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4月の末から5月初旬のゴールデンウィークを利用して、学生達はグループ旅行へ出かけました。上海方面、西安方面、内モンゴル方面へ別れて4泊5日の旅行で、いずれも寝台列車に揺られての長旅です。とてつもなく広い大陸を体験し、そこでの新天地を見聞します。
上海では、中国最大の商業都市としてめざましく大発展している姿と上海万博の準備状況を目の当たりにしました。古都西安では、秦、漢、隋、唐時代の遺跡をめぐり、シルクロードの出発点として、また、日本からの遣隋使や遣唐使を受け入れた歴史を肌で感じました。一方、内モンゴルでは、青い空と白い雲と緑の草原で囲まれた広大なキャンバス上に描かれている羊の群れ、また、夜には満天の光り輝く星空にロマンを感じて自然と共生する勇壮な人々の姿を見聞しました。学生達は、この旅行を通して、天津だけの普段の留学生活だけでは決して得ることのできない更なる新たな知見を得ることができたようです。
連休が終わると、南開愛大会館での普段の留学生活に戻りました。現地プログラムも2ヶ月が無事に経過し、学生も中華料理に慣れて毎日食欲も旺盛です。体脂肪計と体重計がある連絡事務室へ頻繁に通う学生が増えてきました。「また、増えちゃった!」、「私も!」との声が上がります。南開愛大会館は、同じ建物内に居室と教室と食堂があり、一歩も外に出ないで生活すると運動不足でカロリーオーバーとなり、体重が増えてしまいます。早朝の太極拳だけでは45分と時間が短くエネルギー消費量も少なく、このため、多くの学生達は夕食の前や後に友人と校内を歩いたり、縄跳びやさまざまなスポーツをして汗をかいて消費量を増やして体重管理に努めています。
学生達は、家庭教師の南開大学の学生と大変仲良くなり、一緒に週末には北京や天津市内を観光したり、若者が集まるような所へ遊びに出かけます。これは遊びを兼ねた中国語の最強実践訓練となっています。学生同士で互いの国の若者文化の流行やフアッションや生活文化の違いを話して互いに理解を深め合っています。また、家庭教師の自宅に招かれて手料理を振る舞われ、家族と一緒に夕食を楽しくした人もいます。
5月16日の午後には、各班のレクレーション委員が中心となって生活班対抗ドッジボール大会を行い、仲間との協力による一体感を高めました。また、5月24日には南開大学の学生との交流会を実施しました。交流会は、昼間にスポーツ大会を夕方にゲームと合唱やラテンダンスの披露や様々な出し物にて交流を深め合いました。
現地プログラムも残すところ後1ヶ月となりました。日本では、新型インフルエンザの感染で関西地方を中心に大変なニュースが流れていますが、天津では感染者が出ておらず、マスク姿は全くありません。今後も学生に感染予防を指導し、残りのプログラムを全員健康に無事終了したいと思います。
(松岡弘記) |