愛知大学 現プロだより

~現代中国学部 現地プログラム 学生・教員からの近況報告~
現プロだより2025
中国・南開大学からのたより

4月のたより

学生からのたより

【運動会について】広報委員 1班 氏名 水谷友香、井瀬蒼惟、杉浦梨沙
4月11日に南開大学で運動会(中国語:南开大学国际教育学院和汉语言文化学院2025年春季运动会)が行われた。私たち愛知大学の学生の他に様々な国から留学に来ている学生も参加した。競技は五人六脚、PK戦、砲丸投げなどがあった。日本の運動会ではあまり見られない競技だったので、新鮮であり、とても楽しむ事ができた。競技はクラス対抗で戦ったため、クラスメイトとの仲を深めることができた。最後に、競技ごとに順位がつけられ、1〜3位の成績を収めた班には賞状と景品が送られた。
また、運動会を通じて様々な国の留学生と交流する機会も多くあった。それぞれ話す言語が違っても、互いを応援し合う姿が多く見られ国籍は関係ないということを身をもって実感する事ができた。運動会は多くの学生の思い出に残るものになったと感じている。


運動会横断幕                賞状と景品               様々な国の留学生

【教学実践について】広報委員 1班 氏名 水谷友香、井瀬蒼惟、杉浦梨沙
4月20日、私達は天津市薊県にある黄崖関長城へ行った。到着してすぐに世界文化遺産に指定されている万里の長城の規模に圧倒された。昼食を済ませ各々が頂上まで挑戦し始め、私達も1時間半ほどかけて登頂し、記念撮影をした。道中、急な角度の階段ばかりで大変だったが、帰りにお土産やアイスを買っていい思い出になった。
万里の長城を登る良さは、登るにつれて風景がどんどん良くなっていくという所だと思う。山々に囲まれた場所に位置しているため、空気が澄んでいて気持ちがよかった。
万里の長城は外敵の侵入を防ぐために建造されたと聞き、日本の城にも侵入を防ぐために策が施されているが、日本と中国での造りの違いも感じることができた。

昼食

万里の長城

【清明節について】広報委員 1班 氏名 水谷友香、井瀬蒼惟、杉浦梨沙
中国では4月の上旬頃に清明節と呼ばれる3日間の祝日がある。これは、日本のゴールデンウィークのようなもので、人々が様々な観光地を訪れて大変賑わうのが特徴である。学生たちも天津市内を探索したり、ツアーに参加したりと連休を満喫していた。
私は、南開大学の近くにあるショッピングモールに初めて出かけた。とても大きなショッピングモールで、地下1階から5階まであり様々な店が入っていて、一日中店内で楽しむことができた。
また、次の日には天津市内にある中国古文化街と五大街を探索した。古文化街は屋台が多く、食べ歩きをして中国料理を堪能できた。五大街は駅から少し歩いたところにあり、広場のような開けた場所でのんびり過ごすことができた。駅までの道でもフォトスポットや露店が多く、食べ物以外でも様々なものを販売していた。
清明節中なので普段よりも人が多かったが、十分満喫できた。

ショッピングモール            中国古文化街

3月のたより

学生からのたより

【南開大学津南キャンパスツアーについて】 広報委員 2班 松嶋 真司
3月21日、南開大学津南キャンパスツアーが実施された。津南キャンパスは天津市津南区海河教育園区に 2015年に開設され、総敷地面積は246万㎡をほこる。中心部にある図書館前には同大学の卒業生である周恩来初代国務院総理の像が建っており、足元には彼の言葉である「我是愛南開的」の文字が刻まれている。
また、各種教育施設の他に黒鳥が生息するハート形の池や、治道に並ぶ多様な種類の木々など都市の中にありなから自然も豊かである。ツアーの終盤には、哲学院や、3年次に現代中国学部の希望者が参加する現地研究調査で利用する漢語文化学院も訪れた。今回のツアーで中国特有の広大なキャンパスの雰囲気を感じることができた。この貴重な経験を活かして、これからの現地プログラムでの学習活動により一層力を入れていきたいと思う。

周恩来像

【天津に到着】 広報委員 3班 山崎 漣太郎
天津に到着し、大学外への外出も可能となり、中国での生活にも慣れてきた。大学外に出て感じたことは、日本の企業が多いということだ。日本の企業が中国でも人気があるということはとても嬉しいと感じた。また、現地の人は私たちに対して優しく接してくれることが多いと感じた。まだつたない中国語でも笑顔で対応してくれることが多く、国際情勢を見るだけではわからない関係性を感じた。中国の人々は日本人に対しても積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれるため、天津大学の学生と運動する機会が多くあった。だが、そこでスムーズに会話できないことが悔しいと感じた。この留学が終わる頃には天津大学の学生ともっと仲良くなるために、この留学で中国語の力を伸ばしたいと思う。

愛大会館