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2018年度入試出題の傾向と対策
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前期入試


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前期入試


※傾向と対策は河合塾で作成したものです。

学部 前期入試 [英語]

【出題傾向】

身近なテーマの英文が出題
写真付きの説明文が初出題

 M 方式:発音問題1題、アクセント問題1題、文法・語法問題1題、語句整序問題1題、読解問題4題(この内1題が写真付きの説明文)、会話問題1題。解答はすべてマーク方式で、マーク数は66です。
 前期・センタープラス方式:長文読解問題2題、和文英訳1題。解答はマーク式と記述式の併用で、マーク数は日程によって異なりますが、43〜46です。記述設問数は7問前後です。
 M 方式では読解問題4題と会話問題を合わせて約1800語の英文を読みます。前期・センタープラス方式では、合計1100〜1500語程度の英文を2題読みます。どちらの方式でも、空所補充、アクセント・発音、語句の言い換え、語句整序作文、内容に関する設問、内容一致設問などが出題されています。
 文法・語法設問に関しては、すべての分野に渡り万遍なく出題されています。
 会話問題に関しては、二者間の会話の内容を問う設問が出題されています。
 和文英訳に関しては、基本例文程度の難易度のものが一文出題されています。

【対策】

平易な読解問題を多読しましょう
記述力を養いましょう

 読解問題が2題は必ず出題されています。英文そのものは、さほど難解なものではありません。しかし、M 方式では4題出題で4種類の英文を読むことになり、主題が異なる話を連続して読むのは意外と難しいものです。例えば、写真付きの説明文が初めて出題されました。「紙飛行機の作り方」の英文を写真を見ながら理解する問題です。「経験」「英文理解」「写真理解」の3点が求められます。前期・センタープラス方式では、2題の読解問題のうち1題で、記述式で解答が求められる設問が出題されています。例えば、代名詞の指す内容についての設問や語句整序の設問もありますし、下線部和訳も1問は出題されています。日頃の授業や問題演習のなかで考える習慣を養い、きちんと書くことで日本語表現を磨く実践をしておきたいものです。毎年必ず出題されている特徴的な設問として、単語の品詞転換があります。
 例えば、本文中の下線の単語の形容詞などを問われる設問です。語彙の習得に努める際に、このような観点でも整理をしておきましょう。読解問題で扱われている英文のテーマは、「言語による表現の違い」「既存メディアとソーシャルメディア」「留学生の就労とその実態」「空手の歴史と2020年東京オリンピック」などです。色々なテーマやジャンルの英文を読むとともに、ぜひ日常のニュースに注意しその背景知識を日本語でも良いので知っておくことも大切です。
 文法・語法問題は基礎から標準的なレベルの出題ばかりですので、ぜひ演習を積んで得点源にしましょう。また、基本例文の習得を通して、語句整序や作文の力も地道に養っておきましょう。
 英作文は、読解総合問題のテーマと関連した和文英訳が出題される可能性が高いです。日頃から基本暗唱例文を書く練習から始め、応用できるように準備をしておきましょう。
 読むこと、書くこと、聞くこと、話すこと、にバランスよく取り組みながら学習し、仕上げておきましょう。

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学部 前期入試 [国語]

【出題傾向】

<現代文> オーソドックスな私大型の問題です
<古文> 広範な基礎知識と読解力を問う
<漢文> 知識から読解まで、多彩な設問

 現代文は評論二題、または評論・小説各一題の出題です。小説は毎年出題されています。設問は、簡単な記述問題(2018年度は8字の記述問題が一問のみ)が出題されることもありますが、漢字の読み書き問題や抜き出し問題を除き、ほとんどは選択問題です。大問ごとの設問数は10問前後です。小説が出題されることをのぞいては、問題文、設問ともオーソドックスな私大型の問題だといえるでしょう。
 古文は、平安時代後期成立の歴史物語・作り物語、鎌倉時代の説話集、江戸時代の評論からの出題でした。設問内容は、現代語訳・文法・内容や理由の説明・主語などの人物判定・内容合致(不合致)・文学史と多岐にわたり、設問数は7問〜9問。設問形式は、M方式がマーク型、それ以外はマークと記述の混合型です。記述では、空欄補充や抜き出し、現代語訳などが問われました。
 漢文は、有名出典からの出題が多く、設問は、返り点・語句の読みや意味・故事成語・漢文常識などの知識問題から、空欄補充・指示語把握・語順整序・書き下し・解釈・内容合致などの読解に関わる問題まで多彩です。書き下し・解釈の問題の多くは、返り点や送り仮名が省略されています。解答は、多くが選択式ですが、語句の読み・返り点・書き下しの問題は記述式の場合もあります。

【対策】

<現代文> 標準的な問題集で基本的な力を養いましょう
<古文> 基礎力の充実と読解の練習を!
<漢文> 基本を確実に、練習を重ねましょう!

 現代文の評論は、標準的な問題集をやっておけば対応できます。問題集に取り組む際には、ただ問題を解き、答え合わせをするだけではなく、解説を読んで、文章や設問のとらえ方までしっかり理解するようにしましょう。漢字については、大学入試用につくられた漢字の問題集をやっておきましょう。小説は、センター試験とは傾向が異なっていますので、過去の入試問題を用いて学習しておきましょう。
 古文は、まず文法力を身につけ、重要古語を覚えましょう。そして、本文を自分で品詞分解して、正確に現代語訳する練習をしましょう。この正確な解釈こそが古文の基礎力となります。そのうえで、主体・客体を確認しながら、内容を深く読み取る練習をしましょう。敬語や古典常識、時には文学史の知識も読解に必要です。過去問を解くなど問題演習を積んで、実力を付けましょう。
 漢文は、まず基本の習得をめざし、返り点・漢字の読みや意味・基本構文・句形などをテキストや参考書で学習しましょう。音読の繰り返しが重要です。白文で主語─述語─目的語などの文の構造をつかむ練習が、返り点・語順整序・書き下し問題の対策になります。そのうえで問題集等を利用して数多くの漢文に触れ、語彙力と読解力を養うとともに、過去問で出題形式に慣れておきましょう。

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学部 前期入試 [日本史]

【出題傾向】

前期は記述2問、マーク1問
文化史重視も変わらず

 M方式は全問マーク式、一般前期入試は大問3題で、〔T〕〔U〕は記述式(34問)、〔V〕はマーク式(16問)で定着しています。ただしそれぞれの問題形式はばらばらで記述式のなかにも選択問題が含まれたりします。各設問の難易度は差があり、一見すると難度が高い問題もありますが、基本的問題も多く、教科書中心の勉強で十分8割以上は解ける問題です。記述式では空欄補充などによる歴史用語を問う問題が中心で、漢字で書ける正確な知識が要求されています。また、マーク式では正誤問題も多く、単なる単語の暗記ではなく、内容を正確に理解しておくことが必要でしょう。また2018年度も図版を利用した問題や未見を含めた史料問題も出題されています。出題傾向としては、時代は近現代、分野は文化史の出題が多く、2018年度もすべての日程で出題されています。なかには史料の読み取りが必要な問題もあり、日頃から史料問題に対して対策を立てておくことが必要でしょう。

【対策】

近現代史・文化史対策は必須
史料にも慣れる必要

 全日程を通じてみると全時代・全分野からの出題がみられるので、万遍なく学習しておく必要があります。基本的には教科書中心のオーソドックスな勉強で良いでしょう。なかでも多く出題されるのが生活・文化分野で、彫刻・絵画・建築など、しばしば図版も利用されますから、教科書や市販の図録などで確認しておくと出題されたとき自信を持って対応できます。もうひとつ比較的に出題例が多いのが社会経済史です。特に各時代の民衆の動向などは把握しておきましょう。時代では全日程で近現代からの出題が見られます。戦後史もかなり新しい時代まで出題されますので、1980年代までは手を抜かず学習しておくことが必要でしょう。形式では史料問題も頻出史料・未見史料ともに出題されます。教科書に載っている頻出史料は、一度は目を通しておくこと。未見史料問題は史料内容の把握が勝負になりますので、過去問や他大学の類似問題などに当たることによって、史料読解の訓練を積んでおきましょう。特に近現代からの出題で未見史料問題が多いので注意が必要です。日頃から訓練しておけば、本番で出題されたとき動揺しないで対応できるでしょう。また、マーク・記号問題では正誤問題が多く出題されます。こうした問題に対応するためには、教科書の太字の用語を丸暗記するのではなく、教科書の記述全体をよく読み込んで内容を理解しておく必要があります。やや難度の高い用語も出題されることがありますが、基本的な知識で十分合格点はとれます。正誤問題の出題量も多く、用語の量を増やすよりは頻出用語の内容を深く理解するという、「量より質」の学習に重点を置くことが合格への早道となるでしょう。

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学部 前期入試 [世界史]

【出題傾向】

M方式はマーク式、前期はマーク式・記述式混合
近現代史重視

 出題形式では、M 方式では例年通り大問3題、小問50問の全問マーク式でした。前期では2017年度同様大問3題で、小問はマーク式20問(T)と記号選択問題を含む記述式30問(U、V)からなっており、大問3題、小問50〜51問は定着したと思われます。各小問の難易度は、M 方式・前期とも、一部に教科書レベルを超えた難問があるものの基本的には標準的といえ、教科書中心の学習で十分に合格点がとれる問題です。出題時期では、2018年度も近現代史を中心に、古代ギリシア・ローマ史、中世ヨーロッパ史が出題されました。出題地域としては、アジア関係は例年通り中国史を中心に、東南アジア史、朝鮮半島史、インド史が出題されました。欧米関係ではギリシア・ローマ史、ドイツ史、アメリカ史を中心に出題されました。出題分野は政治史を中心に、受験生一般に苦手なテーマ史とされる文化史、社会経済史が出題されました。また2018年度も歴史的写真を利用した問題が出題されています。出題形式では、2017年度に続いて正誤組み合わせ問題が出題されました。

【対策】

近現代史対策は必須
政治史、文化史の学習は重要

 全日程を通じてみると、全体としては教科書レベルを十分に理解していれば合格点が得られる問題が中心です。対策の第一歩としては、教科書をベースに歴史的写真や歴史地図を活用しながら歴史の流れを念頭においた学習が大切です。ついで、アジア関係では中国史を軸に、朝鮮半島史、東南アジア史、インド史を通史的に整理しておくことが重要です。そのうえで、中国史では政治史を中心に、周辺地域史との関係や、都市の歴史・制度史・思想史などのテーマ史にまで学習対象を拡げることが重要です。朝鮮半島史では、近代以前は王朝の興亡を、近代以降は日本による植民地化と民族運動を中心に学習しておくことが大切です。東南アジア史では、近代以前は地域別に分けて王朝・王国の興亡を、近代以降は列強による植民地化と民族運動を中心に整理しておくことが重要です。あわせて、朝鮮半島史と東南アジア史は、第二次世界大戦後の歴史まで学習時期を拡げてまとめることが重要です。インド史では、インダス文明からムガル帝国の全盛期までの歴史を中心に学習することが大切です。2018年度は出題が少なかった西アジア史では、オリエント史からオスマン帝国・サファヴィー朝の全盛期までを整理しておくことが大切です。欧米関係では、古代ギリシア・ローマ史、中世ヨーロッパ史、ドイツ史・アメリカ史・フランス史・イギリス史では近現代史を軸に学習しておくことが重要です。とりわけ受験生が苦手な第二次世界大戦後の歴史、いわゆる戦後史を学習することは重要です。また、テーマ史としては文化史とキリスト教史を整理しておくことが大切です。文化史では、古代ギリシア・ローマからルネサンスまでを中心に、キリスト教史ではユダヤ教の成立から宗教戦争までを通史的に政治史と関連づけて整理しておくことが大切です。入試直前には、愛知大学の過去問にできるだけあたることが重要です。その際に大切なのは、マーク式の文章選択の正誤判定問題では、何が正しくて、何が誤っているのかという確認作業が必要です。また、記述式では、中国史を中心とした漢字文化圏で扱われる世界史用語の漢字は、正確に書けるように日頃から練習しておくことが大切です。さらに、教科書に掲載されている写真や地図には、日頃から慣れ親しんでおくことが大切です。

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学部 前期入試 [数学]

【出題傾向】

標準的な問題が幅広く出題されます
思考力を要する問題にも注意

 出題範囲は数学I、数学U、数学A、数学B(数列・ベクトル)で、いずれの方式も大問3題の出題です。M方式以外は第1問のみが穴埋め形式で、それぞれが独立した分野から出題される小問集合となっており、小問数はすべて4問でした。年度によっては小問数が5問になったり、3問になったりすることもあります。第2問、第3問はそれぞれ論述式の大問です。M方式のみ大問3題ともに穴埋め形式です。
 出題されている分野は多岐にわたり、まんべんなく出題されています。そのなかでも特に、場合の数・確率、整数、指数関数・対数関数、三角関数、微分法・積分法、数列、ベクトルがよく出題されています。また、図形を題材にした三角関数、微分法・積分法などの出題が多いのも特徴です。図形分野の問題は入試標準レベルくらいの問題です。
 小問集合においては入試の基礎から標準レベルの問題が多いですが、難易度のやや高い問題もたまに出題されます。様々な分野からまんべんなく出題されており、整数、二項定理、三角関数、数列などの受験生が苦手とするような分野からも出題されているので注意が必要です。
 小問集合以外では数学U(三角関数、図形と方程式、微分法・積分法)から1題、数学B(数列、ベクトル)から1題出題されることが多いです。証明問題や図形を題材とした問題などの、基本事項を浅く理解するだけでは解けないような思考力を要する問題も出題されるので心にとめておいてください。

【対策】

過去問演習は必須
証明問題や図形の問題を演習しておきましょう

 小問集合は幅広い分野から出題されます。これまで苦手にしてきたような分野・単元があれば、それらの分野・単元に積極的に取り組んでください。まずは教科書の内容を正しく理解することから始めましょう。
 M方式以外では、論述式の対策が不可欠です。幅広い出題傾向のなかでも、場合の数・確率、整数、図形と方程式、微分法・積分法、数列、ベクトルは特に出題頻度が高いです。このなかでも、数列は他の分野よりも問題のレベルが高いことが多いです。内容も、漸化式および数学的帰納法の応用、他分野との融合問題といった、受験生が苦手とする項目まで出題されますので、しっかりと対策をしておきましょう。また、ベクトルは2014年度以前は出題範囲に含まれていませんでしたが、2018年度入試では多くの日程で出題されています。今後も出題が多い可能性がありますので、入試標準レベルの問題の解法をしっかりと身につけておきましょう。
 新課程になって導入された「データの分析」からの出題が2018年度入試においてもありました。M方式では第3問が「データの分析」でした。この分野の学習も怠りなく進めておくべきでしょう。
 図形を題材とした問題の対策も欠かせません。問題で与えられた文章から状況を把握し、的確な図を描き、面積や線分の長さを正確に把握する訓練を積んでおきましょう。2018年度入試M方式では空間図形における2つの球面の交わりについての出題がありました。
 過去問を解く際には、本番の試験で時間不足にならないように、小問集合から解くべきなのか、それとも記述式の問題から解くべきなのかといったような時間配分にも気を配った練習をするよう心がけてください。また、過去問には、おそらく多くの受験生が解答できなかったであろうと思われるレベルの高い問題も含まれています。これらの問題を無理に完答しようとせず、部分点をしっかり得点する訓練を積んでおくとよいでしょう。

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学部 前期入試 [地理]

【出題傾向】

M方式はマーク式で解きやすいが、
前期は論述問題が含まれ、難易度はやや高い

 出題分野は、自然環境、社会、産業、地誌と多岐に渡り、前期は論述問題が含まれるため、難易度はやや高くなっています。一方、M方式はマーク式で、センター試験に比べるとやや細かい知識も問われますが、前期に比べればそれほど難しくはありません。論述問題は、2017年度は5問、2016年度は8問出題され、2018年度は、洪積台地と侵食谷、沖積平野の成因、三圃式農業と移牧の説明、アラル海周辺の環境問題の6問が出題されました。論述問題の字数は年によって異なりますが、20〜50字前後の短文論述問題が多く、100〜200字程度の問題も含まれます。ただし、論述問題といっても、用語の説明などが中心で、国公立大学二次試験のように図表から諸事象の関係性を読み取って論理的に説明させるような難しいものはほとんど含まれません。2018年度は出題されませんでしたが、地形図読図は頻出で、2017年度と2016年度は前期で出題され、難易度は例年やや高めです。描図問題は2016年度から出題されていませんが、その前年にはアフリカ大陸の赤道上の地形断面概要図が出題され、以前にはグラフの作成なども出題されたことがあるので、過去問を数年分見ておきましょう。

【対策】

教科書の重要な用語、地名を覚え、
用語を50字程度で説明できる練習を重ねておきましょう

 教科書中心の学習で合格レベルに達することができるので、教科書をしっかり読んで、重要な用語や地名を正確に覚えてください。統計については、上位国の顔ぶれを覚えるとともに、その背景を理解することが重要です。分布についても、古期造山帯と炭田の関係のように、なぜそうなるのかを考えて理解するようにしましょう。このような理解は、背景や要因を説明させる論述問題への対策ともなります。地形や気候は理科的に成因から理解し、社会や産業については、先進国と発展途上国の違い、すなわち経済格差から違いを理解しましょう。論述問題は、2018年度に出題された洪積台地や沖積平野、三圃式農業、移牧のように用語の説明が多いので、対策として、まずは意味を理解したうえで教科書の文章をまねて書き、それを何回か繰り返していると自分の言葉で書けるようになります。文章を添削してもらうとより効果的です。地形図読図では、地形図記号、地形や土地利用、集落立地の判読のほかに、距離・面積・平均勾配の計算や尾根・谷、集水域の判読も問われ、センター試験より難しいので、扇状地などの典型的な地形図を見て、演習を重ねておいてください。

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学部 前期入試 [倫理、政治・経済]

【出題傾向】

前期入試問題は、語句記述が6割強、倫理分野の難易度がやや高い
M方式は、語句選択が7割弱で、難易度はやや低い

 <前期入試問題>については、大問数4題は例年通り。小設問数は48問で2017年度より1問減少。〔分野別〕に見ると、大問では、倫理2題、政治・経済2題は例年通り。小設問では、倫理23問は2017年度より3問減少し、政治・経済25問は2017年度より2問増加してやや政経分野が多くなり、分野別のバランスを考慮した出題でした。〔設問方式〕では、語句記述が31(倫理11、政治・経済20)、選択式が17(語句11、短文5、組合せ1)でした。〔出題内容〕では、倫理も政治・経済も教科書レベルの基本問題が中心ですが、時事問題や世界史・日本史の知識を要する問題も出題されています。〔大問のテーマ〕は、〔T〕青年期問題と労働問題、〔U〕西洋思想と東洋思想、〔V〕日本の政治と国際政治、〔W〕資本主義経済の発展・グローバル化と経済政策でした。
 <M方式問題>については、大問4(倫理2、政治・経済2)は、例年通り。小設問数は50問(倫理25、政治・経済25)で2017年度より3問増加。〔設問方式〕では、語句選択が34で2017年度より3問増加、短文選択13で2017年度より2問増加、語句組合せ3問で2017年度より1問減少しました。〔出題内容》では、教科書レベルの基本問題が中心ですが、イギリスのEU 離脱交渉や、難民・移民問題など時事問題も出題されました。〔大問のテーマ〕は、〔T〕青年期問題と女性の就労問題、〔U〕西洋思想と東洋思想、〔V〕日本国憲法と政治制度、〔W〕財政の仕組みと問題点でした。

【対策】

倫理分野では、基本用語や代表的思想家の思想の内容を正しく理解しましょう
政治・経済分野では、基礎的な概念や理論を理解し、現実の政治経済の動きにも注意しましょう

 前期入試問題もM方式問題も設問の大部分が高等学校の「倫理」と「政治・経済」の教科書の範囲内から出題されており、また、その内容も基本的な知識の定着と理解度を試す問題です。したがって、大切なのは何よりもまず、高等学校の教科書の内容を確実に理解することです。その際に注意しなければならないことは、ただ闇雲に語句を丸暗記するのではなく、その用語がいかなる文脈においてどのような意味で用いられているのかに注意して学習することです。教科書に出てくる代表的な思想家や学者などについては、その思想や学説の内容を正しく理解するようにしましょう。時事問題への対策としては、教科書に出てくる統計や図表にも目を通し、新聞やテレビのニュースやコラム記事などで、内外の政治・経済・社会の動きに留意しましょう。過去問や模試で自分の弱点分野を早期に発見し、教科書の学習と併せて問題集を解き、弱点の克服に努めましょう。

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短期大学部 前期入試 [英語]

【出題傾向】

バランスの良い出題
問われる読解力

 例年と同様大問4題が出題され、全問マーク方式を取り、マーク数は39です。大問は長文読解問題1題、文法・語法問題1題、語句整序
問題1題、会話問題1題という構成です。
 長文読解問題では、350〜400語の英文を読み、アクセント・発音、語句の言い換え表現、内容一致設問などに答えます。内容一致設問は
日本語で出題されています。
 文法・語法問題では、頻出の標準的な文法ポイントや熟語表現などが、広範囲から出題されています。
 語句整序問題では、きちんとした英語力がないと正解が得られませんので、日頃の授業で学習している英語表現力が問われます。与えられた日本語をまず理解し、語句を並べ替えて、正しい英文を作ります。
 会話問題では、空所補充設問、語句の言い換え設問、内容についての設問が出題されています。

【対策】

読解力を養いましょう
過去問で仕上げをしましょう

 長文読解問題に関しては、日頃からいろいろなテーマの題材を読んでおきましょう。出題された英文素材のテーマは、「3月8日世界女性デーの起源と背景」「人間固有の指差しと身振りによるコミュニケーション」でした。日常生活や社会で話題となるような事柄に日頃から目を向けておくと、英文理解の助けになることもあります。設問に関しては、下線部箇所の語句の言い換え表現、文法のポイント、アクセント・発音、内容に関しての設問などがよく出題されています。英文の細かい情報に注意して読みながらも、一方では段落やストーリー全体から大意を把握する力も養い、内容一致設問に備えましょう。
 文法・語法問題に関しては、基礎的および標準的な出題ばかりです。出題に合っている同じ難易度の問題集を何度も繰り返して解くことや暗唱例文の習得を通して、ぜひすべての分野に渡り、学習しておきましょう。文法・語法問題の完成度を高めるだけでなく、語句整序問題で問われる表現力の向上につながります。
 語句整序問題に関しては、学校の授業のなかの英作文の授業を大切にしながら、日頃から「全文書く」ということを意識して力を養いましょう。センター試験などの語句整序とは出題の形式が異なり日本語がついていますので、ヒントになるでしょう。頻出の熟語や構文を意識した学習は必修ですし、無生物主語構文のような英語らしい表現なども十分な対策をしておきましょう。
 会話問題に関しては、二者の対話形式の会話の英文を読み、その内容や表現について問う形式です。「友人同士でカフェに行く」「映画監督が語る製作のきっかけ」がテーマです。難しい表現はありませんので、短時間で正確に解答できる力を付けておきましょう。また、頻出の会話表現などについては特に問われてはいませんが、基本ですから一通り学習しておきましょう。
 学校の授業の予習や復習をきちんとし、問題集で実践力を養いましょう。そして、最後には試験時間を意識して過去に出題された入試問題を解くことで、仕上げをしっかりして試験に臨みましょう。

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短期大学部 前期入試 [国語]

【出題傾向】

基本的な読解力と知識を問う問題

 2018年度の現代文の文章は、第1日が新聞論説と随筆、第2日が社会論と文学論でした。いずれも読みにくいものではありませんでした。設問形式は全問マーク式でした。設問内容は、漢字・語句・文学史などを問う知識型の問題と、空欄補充、傍線部説明、文章の趣旨判定などの読解型の問題が出題されました。やや迷う選択肢がありましたが、ほとんどの設問が標準的な難易度でした。

【対策】

知識の拡充と読解力の養成

 現代文では、随筆・小説を含め多様なジャンルの文章が出題されます。標準レベルの私大型の問題集で、基本的な読解力を養成しましょう。文章の趣旨を把握したうえで、解答の根拠を明らかにして解く訓練を積んでください。漢字・語句・文学史などの知識を身につけるために、漢字問題集に取り組むとともに、普段から辞書や国語便覧などで、曖昧な事項を調べる習慣をつけておきましょう。


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