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【重要】本学における新型コロナウイルス感染症の集団感染予防対策について(7月15日更新)

大学全般
2020年7月15日

学生、保護者及び教職員の皆様へ
愛知大学 学長 川井 伸一


本学における新型コロナウイルス感染症の集団感染予防対策について(7月15日更新)


1.感染症予防対策の組織的な取組みについて
 本学は、学長をトップとする危機管理委員会及び感染症対策部会を組織し、政府、関係省庁からの通達や指導及び愛知県の策定した「愛知県新型コロナウイルス感染拡大予防対策指針」(以下、「県対策指針」といいます。)に基づき、全学的な体制で感染症予防対策に取り組んでいます。

2.感染予防対策の基本的な考え方について
 本学では、集団感染防止のため、集団感染リスクを高める3つの条件、①多くの人が密集する状態、②換気の悪い密閉空間、③近距離での会話や発声、を同時に発生させないための施策について、全学的な体制で取り組んでいます。

3.集団感染予防の具体的な施策について
 集団感染のリスクを高める3つの条件(3密)を同時に発生させないことを基本的な施策とした上で、さらに、それぞれの条件についても個別に発生させない施策をとることとします。

  • (1)〔基本対策〕学生の皆さんの通学及び構内における対応について
    学生の皆さんの通学及び構内における感染リスク対策として、以下の基本対策へのご理解、ご協力をお願いします。
    ・本学の教職員には出勤前の検温と構内でのマスク着用を義務付けています。学生の皆さんも毎朝、通学前に検温を実施してください。発熱や息苦しさ、倦怠感がある場合は、構内へ立ち入らないでください。発熱による体調不良や感染症への感染が疑われる場合は、保健所等に相談してください。
    ・公共交通機関を利用するときは、会話をひかえてください。また、可能な限り混雑時間を避けてください。
    ・建物の出入り口及び建物内各所に消毒液を設置します。必ず手指を消毒してください。
    ・入構中は必ずマスクを着用してください。マスク着用時に熱がこもる、息苦しいなどの場合には、周りに人が少ない場所で一時的に外すなどの工夫をしてください。
    ・手洗い、うがいを徹底してください。
    ・人と人との身体的距離(できれば2m以上、最低1m以上)を確保してください。
    ・人との会話は、できるだけ相手の真正面で話すことを避けてください。
    ・エレベーターの利用は最大5名以内とし、密集・密接にならないようにしてください。
    ・学生の皆さんが談話をする共用スペースの利用は、長時間にならないようにしてください。
    ・構内での滞在時間は必要最小限としてください。
    ・食事の前には必ず手洗いをしてください。十分な間隔を取って着席し、対面にならないようにしてください。食事中は不要な会話を避けて、速やかに摂るようにしてください。
    ・飛沫感染防止のため、トイレに設置されたジェットタオルを全て使用禁止にしています。
    ・学生対応窓口には飛沫感染防止のため、飛沫を防ぐボードやビニールシート等を設置しています。
    ・窓口での学生の皆さんの間隔を確保するために待機場所の目安となるラインを設けています。

    (2)〔密集対策〕多くの人が密集する状態をつくらない。
    「新型コロナウイルス感染症に係る愛知大学活動制限指針」のレベル2以上では、原則として遠隔(オンライン)授業で実施し、構内で一度に多くの人が密集する状態を発生させないようします。また、許可された課外活動を行う場合には、活動場所や利用施設についても、県対策指針に基づき制限をかけ、密集状態を回避できない施設の使用、密集状態を回避できない活動を禁止します。
    また、一部の授業で対面授業を実施する場合には、より収容定員の大きな教室に変更することで、密集・密接を回避するとともに、使用する教室の座席数を収容定員の半数を上限とし、間隔を確保することとします。
    併せて、対面授業の前後に遠隔(オンライン)授業を受講する学生の皆さんへの配慮として、遠隔(オンライン)授業を受講できる教室を、別途指定します。

    (3)〔密閉対策〕換気の悪い密閉空間をつくらない、密閉空間での活動を行わない。
    対面授業、許可された課外活動を行う場合には、各校舎の施設の環境に適した換気を行い、密閉を防ぎます。
    ・豊橋校舎及び車道校舎では、授業中に1~2回、ドアや窓を開け、自然換気を徹底することで密閉を防ぎます。
    ・名古屋校舎では、空調設備により、厚生労働省が新型コロナウイルス感染予防対策として推奨する換気基準を上回るレベルでの換気を徹底することで密閉を防ぎます。

    (4)〔密接対策〕近距離での会話や発声の際には飛沫感染に注意する。
    対面授業、許可された課外活動を行う場合には、近距離での会話や発声の際には、飛沫感染を回避するように努めることとします。
  • また、他の施策とも連動しますが、人と人との身体的距離(できれば2m以上、最低1m以上)を確保してください。

4.感染症予防のための消毒実施及び県や厚生労働省ホームページに記載された感染症対策の推奨について
上記施策の他、本学では、感染症予防対策の効果を高めるため、厚生労働省及び保健所の基準に基づく消毒を毎日実施し、教室などの多数の人が触れる机やドア、手摺り、エレベーターのボタン等の接触箇所を除菌剤で拭いています。
併せて、学生の皆様には、県や厚生労働省ホームページに記載のある感染症対策として、石けんによる手洗いやうがいを励行すること、不要な外出や人混みの多い場所を避けること、十分な睡眠をとること、等を推奨します。
以 上