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現代中国学部3つの「現地」体験

現地プログラム

中国・台湾・マレーシアのいずれかへ、
4カ月の全員留学。

現代中国学部の最大の特長と言えるのが、この「現地プログラム」。2年次春学期に全員が4カ月間留学します。2015年度から従来の実施拠点である南開大学(中国・天津市)に加え、国立台湾師範大学(台湾・台北市)と南方大学学院(マレーシア・ジョホールバル)が加わりました。国立台湾師範大学は、台湾屈指の総合大学。中でも「国語教育センター」が有名で、その中国語教育は世界的にも高く評価されています。また、南方大学学院はマレーシア初の華人系大学で、多民族国家というマレーシアならではの環境の中で、中国語に加えて英語も学べる学習環境です。いずれの「現地プログラム」も、授業ではネイティブ教員のもと、中国語運用能力の向上をめざすことはもちろん、京劇、美術、二胡等の中国伝統文化を学びます。また、南開大学や国立台湾師範大学では、語学パートナーやチューター制度を利用して、現地の中国語表現を身につけるとともに、若者たちの考え方や異文化を吸収します。南方大学学院では、参加者全員が中国語のほかに英語のパートナーを活用し、2言語修得をめざしています。このように、早期の段階で異文化環境に身を置くことで、その後の留学・学習意欲の向上や、異文化理解など、広く世界へ向けて視野を広める絶好の機会となっています。


南開大学(中国・天津市)
国立台湾師範大学(台湾・台北市)
南方大学学院(マレーシア・ジョホールバル)
文化講座
「京劇」「武術」「書道」「絵画」「民歌」「民族舞踊」「漫才」「二胡」「笛子」「指圧」などの講座が用意されています。中国の伝統文化に触れる、絶好の機会になります。プログラムの最終週には、学習の成果を披露する発表会も催されます。
中国語講義
南開大学の教授による講義は、すべて中国語で行われます。本物の中国語を「聞き、話し、読み、書く」ことで、語学力を徹底的に鍛え上げます。また、プロブラムの最後にはHSK(中国語能力認定試験)を全員で受験します。
語学パートナー
南開大学の学生や大学院生が、日本人学生に中国語を教える制度があります。語学力を高められるだけでなく、現地の若者の考え方や生活に触れられるので、現在の中国を肌で感じるキッカケとなります。
留学研修センター南開愛大会館
中国現地プログラムの舞台となるのが、この留学研修センターです。一般教室、パソコン教室、LL教室、食堂のほか、90室のツインルームを完備。4ヶ月間の留学生活を快適に送れるよう、さまざまな面からサポートします。
ダブルディグリー・プログラム

2014年度、南開大学との間で始まったこのプログラムは、南開大学に2年間留学し、所定の要件を満たすことで愛知大学と南開大学双方の学位取得が可能です。現在2名の学生が留学生活を送っています。2016年からは、東呉大学(台湾)との間でも同様のプログラムがスタートします。
授与学位:愛知大学「学士(現代中国学)」 南開大学「文学学士」 東呉大学「文学士或いは社会科学学士」

愛知大学天津事務所「さくら21資料室」

南開大学内にある同事務所では、ダブルディグリー・プログラムを含む中国への留学生の教学と生活の両面を支えています。また現地におけるさくら21活動のサポートや中国の大学に関する情報収集も行っています。

愛知大学上海交流センター

2015年4月1日に開設されました。現地主義教育の拠点として、また日本と中国双方への情報発信の場として、広く世界で活躍できるグローバル人材の育成を支援していきます。

現地研究調査

中国・台湾を、企業・都市・農村の3視点で調査。

現地研究調査は、学部開設時からつづく現地主義教育のひとつで、現代中国学部3年次の希望者から選抜された約30名が、中国の1都市で夏季休暇中の15日間、企業班・都市班・農村班に分かれて現地の大学生と共同研究調査に取り組みます。第16回となる2014年度は江蘇省蘇州市で実施されました。成果は、調査関係者および現地大学生を招いて最終日に開催される中国語による「日中学生シンポジウム」で発表されます。実践の中でフィールドワークの技法を身につけ、現代の中国社会や異文化理解を深化させると同時に、中国語能力とプレゼンテーション能力をみがくことのできるプログラムです。学生の報告書は再編集され、毎年出版されています。


@1999年/北京 BEIJING
北京では企業、女性就業、農村、都市生活、民族の5班に分かれ調査を実施。飛躍的に変貌を遂げる中国を実感。
A2000年/上海 SHANGHAI
上海では企業問題、環境問題、地域活動などをテーマに9班に分かれて調査。企業の進んだ環境対策に感嘆した。
B2001年/大連 DALIAN
大連では都市、産業、農村の3班に分かれて調査。国際社会において伸び盛りにある中国を目の当たりにした。
C2002年/昆明 KUNMING
昆明では農村・環境、西部大開発、少数民族の3班に分かれて調査。環境対策に取り組む中国の姿を垣間見た。
D2003年/厦門 XIAMEN
華僑の故郷として知られ、中国最初の経済特区厦門では、農村・環境、企業調査、民俗・教育の3班に分かれて、2003年11月に調査を行った。
E2004年/哈爾濱 HAERBIN
哈爾濱では都市社会、企業経営、農村地域の3班に分かれて調査。今回は、初めての試みとして現地での街頭調査を実施。
F2005年/武漢 WUHAN
華中の中心の武漢では、農村、企業、都市生活の3班に分かれて調査。経済発展により変わり行く中国社会を広範な範囲から調査。
G2006年/西安 XIAN
農業・農村班、産業・企業班、観光班、環境・教育班の四班に分かれて、合計80を超える農家や企業、学校、団体、一般家庭などを訪問するフィールドワークを行った。
H2007年/済南 JINAN
山東大学生6名とともに総勢35名が農村班、企業班、観光班の3班に分かれて調査。報告会には、山東大学生など40名のほか、中国で働く学部OBなど120名が参加した。
I2008年/杭州 HANGZHOU
第10回目となる今回は、過去最多の43名の学生が参加。中国・浙江大学の協力のもと8月5日〜26日の日程で杭州市周辺を調査活動した。
J2009年/長春 CHANGCHUN
11回目となる現地研究実習は、中国吉林省長春市で東北師範大学の協力のもと開催した。調査のため、農家から、観光産業や有名企業まで広範囲にわたり訪問し、学生たちは報告会でその成果を発表した。今年も貴重な日中学生交流の場となった。
K2010年/青島 QING DAO
青島で青島農業大学の協力のもと開催。オリンピック会場にもなった五・四広場や普段は訪れることが出来ない青島市水利局や合作社、家電メーカーとして有名な海尓集団、海信集団などを訪問。
L2011年/北京 BEIJING
第13回は、首都北京で中国企業や日系企業18社、エリート学生養成の予備校や高級養老院、都市民のリゾート地に変わった近郊農村等を訪れ、都市の家庭や農家で聞き取り調査を行った。
M2012年/寧波 NINGBO
14回目となる現地研究実習は沿海地区に位置し、著しい発展を遂げている浙江省寧波市にて行い、日系企業や発達した農村、先進的な教育システムなど成長を続ける中国の一端を垣間見た。
N2013年/台湾 TAIWAN
台湾で初の現地調査である。世界的なIT産業や高層ビル群を誇る一方で、街角には神廟が至る処に残る、新と旧が混在した台湾。親日で知られたこの地には、日本統治時代(1895〜1945)の遺物が多い。東呉大学学生の熱いサポートに感謝。
O2014年/蘇州 SUZHOU
第16回は、中国労働関係学院とともに初の「共同調査」を実施。蘇州は東洋のベニスと称される世界文化遺産のまちであり、同時にその著しい経済成長を支えるのは、国内最大級の経済開発区である。郊外には自然豊かな農村地域が広がり、新たな地域づくりが進む。成果報告会では日中学生の視点の差が明示された。

現地インターンシップ

1年間にわたるプログラムでグローバルな就業力を。

「現地インターンシップ」は、現地主義教育の3本柱の一つとして2005年からスタートしました。中国の現地日系企業で中国語を用いて、就業研修を行うものです。本プログラムは夏季休暇中の約2週間と、その事前・事後学習を含め、1年間にわたる長期プログラムです。2014年度からはPBL(Project-Based Learning:課題解決型学修)の要素を取り入れました。研修の中で身につけたさまざまな能力を、実際の社会生活の中で活かすことができるよう、その活かし方を集中的に考え、潜在的能力を有効的に働かせる取り組みです。まず2年次の12月に希望者の中から約20名のメンバーが選考され、自主勉強を開始。3年次の4月からは正課科目以外に課外の各種講座を受講し、設定した課題やプレゼンテーションスキルなどの向上に取り組みます。8月には北京・上海・愛知県(留学生が対象)に分かれて2週間の研修を実施、帰国後、事後学習を経て11月に成果報告会を開催し、最終的に報告書を完成させます。このほか、次年度参加学生への指導にもあたります。こうした取り組みを通じ、学生は自身の将来キャリアに必要な能力とは何かに気づき、広くアジアで活躍できる人材へ成長しています。

北京陸通印刷有限公司
1994年に比較的小さな規模で中国に進出。ラベル印刷など、北京での事業に成功し、03年には上海に進出。今では急成長する中小企業の代表的存在。
国翔国際商務旅行公司
国翔公司は1997年に設立された中国資本の旅行代理店である。北京、ヨーロッパ、アメリカ、日本に営業所がある。中国国内および世界各地への観光、商務、公務出張など各種サービスを手がけている。
華糖洋華堂商業有限公司
(イトーヨーカ堂)
豊富な商品構成だけでなく、日本流のサービスが大人気。北京に華糖ヨーカ堂、王府井ヨーカ堂を含め11店舗、成都に3店舗、合計14店舗を展開している。
国際交流基金
北京日本文化センター
国際交流基金は、日本に対する外国からの理解を深め、相互理解を増進し、良好な国際環境の維持および発展に寄与することを目的として設立された。文化芸術交流の促進、海外における日本語教育支援、日本研究・知的交流支援などを行っている。
交通公社新紀元国際旅行社有限公司
(JTB新紀元)
2000年に中国で最初の国際合弁旅行社として設立された。主な事業は日中にまたがる旅行の手配など。
三井住友海上火災保険(中国)
有限公司 北京分公司
三井住友海上火災保険(中国)有限公司は既に中国各地において本店=支店網を構築している。上海に本店を、北京、広東などに支店を、そして大連、成都などに事務所を設置している。
凸版集団北京日邦印刷有限公司
日本の印刷大手、凸版印刷のグループ企業。中国には1993年と早い時期に進出。中国における書籍、新聞・雑誌の発行部数の伸長を背景に事業を拡大。
華歌爾(中国)時装有限公司
(ワコール)
女性下着のトップメーカー。中国では日本向け輸出品の生産に加え、中国国内市場の開拓も進めている。都市住民の購買力アップを背景に売上増加中。
北京商之行商務旅行社有限公司
(北京ビズエクスプレス)
北京商之行商務旅行社有限公司は中国・香港・マカオにおけるホテル予約代行、航空券手配、そして保険販売など、旅行に関するサービスの企画・販売を行う旅行代理店であり、中国最初のホテル予約会社として1998年に設立された。
北京日立北工大信息系統有限公司
2003年に日立製作所と北京工業大学による合弁会社として設立された。中国の電子政府・電子自治体市場向けのソリューション事業、ITS(高度道路交通システム)、GIS(地理情報システム)ソリューションを手がける。
佳天美(上海)国際旅行社有限公司
(JTB上海)
2006年に日系独資企業として設立。中国における旅行・観光ビジネスの発展への寄与など、中国地域社会への貢献を重視している。本年5月に開幕する上海万博の関連事業にも、積極的に関与する予定である。
三菱化学(中国)商貿有限公司
三菱化学(中国)商貿有限公司は三菱化学株式会社が上海で立ち上げた100%外資企業であり、中国と日本そして中国と世界を結んで化学品などの素材および関連する技術の輸出入を行っている。
松下広告(上海)有限公司
(パナソニック映像広告)
パナソニック映像の現地法人として2008年に設立。国内外で定評のあるハイビジョン技術を背景に、映像、広告制作、企業PRなどの事業を手がけている。最近ではグループ外からの受注も増えてきている。
上海凸版公告有限公司
上海凸版広告有限公司は、中国に進出した日系企業の販売促進事業や商品PRへのサポートなどを行っている。また同じビルにある上海凸版国際貿易有限公司は、日本企業からの注文に応じてノベルティ商品(企業が自社製品の宣伝のために配付する記念品)の製作、および輸出支援を行っている。
現地インターンシップ報告会

現地体験を総括し、自己の成長を再確認するプレゼンテーションの本番。

2014年11月、「第11期現地インターンシップ成果報告会」が名古屋キャンパスで開催されました。報告メンバーは、外国人留学生を含む3年次31名で構成された全9グループ。中国人が求める企業像や、日本特有の年功序列制度、また、日系企業の充実した福利厚生が中国人にとって魅力的であることなどが発表されました。学生は、異文化社会の中での研修を通じて、両国の制度や社会習慣などの違いに着目し、与えられた課題の解決や新たな提案を発信しています。

現地インターンシップ参加者 主な就職先

現地インターンシップで培った就業力とグローバル人材としての資質を活かし、多くの参加者がさまざまな業界で活躍しています。(第1〜11期参加者の実績)

アイカ工業 アイシン・エィ・ダブリュ アイシン精機 愛知県警察本部 朝日金属 アルフレッサ 伊勢湾海運 イノアックコーポレーション 大垣共立銀行 岡崎信用金庫 オムロン 花王カスタマーマーケティング 上組 カルチュア・コンビニエンス・クラブ KDDIサンラリーグループ CKD ジェータックス JTBワールドバケーションズ 十六銀行 新東工業 スズケン スターキャット・ケーブルネットワーク 住友理工 大和証券 中部電力 デンソー 東海旅客鉄道(JR東海) トヨタ自動車 豊田市役所 トヨタ紡織 豊通物流 ドリームスカイ名古屋 トレーディア 名古屋港管理組合 名古屋市消防局 西日本旅客鉄道(JR西日本) 日本アクセス 日本紙パルプ商事 日本特殊陶業 野村證券 日立製作所 フジパングループ本社 フタバ産業 平安閣 北京陸通印刷〈北京〉 豊和工業 三井住友銀行 三菱東京UFJ銀行 三菱UFJニコス 名港海運 明治電機工業 郵船トラベル (五十音順)

香港ビジネス英語研修プログラム

アジアにおけるビジネス英語研修がスタート。


香港浸会大学(香港・九龍)

香港ビジネス英語研修は、香港の多言語環境を活かして、英語を学ぶとともに、学部で学んだ中国語を実践する2週間のプログラムとして、2014年度からスタートしました。留学先は香港の浸会大学で、カリキュラムは「自己紹介」「会議」「Eメール」「商品説明」「交渉」「履歴書」「面接」など、ビジネス英語に特化した実用的なものとなっています。授業後や休日には街に出て香港の社会を体験することが可能。現地の生活文化や言語事情を実地で学ぶ多様な経験ができます。また、欧米に比べ、比較的安価で本格的な英語が学べる点も魅力の一つです。

※上記各プログラムには参加条件があります。