24大井川流域の自然・文化・観光



安福恵美子・天野景太(共著)
800円(税別)
あるむ
2015年3月、70P、A5版

南アルプス三千メートル級の高峰に源流域をもつ大井川は、多くの支流を束ねダム湖を生みつつ中山間地域の農村風景を蛇行しながら流れ、東海道の大動脈を分断するように駿河湾に注ぐ大河である。この大井川流域の豊かな自然と独自の文化―森林鉄道などの産業施設、電源開発の副産物でもある寸又峡温泉郷、川岸段丘の肥沃な土地と川霧を活かした川根茶畑、旧東海道の川越遺跡など―を観光資源として活用する新しい観光スタイルを紹介しつつ、リバーサイド・ツーリズム(流域観光)の今後を展望する。