◆ジョホールバル市内の交通事情
ジョホールバルの交通事情は名古屋とは大きく異なり、車社会である。市内はバスが走っているが本数、時間ともに限られており不便であるし、徒歩で出かけるということもほぼない。公共交通機関が極めて少ないため、大学への通学は車が当たり前である。
道路の車両通行帯はだいたい2つ以上あり、歩道がある場所はとても少ない。また日本と比べ、信号機がほとんどなくスピードが出しやすいため、一般道でも高速道路のように感じられる。しかし一方で交通渋滞がとても起こりやすく、特にシンガポールとジョホールバルとをつなぐ道路は通勤帰宅の時間である朝夕に毎日といいほど長い渋滞が起こる。
公共交通機関がないという環境は日本にいた頃には体験したことがなかったため、不便に感じることがあった。しかしマレーシアでは民間タクシー配車アプリのGrabが発達しており、日本よりとても安い値段でタクシーを利用できるため、使いこなせるようになると日本人学生だけでも様々な場所へ出かけられるようになった。現地での生活も2ヵ月余りが過ぎ、最近ではこの環境に慣れてきたように思う。
広報委員 加藤真央
◆活力校園
4月27日(金)、私たちが留学している南方大学学院では「活力校園」という新入生を歓迎する催し物が夜に行われた。私たちは日本の大学からのゲストとして参加した。AKBメドレー、R.Y.U.S.E.I.といった日本のポピュラーなダンスに加え、ソーラン節を披露した。どのダンスも留学前から練習を始めており、本番では観客も一緒になって場を盛り上げてくれた。
全員黒のズボンに白のTシャツで揃え、ソーラン節ではそれぞれ赤、青、ピンクの法被を着て今までの練習の成果をだしきった。
特にソーラン節は限られた時間の中で、語学パートナーと一緒に慣れない中国語を使いながら何度も練習を重ねたので、一番思い入れ深いものとなった。
広報委員 高部怜美