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2015年度入試出題の傾向と対策
-学部・短期大学部

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前期入試


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前期入試


※傾向と対策は河合塾で作成したものです。

学部 前期入試 [英語]

【出題傾向】

標準的な英語力が求められます
英作文は毎年出題されています

M 方式:発音問題1題、アクセント問題1題、文法・語法問題1題、語句整序問題1題、会話問題1題、読解問題3題。解答は全てマーク方式で、マーク数は63です。
前期・センタープラス方式:長文読解問題2題、和文英訳1題。解答はマーク式と記述式の併用で、マーク数は日程によって異なりますが、39〜46です。記述設問数は7問前後です。
読解問題に関しては、M 方式では約500語の英文を3題読みます。前期・センタープラス方式では、600語程度の英文を2題読みます。どちらの方式でも、空所補充・アクセント・語句の言い換え・語句整序作文・内容に関する設問・内容一致設問などが出題されています。文法・語法設問に関しては、すべての分野に渡り万遍なく出題されています。
会話問題に関しては、二者間の会話を読み、その内容を問う設問が出題されています。
和文英訳に関しては、基本例文程度の難易度のものが一文出題されています。

【対策】

読解力を養いましょう
記述力を養いましょう

読解問題が2題は必ず出題されています。英文そのものは、さほど難解なものではありません。しかし、M 方式では3題出題で3種類の英文を読むことになり、主題が異なる話を次から次へと読み設問を解いていくことは、想像以上に大変です。ぜひ過去の入試問題を試験時間内に解いてみましょう。前期・センタープラス方式では、2題の読解問題のうち1題で、記述式で解答が求められる設問が出題されています。例えば、代名詞の指す内容についての設問や語句整序の設問もありますし、下線部和訳も問は出題されています。日頃の授業や問題演習の中で考える習慣を養い、きちんと書くことで日本語表現を磨けるように実践をしておきたいものです。扱われている英文のテーマは、「プレゼント選びの科学」「イタリアにおける日本のポップカルチャーの人気と影響」「海外での盆栽人気」「ミニクーパーの歴史」「指揮者とオーケストラの関係」「ソーシャルネットワーク」などで、様々な分野が並びます。色々なテーマやジャンルの英文を読むと共に、ぜひ日常のニュースに注意しその背景などを日本語でも良いので知っておくことも大切です。
文法・語法問題は基礎から標準的なレベルの出題ばかりですので、ぜひ演習を積んで得点源にしましょう。また、基本例文の習得を通して、語句整序や作文の力も地道に養っておきましょう。
会話問題に関しては、会話の場面や状況を想像しながら、流れに乗って短時間で正解できる力をぜひ付けておき、得点に結びつけましょう。
英作文は、決して難解なものではありませんので、日頃から自ら書いて添削してもらい、その英文を暗唱しながら応用力を付けるように努力しましょう。
マーク式のテスト対策ばかりに励むことなく、自ら表現できる力を英語でそして日本語で身に付けておきましょう。読むこと(黙読・音読)、書くこと、聞くこと、話すこと、をバランスよく取り組み、バランスの取れた力を目標に学習しましょう。

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学部 前期入試 [国語]

【出題傾向】

<現代文> オーソドックスな私大型の問題です
<古文> 基本事項をしっかり押さえる!
<漢文> 知識から読解まで、多彩な設問

現代文は評論二題、または評論小説各一題の出題です。小説は毎年出題されています。設問は、簡単な記述問題が出題されることもありますが、ほとんどは選択問題、空欄補充問題、抜き出し問題、漢字の読み書きや言葉の意味を問う問題で構成されています。設問数は〜10問です。小説が出題されることをのぞいては、問題文、設問ともオーソドックスな私大型の問題だと言えるでしょう。
古文は『紫式部日記』(M)『夜の寝覚』(A)『宇治拾遺物語』(B)『発心集』(C)『源氏物語』(D)と幅広いジャンルからの出題で、比較的読みやすい内容です。設問内容は、語意・文法・解釈・人物判定・説明・省略部補充・内容合致・文学史と多岐にわたり、設問数も日程により差があって、〜13問。設問形式は、M はすべてマーク、他はマークと記述の混合問題です。
漢文は、返り点・語句の読み・意味・熟語・文学史・漢文常識といった知識問題から、空欄補充・語順整序・書き下し・解釈・内容合致などの読解に関わる問題まで多彩な出題です。書き下し・解釈の問題では、多くの場合、返り点や送り仮名が省略されています。本文の振り仮名は少なめです。大部分は選択式ですが、返り点・書き下し・口語訳の問題などで記述式でも出題されます。

【対策】

<現代文> 標準的な問題集で基本的な力を養おう
<古文> 読解・解法の練習を積み重ねる!
<漢文> 基本を確実に、練習を重ねよう!

評論は標準的な総合問題集をやっておきましょう。問題集に取り組む際には、ただ問題を解き、答え合わせをするだけではなく、解説を読んで、文章や設問のとらえ方までしっかり理解するようにしましょう。
漢字については、別途、大学入試用につくられた漢字の問題集をやっておきましょう。小説は、センター試験とは傾向が異なっていますので、過去の入試問題を用いて学習しておきましょう。
古文は、まず文法問題集を使って、基本的な文法・語法に慣れましょう。次に頻出問題集などで、ある程度まとまった長さの本文を読み、習得した文法の知識を使いながら、読解・解法の練習をしましょう。
このとき並行して、単語力をつけていくことも大切です。単語帳は一度だけでなく、何度も繰り返して覚え直して下さい。少し自信がついたら、今度は過去問に挑戦です。問題を解く時は、常に復習を重視して下さい。解きっぱなしにせず、誤読・誤答の原因を確認することが肝心です。全文の現代語訳を書く練習も有効です。
漢文は、まず基本の習得を目指します。基本構文・句形・返り点を参考書などで学習します。次に問題集を用いて解釈の練習をします。本文を二、三回音読した後で訳文を読み、「こう読めばこう訳すのだな」と理解する。これを繰り返します。また白文で「主語−述語−目的語」の構文を押さえながら意味を考える練習も大切です。あとは過去問などを利用して数多くの問題を解くようにしましょう。

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学部 前期入試 [日本史]

【出題傾向】

前期は記述2問、マーク1問
文化史重視も変わらず

M 方式は全問マーク式、一般前期入試は大問3題で、〔T〕〔U〕は記述式(34問)、〔V〕はマーク式(16問)で定着しています。ただしそれぞれの問題形式はばらばらで記述式のなかにも選択問題が含まれたりします。各設問の難易度は落差があり、一見すると難度が高い問題もありますが、基本的問題も多く、教科書中心の勉強で十分割以上は解ける問題です。記述式では空欄補充などによる歴史用語を問う問題が中心で、漢字で書ける正確な知識が要求されています。また、マーク式では正誤問題も多く、単なる単語の暗記ではなく、内容を正確に理解しておくことが必要でしょう。また今年も図版を利用した問題や未見を含めた史料問題も出題されています。出題傾向としては、時代は近現代、分野は文化史の出題が多く、今年度も全ての日程で出題されています。なかには史料の読み取りが必要な問題もあり、日頃から史料問題に対して対策を立てておくことが必要でしょう。

【対策】

近現代史・文化史対策は必須
史料にも慣れる必要

全日程を通じてみると全時代・全分野からの出題がみられるので、満遍なく学習しておく必要があります。基本的には教科書中心のオーソドックスな勉強で良いでしょう。なかでも多く出題されるのが生活・文化分野で、彫刻・絵画・建築など、しばしば図版も利用されますから、教科書や市販の図録などで確認しておくと出題されたとき自信を持って対応できます。もう一つ比較的に出題例が多いのが社会経済史です。特に各時代の民衆の動向などは把握しておきましょう。時代では全日程で近現代からの出題が見られます。戦後史もかなり新しい時代まで出題されますので、1980年代までは手を抜かず学習しておくことが必要でしょう。形式では史料問題も頻出史料・未見史料ともに出題されます。教科書に載っている頻出史料は、一度は目を通しておくこと。未見史料問題は史料内容の把握が勝負になりますので、過去問や他大学の類似問題などに当たることによって、史料読解の訓練を積んでおきましょう。特に近現代からの出題で未見史料問題が多いので注意が必要です。日頃から訓練しておけば、本番で出題されたとき動揺しないで対応できるでしょう。また、マーク・記号問題では正誤問題が多く出題されます。こうした問題に対応するためには、教科書の太字の用語を丸暗記するのではなく、教科書の記述全体をよく読み込んで内容を理解しておく必要があります。やや難度の高い用語も出題されることがありますが、基本的な知識で十分合格点はとれます。正誤問題の出題量も多く、用語の量を増やすよりは頻出用語の内容を深く理解するという、「量より質」の学習に重点を置くことが合格への早道となるでしょう。

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学部 前期入試 [世界史]

【出題傾向】

M 方式はマーク式、前期はマーク式・記述式混合
近代以降の歴史に重点

出題形式では、今年度もM 方式は大問3題の全問マーク式で、前期は大問4題の〔T〕がマーク式、〔U〕〜〔W〕が記述式で、記述式の中には記号選択問題も含まれていました。また、今年度も地図、写真を扱った設問も出題されました。小問数では、M 方式は昨年度と同様に50問でしたが、前期では昨年度とほぼ同じ49問でした。難易度に関しては、M 方式・前期とも、基本的には標準的といえ、教科書中心の学習で十分に合格点がとれる問題です。出題地域・出題分野・出題時期では、大半が昨年度で扱ったものを踏襲していました。出題地域では、アジア関係としては例年通り中国史を中心に朝鮮半島史・東南アジア史・中央アジア史といった「周辺地域史」、欧米関係ではイギリス史、ドイツ史、アメリカ史を中心に出題されました。出題分野に関しては、政治史を中心に、受験生一般に苦手なテーマ史とされる社会経済史や科学技術史などの文化史が出題されました。出題時期では、近代以降の歴史に若干の比重をおいた小問が多く出題されました。一方、ここ数年間扱っていなかったインド史とアフリカ史が出題されました。

【対策】

政治史、20世紀史対策は必須
地図・写真問題にも慣れる必要

全日程を通じてみると、全体としては教科書レベルを十分に理解していれば合格点が得られる問題が中心です。対策の第一歩としては、教科書をベースに歴史地図などを活用しながら歴史の流れを念頭においた学習が大切です。ついで、出題地域・分野・時期対策に関して、アジア関係では中国史、朝鮮半島史、東南アジア史を軸に、政治史をベースとして社会経済史や文化史にも学習対象を拡げることが大切です。
具体的には、中国史では、明清史から今日までの近世以降の歴史を軸に、中国と周辺地域との関係や官吏任用制度などといったテーマ史にまで学習対象を拡げることが重要です。朝鮮半島史では、古代から今日までの歴史を通史的に学習しておくことが大切です。東南アジア史では、地域別に分けて王朝・王国の興亡を中心にまとめることが重要です。さらに、今年度出題されたインド史、今年度は出題が少なかった西アジア史も学習しておくことが大切です。欧米関係では、イギリス史、ドイツ史、アメリカ史を軸に、キリスト教史、文化史といったテーマ史の学習も重要です。ヨーロッパ史全体としては、今年度出題されたヨーロッパ統合史や戦間期のドイツ史といった国際関係史を整理しておくことが大切です。アメリカ史では、対外関係を含めて学習することが重要です。キリスト教史では、ユダヤ教の成立から宗教戦争までを通史的に、政治史と関連づけて学習することが重要です。文化史では、科学技術史を中心に学習しておくことが大切です。入試直前には、愛知大学の過去問にできるだけあたることが重要です。その際に大切なのは、マーク式の文章選択の正誤判定問題では、何が正しくて、何が誤っているのかという訓練が必要です。また、記述式では、中国を中心とした漢字文化圏で扱われる世界史用語の漢字は、正確に書けるように日頃から練習しておくことが大切です。さらに、歴史地図や教科書に掲載されている写真には、日頃から慣れ親しんでおくことが大切です。ついで、愛知大学で頻出の「開発独裁」「ホー=チ=ミン」「バンドン会議」「港市国家」「華僑」「朝鮮通信使」は、用語とともにその関連情報を、教科書を中心に整理しておくことが重要です。

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学部 前期入試 [数学]

【出題傾向】

標準的な問題が幅広く出題される
思考力を要する問題にも注意

出題範囲は数学T、数学U、数学A、数学B(数列・ベクトル)で、いずれの方式も大問3題の出題です。第1問のみが穴埋め形式の小問集合となっており、小問数は4問または5問です。第2問、第3問はそれぞれ論述式(ただし、M 方式のみ穴埋め形式)の大問です。
出題内容は多岐に渡り、上記の出題範囲内から幅広く出題されます。その中でも特に、場合の数・確率、指数関数・対数関数、三角関数、微分法・積分法、数列の出題が目立ちます。また、図形を題材とした次関数、三角関数、微分法・積分法などの出題が多いのも特徴です。難易度は入試標準〜やや難しいレベルです。
小問集合では、基本的な計算問題が出題されます。ただし、出題内容は幅広く、必要条件・十分条件、平面図形、整数、二項定理などの受験生が苦手とするような分野・項目の問題も出題されているので注意が必要です。
小問集合以外では、文章題や図形を題材とした問題などの、公式を当てはめるだけではない思考力を要する問題もよく出題されるので注意が必要です。

【対策】

過去問演習は必須
文章題や図形問題を克服しておこう

小問集合は幅広い分野から出題されます。これまで目を背けてきた分野・項目があれば、それらの分野・項目の問題にも積極的に取り組んで下さい。まずは簡単な計算問題を解くことから始めましょう。
M 方式以外では、論述式の対策も欠かせません。幅広い出題傾向の中でも、場合の数・確率、三角関数、微分法・積分法、数列は特に出題頻度が高いです。この中でも、数列は他の分野よりも問題のレベルが高いことが多いです。内容も、漸化式および数学的帰納法の応用といった、多くの受験生が苦手とする項目まで出題されますので、しっかりと対策をしておきましょう。また、ベクトルは2014年度以前は出題範囲に含まれていませんでしたので、過去問でもあまり目にすることはないかもしれません。しかし、今後は出題の可能性がありますので、入試標準レベルの問題の解法をしっかりと身に付けておきましょう。
また、2015年度は出題されていませんが、一般的な入試ではあまり見かけないタイプの文章問題が出題されることがあります。このような問題は過去問演習を通して慣れておくことが大事です。
図形を題材とした問題の対策も欠かせません。問題で与えられた文章から状況を把握し、的確な図を描き、面積や線分の長さなどの図計量を2次関数、3次関数や三角関数などの関数として表していくトレーニングを積んでおきましょう。
過去問を解く際には、本番の試験で時間不足にならないように、小問集合から解くべきなのか、それとも大問から解くべきなのかといったような時間配分にも気を配った練習をするよう心掛けてください。また、過去問には、恐らく多くの受験生が解答できなかったであろうと思われるレベルの高い問題も含まれています。これらの問題は、無理に完答をしようとせず、部分点をしっかり得点するトレーニングも積んでおくとよいでしょう。

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学部 前期入試 [地理]

【出題傾向】

M 方式と後期はマーク式であまり難しくないが、
前期試験は短文論述が多く、難易度はやや高い。

出題分野は、自然環境、社会、産業、地誌と多岐に渡り、前期試験は20〜50字程度の短文論述問題が多いため、難易度はやや高くなっています。一方、M 方式と後期はマーク式で、センター試験に比べると細かい知識も問われますが、前期試験に比べればそれほど難しくはありません。論述問題は、今年は問出題され、オーストラリアの土壌分布と気候帯、農牧業の分布との対応関係は200字程度と長くなりましたが、鳥インフルエンザ、BRICs諸国の特徴、スラムの形成場所、ブラジル国籍者数の多い地域の特徴については10〜50字程度の短文論述でした。ただ、論述問題といっても、国公立二次試験のように図表から諸事象の関係性を読み取って論理的に説明させるような難しいものは少なく、用語説明などが中心になります。地形図読図は頻出で、難易度は高かったのですが、今年は出題されませんでした。また、描図問題の出題も多く、今年はアフリカ大陸の赤道上の地形断面概要図が出題されました。過去にはグラフの作成なども出題されたことがあるので、過去問を数年分みておいてください。

【対策】

教科書の重要用語を20〜30字程度でまとめる練習を重ねておこう!

全体としては、教科書中心の学習で合格レベルに達することができるので、教科書をしっかり読んで、重要な用語や地名を正確に覚えましょう。統計については、上位国の顔ぶれを覚えるとともに、そのようになる背景を理解することが重要です。分布についても、古期造山帯と炭田の関係のように、なぜそうなるのかを考えて理解するようにしましょう。このような理解は、背景や要因を説明させる論述問題への対策ともなります。地形や気候は理科的に成因から理解し、社会や産業については、先進国と発展途上国の違い、すなわち経済格差から違いを理解していきます。論述対策として、たとえば今年出題されたスラムの形成場所であれば、教科書をよく読んで先進国と発展途上国でのスラムの形成理由を理解した上で、場所の違いを説明できるようにしてください。用語説明であれば、まずは教科書の文章を真似て書き、それを何回か繰り返していると何もみずに書けるようになります。論述は、学校などで添削をしてもらえるとより効果的です。今年出題されなかった地形図読図では、地形図記号、地形や土地利用、集落立地の判読のほかに、距離・面積・平均勾配の計算や尾根・谷、集水域の判読も問われ、センター試験より難しいので、扇状地などの典型的な地形図をみて、読図のポイントをつかんでおいて下さい。

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学部 前期入試 [倫理、政治・経済]

【出題傾向】

前期試験は、語句記述が7割弱、時事問題も含み難易度はやや高い
M 方式は、設問数は多いが前期試験より難易度はやや低い

前期入試は、大問4、小設問47で、昨年度より小設問が2増えました。〔分野別〕に見ると、大問は、倫理2、政治・経済2で例年通りですが、小設問は、倫理の出題がやや多かった昨年度に比べ、今年度はほぼ均等に出題されました。〔設問方式別〕に見ると、語句記述32(倫理16、政治経済16)、選択問題14(語句8、短文3、組合せ3)、正誤判定で、両分野からほぼ均等に出題されています。〔出題内容別〕に見ると、倫理も政治・経済も高校教科書レベルの基本用語が中心ですが、時事的問題や思考力を問う問題も出題されています。大問ごとに見ると〔T〕「子供の貧困問題」をテーマとする子供や青年期をめぐる諸問題、〔U〕西洋・東洋・日本の思想、〔V〕日本国憲法と安全保障、〔W〕日本の財政と財政政策が出題されました。
M 方式では、大問4(倫理2、政治・経済2)、小設問49(倫理25、政治・経済24)で、昨年度より倫理分野で問増えました。〔設問方式別〕に見ると、語句選択40、短文選択6、語句組合せ2、写真判定1で、昨年度より語句選択が6問増え、語句組合せが3問減りました。〔出題内容別〕に見ると、各分野とも高校教科書レベルの基本的な用語や概念を中心とする出題です。大問ごとに見ると、〔T〕青年期問題、〔U〕仏教思想のアジア・日本へ伝播、〔V〕日本国憲法と日本の統治機構、〔W〕日銀の金融政策(時事的問題を含む)が出題されました。

【対策】

倫理分野では基本用語の意味と代表的思想家の考えの特徴を理解しよう
政治・経済分野では基礎的な概念・理論に加え、時事問題にも取り組もう

前期入試問題とM 方式入試問題の双方とも、例年、大部分の問題が高校教科書の範囲内から倫理や政治・経済に関する基礎的な知識や理解を問う問題が出題されています。したがって、学習に際しては、まず、高校の教科書を中心に重要な語句や用語の意味内容を正しく理解し、代表的な思想家の考え方、学説、理論の特徴を的確につかんでおくことが大切です。出題分野は、「現代社会の特質と青年期問題」「古今東西の代表的な思想家の思索の特質」「現代政治の仕組みと現実の動き」「現代経済の仕組みと現実の動き」の4分野からほぼ均等に出題されます。また例年、時事問題が出題されますので、教科書の学習と並行して新聞やテレビのニュースなどで報道される政治・経済・社会の動向に留意し、重要な記事や社説についてその都度メモしておくことが有効です。過去の入試問題を解いてみて出題の分野・内容・形式の特徴をつかみ、夏までは教科書を中心に着実に基礎学力を身に付けるようにしましょう。その後はしっかりした解説の付いた問題集を解き、よく理解していない分野については、教科書や参考書を読み返して確実に理解を深めておきましょう。

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短期大学部 前期入試 [英語]

【出題傾向】

バランスの良い出題
問われる読解力

例年と同様大問4題が出題され、全問マーク方式を取り、マーク数は39です。大問は長文読解問題1題、文法・語法問題1題、語句整序問題1題、会話問題題から構成されています。
長文読解問題では、約450語の英文を読み、アクセント、語句の言い換え表現、内容一致設問などに答える形式です。内容一致設問は日本語で出題されています。
文法・語法問題では、頻出の標準的な文法ポイントや熟語表現などが、広範囲から出題されています。
語句整序問題では、きちんとした英語力がないと正解が得られませんので、日頃の授業で学習している英語表現能力が問われます。与えられた日本語をまず理解し、語句を並べ替えて、正しい英文を作ります。
会話問題では、空所補充設問、語句の言い換え設問、内容についての設問が出題されています。

【対策】

標準的な英語が理解できるようにしましょう
過去問で仕上げをしましょう

長文読解問題に関しては、日頃からいろいろなテーマの題材を読んでおきましょう。出題された英文素材のテーマは、「法曹界のワーキングマザーの現状」「写真と人の記憶について」でした。現在の日常生活や社会現象となるような事柄に日頃から目を向けておくと、英文の理解がし易いのではないでしょうか。
設問に関しては、下線部箇所の語句の言い換え表現、文法のポイント、アクセント、内容に関しての設問などがよく出題されています。また、英文の細かい情報に注意して読みながらも、一方では段落やストーリー全体から大意を把握する力も養い、内容一致設問に備えましょう。
文法・語法問題に関しては、基礎的および標準的な出題が多く見られます。出題に合っている問題集を何度も繰り返して解くことや暗唱例文の習得を通して、ぜひすべての分野に目を通しておきましょう。基本に忠実な学習は文法・語法問題の完成度を高めるだけでなく、語句整序問題や英作文で問われる応用力につながります。
語句整序問題に関しては、学校の授業の中の英作文の授業を大切にしながら、日頃から「全文書く」ということを意識して力を養いましょう。センター試験などの語句整序とは出題の形式が異なり、日本語がついていますのでヒントになるでしょう。設問数に関しては、5問出題されていますので、ぜひ十分な対策をしておきたいものです。
会話問題に関しては、二者の対話形式の会話の英文を読み、その内容や表現について問う形式です。難しい表現はありませんので、会話の場面や状況を想像しながら、短時間で正確に解答できる力を付けておき、ぜひ得点に結びつけましょう。また、頻出の会話表現などは基本ですから、一通り学習しておきましょう。
学校の授業の予習や復習をきちんとし、問題集で実践力を養いましょう。そして、最後には試験時間を意識して過去に出題された入試問題を解くことで、仕上げをしっかりして試験に臨みましょう。

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短期大学部 前期入試 [国語]

【出題傾向】

基本的な読解力と知識を問う問題

今年度の現代文の文章は、第1日が新聞論説と文学評論、第2日が詩論と小説でした。難解な文章ではありませんが、昭和戦前のやや古い文章も出題されました。設問形式は全問マーク式で、設問内容は、漢字・語句などを問う知識型の問題と、空欄補充、傍線部説明、文章の趣旨判定などの読解型の問題が出題されていますが、いずれの設問も標準的な難易度でとくに難解なものはありませんでした。

【対策】

語句知識と基本的な読解力の養成

現代文では、小説を含めさまざまなジャンルの文章が出題されますが、比較的読みやすいものが多いので、標準レベルの私大型の問題集を用い、基礎的な読解力を養成しておきましょう。文章全体の趣旨を把握し、それを踏まえて解答するように心がけてください。漢字や語句の知識を身につけるために、漢字問題集に取り組むとともに、普段からわからない単語はこまめに辞書を引き、意味や用法を覚えておきましょう。