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心理学コース
学びの魅力
現代社会で起こるさまざまな事件、あるいは、日常生活での人間関係上のさまざまな問題。それらは、「こころ」や「本能」という言葉でかたづけられてしまうことが少なくありません。メディアなどで報じられるときも、それらしい分析は語られたとしても、結局はその範囲を出ていないのが実情です。では、その「こころ」や「本能」とはいったい何なのか?心理学は、それを実験や観察、調査というあくまで科学的な方法であいまいさなく解明していこうという学問です。しかし、その心理学そのものが、人間をいくつかの分かりやすい類型にわけ、まるで占いのように使われることも多く、誤解している人も少なくありません。本当の心理学とはそのようなものではなく、人の行動を科学の目で分析し、さらにそれを実践に活かすための理論であり技術です。このコースでは、そんな理論と技術を学ぶため、正統的な基礎理論をしっかり身につけ、その上に立ってさまざまな実験手法を学び、社会に出て役立つ実践的能力を身につけます。他者および自分自身の行動を客観的に分析し、その原因となる環境的な要因や社会的な要因、文化的な要因を見きわめ、原因を解明する。さらに具体的に行動の質を改善したり、助言できたりする人材の育成がその目標です。
学びの目的・学びの目標
他者および自己の行動を客観的に分析し、具体的に改善したり助言したりできる人材をめざします。
  • ・ 認定心理士、心理カウンセラー、スクールカウンセラー、中学・高等学校教員
  • ・ コンサルタント、シンクタンク調査員
  • ・ 広告、営業、人事、調査など心理学を応用した業務
心理学専攻
心理学上のこれまでの理論を学ぶとともに、単に文献的知識だけでなく、さまざまな実験・実践などを通し、人間行動の謎を解き明かしていくのがこの専攻の特徴。基礎を身につけたあとは、認知心理学、行動心理学、発達・性格心理学、臨床心理学、比較心理学、社会心理学といった領域に分かれ、専門性を深めます。
主な開講科目
卒業論文の主なテーマ
未知顔と既知顔に対する視線の動きの違い
刺激等価における分類型訓練とネーミング訓練の効果について
表情と服装色によるちがいが他者の印象形成に及ぼす影響
草食系・肉食系のパーソナリティと行動特性
遅延による価値割引と心理学的要因の関連
色空間による感情の変化と作業効率に与える効果
携帯電話のメールにおける絵文字の役割について
色空間による感情の変化と作業効率に与える効果
出生順位による性格イメージと実際の性格の違い
専門演習(ゼミナール)のテーマ
応用行動分析
社会行動分析
心理療法
発達心理学
認知心理学
専攻紹介
基礎実験から応用・臨床まで対応できる、充実した実験機器・環境。
愛知大学の心理学コースの特徴は、客観的な心理実験と、そのデータ分析に重きを置いていること。認定心理士資格取得にも不可欠な基礎実験の授業はもとより、さまざまな授業・ゼミにも実験の課程が組み込まれています。多くの学生も、研究テーマを深める過程で、自ら計画を立てて実験し、そこで得られたデータを卒業論文などに反映しています。もちろん、そうした実験を可能にする施設・設備も整っています。各種脳波測定装置や視線計測をするアイカメラなど、最新の充実した実験装置や箱庭用具が完備。データ解析室には学生用のパソコンが並び、実験装置からLAN回線によって送られ蓄積されたデータをさまざまに分析・加工するためのソフト、心理学に関する様々な文献もそろっています。また、実験施設には、専門の指導教官も常駐。基本的な実験技術や装置の操作方法にはじまり、テーマに沿った目的を達するための実験手法や段取りのアドバイスまで、ていねいに指導しています。