【2月21日開催】シンポジウム「海外からの大学引き揚げをめぐる問題とその位相―東亜同文書院大学から愛知大学への人事的接合性と自国文化への接合―」

東亜同文書院大学から愛知大学への接合性という問題は、海外からの大学引き揚げという世界に類を見ない事例であり、そのことのさらなる研究が求められています。加えて、引き揚げによって国家の内部と外部の文化がどのように接合していったかという問題につながる、探究の意義ある課題です。
本シンポジウムでは、次の二つの視点からの報告を軸に海外からの大学引き揚げと人事的接合性、さらに自国文化への接合という問題を考えてみたいと思います。一つ目は、初期愛知大学の実態を、大学関係者あるいは入学者の視点から考えます。また、二つの大学の接合性の問題を教員人事の問題としてとらえ、教員の人事的側面・思想的側面から両者の性格を明らかにします。二つ目は、東亜同文書院大学から愛知大学への引き揚げの事実自体をいったん相対化させるために、中華人民共和国の成立という社会と国家の変動期における大学の接合と変容の問題を考えていきたいと思います。

13:00~13:30
あいさつ 川井伸一(愛知大学学長・理事長)
神野信郎(サーラグループ名誉顧問・中部ガス株式会社相談役・ホテルアークリッシュ豊橋相談役・愛知大学名誉役員)
趣旨説明  加島大輔(愛知大学文学部准教授)
13:30~14:00
「本間喜一−東亜同文書院大学・同呉羽分校、そして愛知大学−」
藤田佳久(愛知大学名誉教授・東亜同文書院大学記念センターフェロー)   
14:00~14:30
「小岩井淨とその時代−1945年前後を中心に−」
三好章(現代中国学部教授・東亜同文書院大学記念センター長)
14:30~15:00
「東亜同文書院大学教員と愛知大学教員の人事的側面における接合性」
加島大輔(文学部准教授)   
(15:00〜15:15 休憩)   

15:15~15:45
「東亜同文書院大学教員と愛知大学教員の思想的側面における接合性」
広中一成(東亜同文書院大学記念センター研究員)
15:45~16:15
「新中国建国初期の大学再編」
武小燕(名古屋経営短期大学講師)   
16:15~16:45
「旧制愛知大学への転入予科生は404人」
小川悟(表現技術研究所代表、愛知大学昭和33年卒業生)
(16:45〜17:00 休憩)

17:00~17:45
総合討論

【チラシ】シンポジウム20160221.pdf