26江戸時代の地方役人と村人の日常的日々―「三河国八名郡岡部藩半原陣屋御用状留帳を読む」――



神谷 智(著)
800円(税別)
シンプリ
2017年3月 74P A5判

中世・戦国時代は、戦国大名・自治都市・一揆などいきいきと描かれることが多い。それに比べて近世・江戸時代人々も日々辛い生活を送り、そのため飢饉や一揆が頻繁に起きたという暗いイメージがあります。本書ではそのような領主と村人がお互いを配慮しつつ協調していたことを、地方役人の記録から読み解いていきます。