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社会学コース
学びの魅力
時代とともに移ろっていく世の中の気分。メディアやネットから日々流れてくるニュースや情報は、一見、何の脈絡もなく羅列されていくように見えます。でもそこには、そんな時代の空気をつくる社会の構造があるはず。大事なのは「空気を読む」ことより、それが生まれる構造を批判的に見る目を養うこと。次々に移り変わっていく世の中の価値観に流されるだけでなく、その価値観を疑い、その価値観がどうして生まれてきたのかを考え、その中で自分なりの見識を持ち、発言し、立ち向かうことです。このコースでは、従来の社会学理論の基礎を学びつつ、現代社会学、行動社会学という二つの専攻を通し、より現代的な問題に取り組み、社会構造を発見し、そのあり方を考察することをめざします。多彩なテーマを扱いながら、社会全体の関連を通して社会を見ていくためにも、また、ひとつの見方に固執しない多様な視点を持つためにも、二つの専攻は履修モデルとして、学生一人ひとりの興味・関心によって、両者を横断した自由な履修を可能としています。どちらも、社会調査実習や卒業論文の執筆を通し、自分なりの問題意識を育て、そのテーマをどう考察し分析していくかといった、問題設定・問題解決の能力を育てることを最大の目標としています。
学びの目的・学びの目標
変動する現代社会の中で、それを批判的に捉える力を養い、発言・提言できる人材を育てます。
  • ・ 人事・総務など企業の組織づくりに携わる人材
  • ・ 生産管理など生産現場の指導・管理に携わる人材
  • ・ 自治体や各種団体で市民サービスに携わる人材
現代社会学専攻
「現代社会」の社会形態について、現代社会論、地域社会学、身体・組織論などの視点から俯瞰するとともに、調査・分析を通して社会的現実の読み方を学びます。社会の構造要素・原理を追求する科目とともに、社会変動の表れとしての病理・変容を研究する科目、具体的な問題解決に関わる科目も配置しています。
主な開講科目
卒業論文の主なテーマ
コミュニケーション手段の変化と"社会関係"
家庭環境が与える子どもへの影響
女性の就業状況について
専門演習(ゼミナール)のテーマ
主として社会心理学の観点から〜社会のなかの人間行動についての研究〜
社会学という装置を用いて現代社会を分析
行動社会学専攻
人々の「社会」への適応・不適応などを主題とし、どのような組織・人間関係でどのような社会的行動が現れるかに焦点を合わせます。コミュニケーション論・共生社会論・カルチュラル・スタディーズなどの科目で社会行動の諸相を学び、実地調査によって、人間の「生」に浸透する状況の論理を分析します。
主な開講科目
卒業論文の主なテーマ
「希薄化する社会」の検証〜人間関係・コミュニケーションの観点から〜
ケータイ利用からみる人間関係
流行としてのファストファッションに関する考察
専門演習(ゼミナール)のテーマ
現代社会の日常的諸問題を社会的に考える
精神分析理論も参照した現代社会・文化分析
現場に出て社会を実証的に研究する「社会調査実習」
社会調査実習は、社会事象や社会問題に関する実証的な研究を行うため、実際に現場で調査を行いながら、科学的な資料の収集や分析の方法など調査の基本を身につけていきます。調査の仕方を段階的に分けると、調査計画の段階、調査実施の段階、収集資料の整理・分析、報告書をまとめる段階に区分することができます。どの段階でも、具体的な作業や活動が基本となります。また、グループでの意見交換や、作業を中心に進めていきますので、一人ひとりの関心や問題意識を明確にして考えることや自主的・積極的に活動すること、チームワーク力などを養います。
調査実習テーマ(調査地)
「地域におけるホスピス-東海地方を事例として」
「豊橋市とその周辺市域における障害をもつ人の『自立』生活」
「フリーター調査」
「中山間地に住む女性の生活意識」(浜松市天竜区熊)
「NPO・NGO・ボランティア調査」