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出題の傾向と対策-学部・短期大学部

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前期入試


短期大学部

前期入試


※傾向と対策は河合塾で作成したものです。

学部 前期入試 [英語]

【出題傾向】

標準的な英語力が求められます
英作文は毎年出題されています

M 方式:発音問題1題、アクセント問題1題、文法・語法問題1題、語句整序問題1題、パズル問題1題、会話問題1題、読解問題3題。解答は全てマーク方式で、マーク数は58です。
前期・センタープラス方式:長文読解問題2題、和文英訳1題。解答はマーク式と記述式の併用で、マーク数は日程によりますが、40前後です。記述設問数は7問前後です。
読解問題に関しては、M 方式では300語から350語の英文を3題読みます。前期・センタープラス方式では、600語程度の英文を2題読みます。どちらの方式でも、空所補充・アクセント・語句の言い換え・語句整序作文・内容に関する設問・内容一致設問などが出題されています。
文法・語法設問に関しては、すべての分野に渡り万遍なく出題されています。
会話問題に関しては、二者間の会話を読み、その内容を問う設問が出題されています。
和文英訳に関しては、基本例文程度の難易度のものが一文出題されています。

【対策】

読解力を養いましょう
記述力を養いましょう

読解問題が2題は必ず出題されています。英文そのものは、さほど難解なものではありません。しかし、M 方式では2題出題で3種類の英文を読むことになり、主題が異なる話を次から次へと読み設問を解いていくことは、想像以上に大変です。是非過去の入試問題を試験時間内に解いてみましょう。前期・センタープラス方式では、2題の読解問題のうち1題で、記述式で解答が求められる設問が出題されています。例えば、代名詞の指す内容についての設問や語句整序の設問もありますし、下線部和訳も1問は出題されています。日頃の授業や問題演習の中で考える習慣を養い、きちんと書くことで日本語表現を磨けるように実践をしておきたいものです。扱われている英文のテーマは、「旗の歴史」「緒方貞子氏の講演」「就職面接での奇抜な質問の意図」「外来語から母語を護る取り組み」などで、様々な分野が並びます。色々なテーマやジャンルの英文を読むと共に、ぜひ日常のニュースに注意し、その背景などを日本語でも良いので知っておくことも大切です。
文法・語法問題は基礎から標準的なレベルの出題ばかりですので、ぜひ演習を積んで得点源にしましょう。また、基本例文の習得を通して、語句整序や作文の力も地道に養っておきましょう。
会話問題に関しては、会話の場面や状況を想像しながら、流れに乗って短時間で正解できる力をぜひ付けておき、得点に結びつけましょう。
英作文は、決して難解なものではありませんので、日頃から自ら書いて添削してもらい、その英文を暗唱しながら応用力を付けるように努力しましょう。
マーク式のテスト対策ばかりに励むことなく、自ら表現できる力を英語でそして日本語で身に付けておきましょう。読むこと(黙読・音読)、書くこと、聞くこと、話すこと、をバランスよく取り組み、バランスの取れた力を目標に学習しましょう。

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学部 前期入試 [国語]

【出題傾向】

<現代文> オーソドックスな私大型の問題です
<古文> 基本事項をしっかり押さえる!
<漢文> 知識から読解まで、多彩な設問

現代文は評論二題、または評論小説各一題の出題です。小説は毎年出題されています。設問は、簡単な記述問題が出題されることもありますが、ほとんどは選択問題、空欄補充問題、抜き出し問題、漢字の読み書きや言葉の意味を問う問題で構成されています。設問数は7〜9問です。小説が出題されることをのぞいては、問題文、設問ともオーソドックスな私大型の問題だと言えるでしょう。
古文は『徒然草』(M)『更級日記』(A)『平中物語』(B)『今昔物語集』(C)『平家物語』(D)と幅広いジャンルからの出題で、比較的読みやすい内容です。設問内容は、語意・文法・解釈・人物判定・説明・省略部補充・内容合致・文学史と多岐にわたり、設問数も日程により差があって、8〜14問。設問形式は、M方式はすべてマーク、他はマークと記述の混合問題です。
漢文は、返り点・語句の読み・意味・熟語・文学史・漢文常識(人名・地名など)といった知識問題から、空欄補充・書き下し・解釈・内容合致などの読解に関わる問題まで多彩な出題です。書き下し・解釈の問題では、多くの場合、返り点や送り仮名が省略されています。本文の振り仮名は少なめです。大部分は選択式ですが、返り点・書き下しの問題などで記述式でも出題されます。

【対策】

<現代文> 標準的な問題集で基本的な力を養おう
<古文> 読解・解法の練習を積み重ねる!
<漢文> 基本を確実に、練習を重ねよう!

評論は標準的な総合問題集をやっておきましょう。問題集に取り組む際には、ただ問題を解き、答え合わせをするだけではなく、解説を読んで、文章や設問のとらえ方までしっかり理解するようにしましょう。
漢字については、別途、大学入試用につくられた漢字の問題集をやっておきましょう。小説は、センター試験とは傾向が異なっていますので、過去の入試問題を用いて学習しておきましょう。
古文は、まず文法問題集を使って、基本的な文法・語法に慣れましょう。次に頻出問題集などで、ある程度まとまった長さの本文を読み、習得した文法の知識を使いながら、読解・解法の練習をしましょう。
このとき並行して、単語力をつけていくことも大切です。単語帳は一度だけでなく、何度も繰り返して覚え直して下さい。少し自信がついたら、今度は過去問に挑戦です。問題を解く時は、常に復習を重視して下さい。解きっぱなしにせず、誤読・誤答の原因を確認することが肝心です。全文の現代語訳を書く練習も有効です。
漢文は、まず基本の習得を目指し、返り点・漢字の読み・意味・基本構文・句形などをテキストや参考書で学習しましょう。音読を繰り返すことが大切です。また、白文で主語−述語−目的語などの文の構造をおさえる練習が、返り点や書き下し問題の対策になります。その上で問題集等を利用し数多くの漢文に触れ、語彙力と読解力を養いましょう。過去問で出題形式に慣れておきましょう。

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学部 前期入試 [日本史]

【出題傾向】

前期は記述2問、マーク1問
文化史重視も変わらず

M 方式は全問マーク式、一般前期入試は大問3題で、〔T〕〔U〕は記述式(34問)、〔V〕はマーク式(16問)で定着しています。ただしそれぞれの問題形式はばらばらで記述式の中にも選択問題が含まれたりします。各設問の難易度は落差があり、一見すると難度が高い問題もありますが、基本的問題も多く、教科書中心の勉強で十分8割以上は解ける問題です。記述式では空欄補充などによる歴史用語を問う問題が中心で、漢字で書ける正確な知識が要求されています。また、マーク式では正誤問題も多く、単なる単語の暗記ではなく、内容を正確に理解しておくことが必要でしょう。また今年も図版を利用した問題や未見を含めた史料問題も出題されています。出題傾向としては、時代は近現代、分野は文化史の出題が多く、今年度も全ての日程で出題されています。中には史料の読み取りが必要な問題もあり、日頃から史料問題に対して対策を立てておくことが必要でしょう。

【対策】

近現代史・文化史対策は必須
史料にも慣れる必要

全日程を通じてみると全時代・全分野からの出題がみられるので、満遍なく学習しておく必要があります。基本的には教科書中心のオーソドックスな勉強で良いでしょう。なかでも多く出題されるのが生活・文化分野で、彫刻・絵画・建築など、しばしば図版も利用されますから、教科書や市販の図録などで確認しておくと出題されたとき自信を持って対応できます。もう一つ比較的に出題例が多いのが社会経済史です。特に各時代の民衆の動向などは把握しておきましょう。時代では全日程で近現代からの出題が見られます。戦後史もかなり新しい時代まで出題されますので、1980年代までは手を抜かず学習しておくことが必要でしょう。形式では史料問題も頻出史料・未見史料ともに出題されます。教科書に載っている頻出史料は、一度は目を通しておくこと。未見史料問題は史料内容の把握が勝負になりますので、過去問や他大学の類似問題などに当たることによって、史料読解の訓練を積んでおきましょう。特に近現代からの出題で未見史料問題が多いので注意が必要です。日頃から訓練しておけば、本番で出題されたとき動揺しないで対応できるでしょう。また、マーク・記号問題では正誤問題が多く出題されます。こうした問題に対応するためには、教科書の太字の用語を丸暗記するのではなく、教科書の記述全体をよく読み込んで内容を理解しておく必要があります。やや難度の高い用語も出題されることがありますが、基本的な知識で十分合格点はとれます。正誤問題の出題量も多く、用語の量を増やすよりは頻出用語の内容を深く理解するという、「量より質」の学習に重点を置くことが合格への早道となるでしょう。

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学部 前期入試 [世界史]

【出題傾向】

M 方式はマーク式、前期はマーク式・記述式混合
近代以降の歴史に重点

出題形式では、今年度もM 方式は大問3題の全問マーク式で、前期は大問4題の〔T〕がマーク式、〔U〕〜〔W〕が記述式で、記述式の中には記号選択問題も含まれていました。また、今年度も地図、写真を扱った設問も出題されましたが、短文論述は扱われませんでした。小問数では、M 方式は昨年度と同様に50問でしたが、前期では昨年度とほぼ同じ50問でした。難易度に関しては、M 方式・前期とも、基本的には標準的といえ、教科書中心の学習で十分に合格点がとれる問題です。ただ、その一方で文章選択問題では、解答に導く正誤判定の判断材料に若干曖昧な内容、表現箇所があり、どれを解答とするかで迷った受験生もみられたと思われます。出題地域では、アジア関係としては例年通り中国史を中心に朝鮮半島史や東南アジア史といった「周辺地域史」、イスラーム史を中心とした西アジア史、欧米関係ではイギリス史、ドイツ史、フランス史とアメリカ史を中心に出題されました。出題分野に関しては、政治史を中心に、受験生一般に苦手なテーマ史とされる社会経済史や文化史が出題されました。出題時期では、近代以降の歴史に若干の比重をおいた小問が多く出題されました。なお、今年2014年は第一次世界大戦勃発100年ということから、第一次世界大戦関連の問題が出題されました。

【対策】

政治史、20世紀史対策は必須
地図・写真問題にも慣れる必要

全日程を通じてみると、一部の設問には「やや難」の問題が出題されてはいますが、全体としては教科書レベルを十分に理解していれば合格点が得られる問題が中心です。対策の第一歩としては、教科書をベースに歴史地図などを活用しながら歴史の流れを念頭においた学習が大切です。ついで、出題地域・分野・時期対策に関して、アジア関係では中国史、朝鮮半島史、西・東南アジア史を軸に、政治史をベースとして社会経済史や文化史にも学習対象を拡げることが大切です。具体的には、中国史では、明清史から今日までの近世以降の歴史を軸に、中国と周辺地域との関係や官吏任用制度などといったテーマ史にまで学習対象を拡げることが重要です。朝鮮半島史では、古代から今日までの歴史を通史的に学習しておくことが大切です。西アジア史では、イスラーム史を中心とした学習が必要です。欧米関係では、イギリス史、ドイツ史、フランス史、アメリカ史を軸に、キリスト教史、文化史といったテーマ史の学習も重要です。
キリスト教史では、ユダヤ教の成立から宗教戦争までを通史的に、政治史と関連づけて学習することが重要です。アメリカ史では、20世紀史を軸に学習することが重要です。さらに、来年2015年は第二次世界大戦終結70年ということから、第二次世界大戦に関しての学習も必要です。入試直前には、愛知大学の過去問にできるだけあたることが重要です。その際に大切なのは、マーク式の文章選択の正誤判定問題では、何が正しくて、何が誤っているのかという訓練が必要です。また、記述式では、中国を中心とした漢字文化圏で扱われる世界史用語の漢字は、正確に書けるように日頃から練習しておくことが大切です。

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学部 前期入試 [数学]

【出題傾向】

標準的な問題が幅広く出題される
思考力を要する問題にも注意

出題範囲は数学T、数学U、数学A、数学B(数列のみ)で、いずれの方式も大問3題の出題です。第1問のみが穴埋め形式の小問集合となっており、小問数は4問または5問です。第2問、第3問はそれぞれ論述式(ただし、M 方式のみ穴埋め形式)の大問です。
出題内容は多岐に渡り、上記の出題範囲内から幅広く出題されます。その中でも特に、場合の数・確率、対数関数、三角関数、微分法・積分法、数列の出題が目立ちます。また、図形を題材とした2次関数、三角関数、微分法・積分法などの出題が多いのも特徴です。
小問集合では、基本的な計算問題が様々な分野から出題されます。その出題内容は幅広く、必要条件・十分条件、平面図形、整数、二項定理などの受験生が苦手とするような分野・項目の問題も出題されているので注意が必要です。
小問集合以外では、入試標準レベルの問題が出題されることが多いです。ただし、文章題や図形を題材とした問題などの、公式を当てはめるだけではない思考力を要する問題もよく出題されるので注意が必要です。

【対策】

過去問演習は必須
文章題や図形問題を克服しておこう

まずは過去問を解いて、実際の入試で出題された問題の内容および分量を自分自身で確認してみましょう。次に、苦手としている分野があればその分野の対策をします。これまでの学習で使用してきた問題集や教科書を利用して、その分野の問題を集中的に学習しておきましょう。
小問集合は幅広い分野から出題されます。これまで目を背けてきた分野・項目があれば、それらの分野・項目の問題にも積極的に取り組んで下さい。まずは簡単な計算問題を解くことを目標にしましょう。
M 方式以外では、論述式の対策も欠かせません。幅広い出題傾向の中でも、場合の数・確率、三角関数、微分法・積分法、数列は特に出題の頻度が高い分野です。確率は論理的に正解を導き出せるように、基本的な考え方および典型的な解法の理屈をしっかり理解していきましょう。微分法・積分法は出題されるパターンが他の分野よりも比較的少ないので、典型的な問題を中心に繰り返し学習しておきましょう。数列は、漸化式および数学的帰納法の応用までしっかりと対策をしておいて下さい。数列は他の分野よりも問題のレベルが高いことが多いので、数列はレベルの高い問題まで対策をしておきましょう。
一般的な入試ではあまり見かけないタイプの文章問題が出題されることがあります。このような問題は過去問演習を通して慣れておくことが大切です。
図形を題材とした問題の対策も欠かせません。問題で与えられた文章から状況を把握し、的確な図を描き、面積や線分の長さなどの図計量を2次関数、3次関数や三角関数などの関数として表していくトレーニングを積んでおきましょう。
過去問を解く際には、本番の試験で時間不足にならないように、小問集合から解くべきなのか、それとも大問から解くべきなのかといったような時間配分にも気を配った練習をするよう心掛けてください。

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学部 前期入試 [地理]

【出題傾向】

M 方式はマーク式であまり難しくないが、
前期試験は、短文論述が多く、難易度はやや高い

出題分野は、自然環境、社会、産業、地誌と多岐に渡り、前期試験は20〜50字程度の短文論述問題が多いため、難易度はやや高くなっています。一方、M 方式はマーク式で、やや細かい知識も問われますが、前期試験に比べればあまり難しくはありません。短文論述は、今年は前期@(2月6日)では9問、前期A(2月8日)では6問出題され、GPS、環礁、ヒートアイランド現象、ステップ気候、企業的牧畜のような用語説明や、日本付近で火山灰が東方に拡散する理由、自然堤防の土地利用の特色、気温上昇の人為的原因、ネットショッピングの利用者から見た長所などが問われました。国公立二次試験の論述問題のように、図表から諸事象の関係性を読み取って論理的に説明させるような難しいものは少なく、教科書の用語を説明させるようなものが中心ですが、解答を特定するのが難しいものも含まれるので注意が必要です。
地形図読図も頻出で、今年はM方式で、昨年はM方式と前期@で出題されましたが、難易度はやや高いので、読図演習を早めにしておきましょう。また、今年は出題されませんでしたが、描図問題の出題も多く、昨年度は文章を読んで地形図を作成させる難問も出題され、過去にはグラフの作成なども出題されたことがあるので、過去問を数年分みておいてください。

【対策】

教科書の重要用語を20〜30字程度でまとめる練習を重ねておこう!

全体としては、教科書中心の学習で合格レベルに達することができるので、まずは教科書をしっかり読んで、重要な用語や地名を正確に覚えましょう。統計については、上位国の顔ぶれを覚えるとともに、そのようになる背景を理解することが重要です。分布についても、古期造山帯と炭田の関係のように、なぜそうなるのかを考えて理解するようにしましょう。このような理解は、背景や要因を説明させる論述問題への対策ともなります。地形や気候は理科的に成因から理解し、社会や産業については、先進国と発展途上国の違い、すなわち経済格差から違いを理解していきます。論述対策として、たとえば今年出題された環礁であれば、教科書や用語集で形状と成因を理解した上で、その文章を真似た50字程度の文を書けるようにしてください。論述は、まずは真似ることから始めて、次第に自分の言葉で書けるようにすればいいですが、学校などで添削をしてもらえるとより有効です。地形図読図は、地形図記号、地形や土地利用、集落立地の判読のほかに、距離・面積・平均勾配の計算や尾根・谷、集水域の判読も問われ、センター試験より難しいので、扇状地などの典型的な地形図をみて、読図のポイントをつかんでおいて下さい。

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学部 前期入試 [倫理、政治・経済]

【出題傾向】

前期は語句記述が5割以上で時事問題もあり難易度はやや高い
M 方式はマーク式で前期入試よりも難易度はやや低い

前期入試では、大問4題、小設問45問で、昨年より小設問が5問減りました。〔出題分野別〕にみると、昨年は倫理分野と政治・経済分野の小設問が均等に出題されていましたが、今年度では倫理分野は大問2題・小設問24問、政治・経済分野は大問2題・小設問21問で、倫理分野の出題数が小設問でやや多くなりました。〔設問方式別〕にみると、語句記述が22問(倫理分野15問、政治・経済分野7問)、作図(政治・経済分野〔W〕問3)1問(これは新傾向問題)、語句・短文選択問題が22問(倫理分野9問、政治・経済分野13問)で、政治・経済分野よりも倫理分野での記述式問題が多くなっています。〔出題内容別〕にみると、倫理分野も政治・経済分野も高校教科書レベルの基本用語が中心ですが、時事的問題や思考力を問う問題も出題されています。大問ごとにみると、〔T〕東日本大震災に関連してソーシャルメディアの有効性と問題点、〔U〕西洋・東洋・日本の思想、〔V〕日本の政治(憲法改正と外交・安全保障)、〔W〕市場機構の特質と問題点が出題されました。
M 方式入試では、大問4題(倫理分野2題、政治・経済分野2題)、小設問数45で昨年より8問増えました。〔出題分野別〕にみると、倫理分野20問、政治・経済分野25問で政治・倫理分野より政治・経済分野からの出題が多く、また、昨年度に比べて倫理分野が3問増えたのに対して、政治・経済分野が5問増えました。〔設問方式別〕にみると、語句選択が34問、短文選択が5問、図表読取り1問、語句組合せ5問で、昨年度に比べ語句選択が増え、短文選択が減った代わりに語句組合せ問題が増えました。〔出題内容別〕にみると、各分野とも高校教科書レベルの基本用語や概念を中心とする出題です。大問ごとにみると、〔T〕理性的思考の進化と問題点、〔U〕東西源流思想と近代日本の思想、〔V〕近代と現代の政治理論の特質の比較、〔W〕戦後日本経済の発展と問題点が出題されました。

【対策】

倫理分野では、重要語句の意味や代表的思想家の考えの特質を理解しよう
政治・経済分野では、教科書だけでなく時事問題にも取り組もう

前期入試問題とM 方式入試問題に共通して言えることは、一部にやや難の問題も出題されていますが、ほとんどの問題が高校教科書の範囲内から倫理や政治・経済についての基本的な用語や概念・基礎理論の内容を正しく理解しているか否かを試す問題が出題されているということです。したがって、学習に際して単に用語を丸暗記するような学習方法では、決して高得点は得られません。何よりも大切なのは、倫理と政治・経済の教科書を中心に重要な語句や用語の意味内容を正確に理解し、教科書に記載されている代表的な思想家や学者の考え方・学説・理論の特質をつかんでおくことです。前期入試・M 方式入試のいずれにおいても、倫理分野では「現代社会の特質と青年期問題」、「古今東西の代表的な哲学者・思想家の思索の特質」、政治経済分野では「現代政治の仕組みと動向」、「現代経済の仕組みと動向」の分野から出題されます。したがって、まず過去の入試問題を解いてみて出題の分野・内容・形式の特徴をつかんでおきましょう。さらに、例年、時事問題が必ず出題されますので、教科書の学習と並行して、新聞などで報道される政治・経済・社会の動向に留意し、重要な記事や社説についてその都度要点をメモしておくことが有効です。また、今年度は政治・経済分野で、需給曲線のグラフを作図させる新傾向の問題が出題されました。しかし、決して難問ではありません。普段から語句丸暗記型の学習ではなく、教科書に記載されている需給曲線のグラフの特徴を正しく理解していれば、容易に作図できるはずです。

短期大学部 前期入試 [英語]

【出題傾向】

バランスの良い出題
難易度の高い語句整序英作文

例年と同様大問4題が出題され、全問マーク方式を取り、マーク数は34です。大問は長文読解問題1題、文法・語法問題1題、語句整序問題1題、会話問題1題から構成されています。
長文読解問題では、350語から400語の英文を読み、発音・アクセント、語句の言い換え表現、内容に関する設問、内容一致設問などに答える形式です。内容一致設問は日本語で出題されています。
文法・語法問題では、頻出の標準的な文法ポイントが、広範囲から出題されています。
語句整序問題では、きちんとした英語力がないと正解が得られませんので、日頃の授業での英語表現能力が問われます。150語から200語程度の長さの英文中のカ所が語句整序問題の形式で出題されています。英文の大意を表す日本語も付いていますので、まず日本語の要点を理解し、与えられた語句を生かし、構文や語句単位を考えながら英文を作ります。
会話問題では、空所補充設問、語句の言い換え設問、内容についての設問が出題されています。

【対策】

標準的な英語が理解できるようにしましょう
過去問で仕上げをしましょう

長文読解問題に関しては、日頃からいろいろなテーマの題材を読んでおきましょう。出題された英文素材のテーマは、「ペットボトルの水から環境問題を考える」「海流瓶の物語」でした。難解な専門用語を用いた英文ではなく、一般的な日常語彙で書かれた英文です。設問に関しては、下線部箇所の語句の言い換え表現、文法のポイント、発音・アクセント、内容に関しての設問などがよく出題されています。また一方で、精読にこだわらず、段落やストーリー全体から大意を把握できるような力も養い、内容一致設問に備えましょう。
文法・語法問題に関しては、基礎的および標準的な出題ばかりです。このようなレベルの問題集を何度も繰り返して解くことや暗唱例文の習得を通して、ぜひすべての分野に目を通しておきましょう。基本に忠実な学習は文法・語法問題の完成度を高めるだけでなく、語句整序問題や英作文で問われる応用力につながります。
語句整序問題に関しては、学校の授業の中の英作文の授業を大切にしながら、日頃から「全文書く」ということを意識して力を養いましょう。出題されている語句整序問題は参考となる大意和訳が付いており、センター試験などの語句整序とは出題の形式が異なります。難易度という観点から見ると、センター試験で出題されている語句整序問題に比べるとかなり難しいです。ぜひ、過去の入試問題に挑戦して慣れておきましょう。
会話問題に関しては、二者の対話形式の会話の英文を読み、その内容や表現について問う形式です。難しい表現はありませんので、会話の場面や状況を想像しながら、短時間で正確に解答できる力を付けておき、ぜひ得点に結びつけましょう。また、頻出の会話表現などは基本ですから、一通り学習しておきましょう。
学校の授業の予習や復習をきちんとし、問題集で実践力を養いましょう。そして、最後には試験時間を意識して過去に出題された入試問題を解くことで、仕上げをしっかりして試験に臨みましょう。

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短期大学部 前期入試 [国語]

【出題傾向】

<現代文> 基本的な読解力と知識を問う問題
<古文> 基本的な知識と内容の理解を問う

今年度の現代文の文章は、第1日が新聞論説と随筆、第2日が文化論と詩論でした。いずれの文章も比較的読みやすく、文章量はいずれもやや短めのものでした。設問形式は全問マーク式で、設問内容は、漢字・語句などを問う知識型の問題と、空欄補充、傍線部説明、文章の趣旨判定などの読解型の問題が出題されていますが、いずれの設問も標準的な難易度でとくに難解なものはありませんでした。
古文は、昨年に続いて両日とも『徒然草』からの出題でした。本文は両日とも500字前後と短めで、マーク数は第1日が10、第2日は15でした。出題内容は、語句の意味や読み、会話主や指示語の内容、内容説明などの他に、空欄補充で接続詞などを問う問題や、本文の趣旨を問う問題もありました。両日とも文体は一見平易そうですが、論理的に読解する力が必要な内容でした。

【対策】

<現代文> 語句知識と基本的な読解力の養成
<古文> 基本的な知識の確認と読解の練習

現代文では、さまざまなジャンルの文章が出題されますが、平易で読みやすいものが多いので、標準レベルの私大型の問題集を用い、基礎的な読解力を養成しておきましょう。文章全体の趣旨を把握し、それを踏まえて解答するように心がけてください。漢字や語句の知識を身につけるために、漢字問題集に取り組むとともに、普段からわからない単語はこまめに辞書を引き、意味や用法を覚えておきましょう。
古文については、読解の基本となる重要古語、古典文法の基本事項の学習が不可欠です。その上で、文脈をたどって正確に読む練習を積みましょう。内容の展開を整理し、文章の趣旨を考えることも大切です。今年度は出題されなかった和歌や文学史についても学んでおくと良いでしょう。そして過去の入試問題や典型的な私大型問題に当たることによって、正解選択肢を見極める力をつけましょう。