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文学部 歴史・地理学コース

日本史学専攻

日本を中心に関連地域の歴史も学び日本社会の今を考察する

日本史を広い視野で捉え、専門的かつ主体的に研究できる力を育てます。2年次より講義および史料講読を行い、基礎的な知識を身につけます。3年次以降は、専門的な演習などで研究能力を高め、卒業論文に結実させます。現場に赴き、歴史的景観や現物を見るフィールドワークや史料重視の教育も大きな特色です。

ゼミナール・卒業論文テーマ

ゼミナールの主なテーマ
卒業論文の主なテーマ

専門教育科目ピックアップ

歴史・地理学特殊講義
人文社会学科 教授 山田 邦明

私の授業では、中世(鎌倉時代から戦国時代まで)の日本を対象に、天皇から民衆までさまざまな立場の人々の生活を概観し、社会の構造をひもときます。鎌倉と京都を結ぶ東海道の通過点であった三河・尾張地方は多くの旅日記に記されており、非常に文献に恵まれた地域です。尾張・三河地方の荘園や武士の勢力図などから、この地域の特質を探ります。鎌倉・京都といった中央だけでなく、列島全体から中世を捉え、歴史的思考力を鍛えることがこの授業のねらいです。

世界史学専攻

現代世界の構造とその来歴を問い直す

社会や過去の姿をどう描くかは人によって異なり、誰にでも受け入れられる客観的で真実の歴史など存在しません。本専攻では、「実証的」という言葉で覆い隠されてきたさまざまな歴史像の成り立ちと、その背後にある意図を見極める知を涵養し、我々が縛られている歴史観を問い直していきます。

ゼミナール・卒業論文テーマ

ゼミナールの主なテーマ
卒業論文の主なテーマ

専門教育科目ピックアップ

世界史学基礎講読
人文社会学科 准教授 長井 千秋

中国とその周辺地域の歴史研究に不可欠なものが、漢文史料の読解です。中でも『正史』は、中国史研究の基礎となる史料です。日本でもなじみ深い三国志の人物に関する記述もあり、人々の動きや感情、時代の流れがいきいきと描かれています。原典に触れることで中国史が身近になるでしょう。読解においては地図・年表・辞典などを用いて史実の歴史的な位置づけや地理的な関係を学びます。違う時代でも同じ生きている人間の記録として体感できる。それが歴史研究の醍醐味です。

地理学専攻

都市や産業が、なぜそこにできたのか。現地を歩いて明らかにする

地理学とは、人間の諸活動がどのような秩序の下で地表空間に展開しているかを解明する科学です。地理学専攻では、人間の生きる基盤としての土地から、歴史や文化を読み解きます。「フィールドワーク実習」でデータを収集する技術を身につけ、演習や「地図学」を通して、データを図表に表示し伝える技術を修得します。

ゼミナール・卒業論文テーマ

ゼミナールの主なテーマ
卒業論文の主なテーマ

専門教育科目ピックアップ

人文社会学科 准教授 近藤 暁夫
地図学
人文社会学科 准教授 近藤 暁夫

デジタル地図の普及で、地図はすべての人が普通に扱うものになりました。でも、本当に地図を理解して使いこなしている人がどれだけいるでしょうか。この科目では、地図の性質や歴史を学びつつ、実際にプロ仕様のソフトを用いて地図を描画する実習を行い、地図を総合的に理解します。