【10/21〜11/10開催】「コッドレスク(ルーマニアの大学准教授)俳画展」開催について

 このたび本学大学院文学研究科の招聘教授としてルーマニアのオヴィディウス大学から、俳人・俳画家のイオン・コッドレスク先生をお招きしました。この機会を利用して、俳句は芭蕉を、俳画は蕪村を欽仰し範とする先生の俳画の世界を見ていただくため、大学記念館特別展示室にて「コッドレスク俳画展」を開催します。

コッドレスク先生は1951年に黒海西岸のコンスタンツァの西側に隣接するコバディンに生まれ、子供時代から好んで森の中で遊び暮らし四時(しいじ)を友とする生活環境で育ってきておられ、日本人の自然観がよく理解できる方です。
1992年にルーマニアで初めてコンスタンツァ俳句協会を設立され、同時に国際俳句誌『あほう鳥』を創刊されたルーマニア俳句のさきがけとして尽力されてきました。俳人としての国際的活躍と同時に、早くから日本の俳画を研究してこられましたが、今では独自の俳画の境地を切り開かれ、毎年欧米各地に招かれて俳画展、講演会、実演の同時開催の催し物において、俳画の魅力を語り、俳画の普及に努めておられます。

現在、先生の俳画はヨーロッパやアメリカの俳人達からは圧倒的な人気を集め、欧米俳人の方々の句を俳画に仕立て数々の俳画書が刊行されております。日本におきましても一昨年高山の光ミュージアムで開催された「加藤郁乎展」におきまして、郁乎の俳句二十句を俳画に仕立て、会場の入口を飾りました。その成果は昨年、『加藤郁乎俳句とコッドレスク俳画』として論創社から共著の形で出版されております。
十九世紀後半において、浮世絵が西欧の画家達に深甚な影響を及ぼしましたが、今はコッドレスク先生が西洋俳画のさきがけの一人としてヨーロッパに新風を送られ、同時にオヴィディウス大学ではコッドレスク先生の指導の下に学生達はきわめて日本的な趣を生かした画風を築き上げつつあります。
過去には、2013年6月ドイツ・オクトルプ、2014年10月 フランス・ブルターニュ ヴァンヌ、日本では、2014年2月-6月に岐阜で展示会を開催されております。

なお、館内では「東亜同文書院の45年+愛知大学の70年」も同時開催中です。
ぜひ大学記念館にお越しください。