たち現地プログラムに参加する学生たちも同様である。皆それぞれ故郷へ帰省したり、遠出をしてみたりと思い思いに過ごしている。そんな中、私は友達と4月6日に五大道という場所に行った。
五大道と言えば洋風な建築がずらりと並んでいることが有名で、たくさんの観光客が訪れ、おしゃれな写真を収めている。私もその目的で行ったが、もう一つの目的がある。それは、この春の時期にしか咲かない「桃の花」をみるためだ。一面ピンク色で埋め尽くされ、とてもきれいなものだった。
もし、また天津に行ける機会があるのならば、この4月の時期に桃の花を見に行きたい。

五大道 花道

桃の花

3月のたより

学生からのたより

◆現プロ初日の様子
広報委員 2班 小林 壯ノ介 西垣 奏汰
3月17日、中国拠点にて第27回現地プログラムが開始された。
中部国際空港からおよそ3時間で天津空港に着陸し、バスに乗り換え1時間ほどで留学先である南開大学に到着した。
到着して間もなく、宿舎の愛大会館内の講義室に集まりガイダンスが開かれ、説明や諸注意などを受けた。そこから、一旦休憩を挟み食堂へ行き30元の晩御飯を食べた。初めての本場中国料理は、味が濃く油が多量に使用されているという印象を受けた。これを食べ終え、講義室に戻り各々Wi-FiとSIMカードを購入しネット環境を整えた。多くの学生が苦戦していたが時刻が午後10時を過ぎようとしていたため、翌日に持ち越しとなった。
初日は、大学の規模が日本とは比べ物にならないほど大きく衝撃を受けた。敷地内にスーパーや飲食店、バスケットコートやサッカーコートなどの運動施設もあり敷地内で生活が完結してしまう。これらを最大限に活用し、留学の質を高いものにしたい。

宿舎

スーパー

◆天津市内の様子について
広報委員 2班 小林 壯ノ介 西垣 奏汰
南開大学に到着して数日経ち、天津市全域の行動が可能となった。初めて大学外へ出てみて感じたことは、現地の人々は心優しい人が多いということだ。私たちのつたない中国語にも耳を傾けてくださり、ジェスチャーを加えながら懸命に伝えようとしてくださっている。中国と聞くとどうしても国同士の関係などからあまりよくない印象を持つかもしれないが、実際に行ってみないとわからない現地の方々の優しさを感じた。
少し外を歩くと牛丼チェーン店すき家が、近くのショッピングモールにはユニクロやH&M、はま寿司など、日本でも見られる企業が数多くあった。どの店も多くの中国人で賑わっており、日本の企業は中国で人気があるのだと感じたと同時に、日本人としてこの光景を見て非常に嬉しく感じた。

ユニクロ

天津タワー