留学や就活で実感した「人のつながり」

市川 陽氏

市川 陽氏
2021年 愛知大学現代中国学部卒業
アイシン高丘株式会社


ダブルディグリー・プログラムを利用して、留学先の南開大学(中国)と愛知大学、両方の学位を取得しました。留学期間は約2年間、その前にも現地プログラムで4カ月滞在しています。留学時に私がこだわったのは、日本人のコミュニティに閉じこもらないこと。勉強でもプライベートでも積極的に中国人社会に飛び込みました。趣味のダンスでは現地のスタジオに通い、いつの間にかインストラクターとして中国人を指導する立場に。技術面だけでなく、ダンス仲間に接する私の姿勢が認められたのだと思います。自発的な行動により、座学だけでなく語学の実践機会を多く得ることとなり、充実した留学となりました。
いろいろな「人のつながり」があって、今の自分があるのだと思います。製造業への就職を決めたのも、留学時に出会った企業人に「理系文系に大きな差はない、やる気があればできる」とアドバイスをいただいたのがきっかけです。人と出会える環境を作ってくれたのは、間違いなく愛知大学です。今後は就職したアイシン高丘を舞台に、営業・管理・開発など、文系の枠組みにとらわれず挑戦していきたいと考えています。
中国で所属していたダンスチームの集合写真
南開大学本科卒業式でイタリア人の友人と記念撮影