現プロだより2014 〜現地プログラム 学生・教員からの近況報告〜

 





HOME



  3月13日(木)に中部国際空港で家族と別れ、不安の中にも皆元気よく、青空の見える晴天の天津市に到着しました。翌日には、各種ガイダンス、キャンパスツアー、全体記念写真撮影、開校式、歓迎会があり、第17回目の現地プログラムが始まりました。学生は4ヶ月後の自分自身の大きな成長を頭に描きながら、一人一人が目標をもって毎日を有意義に過ごす意志が十分に高められたと思います。

  最初の土・日は多くの学生が近く(歩いて20分程)のスーパーマーケットやコンビニへ行って、日用品を買い揃えて、大きな買い物袋を両手で逞しく、同室者やグループで運ぶ姿がみられました。

 3月17日(月)から午前中は中国人教員による中国語の授業が始まりました。この授業は月曜日から金曜日まで毎日午前中にあり、20名で受ける大斑(精読)と10名で受ける小班(会話)のクラスで行っています。教室の外に立つと会話中心の授業からは、先生の大きな声とは裏腹に学生のか弱い自信のない声がかすかに聞こえてきます。しかし、第3週目になると、学生達も中国人教員の授業方法に慣れ、先生の言っている中国語も聞き取れるようになって、答える学生のかなり大きな声が聞こえるようになってきました。

  午後の授業は、月曜日は中国人教員による日本語での現代中国社会論の講義を大講義室で全員で学びます。現代中国の仕組みを広く詳しく学んでいます。また、火曜日と木曜日は中国文化講座(京劇、中国医学、武術、絵画、二胡、舞踏、書法、民歌、漫才、伝統手工芸、笛から一つを選択)の授業です。この授業では中国文化に触れてとても楽しそうに学生が取り組んでいます。

  学生は午後からの空き時間を利用して、午前中学んだ中国語を試しに実践の場である学外へ出かけます。また、多くの学生が南開大学の学生を語学パートナーとして家庭教師になってもらい、マンツーマンで中国語で会話しながら発音に磨きをかけて学んでいます。

 3週間が経ち、愛大会館内の生活にも学生は慣れてきました。最初、食堂の油っこい中華料理に慣れなかった学生も油の少ない中華料理をうまく選び工夫しています。また、同室者との生活にも二人の間にきちんとルールを作って相手への思いやりの態度を互いに大事にして生活をしています。中にはトラブルが生じる場合もありますが、その際には、同室者同士で話して解決したり、生活班員全体で考えさせて解決の道を探らせて可能な限り、自分達で解決するように指導しています。会館での生活は一つのコミュニティー社会の経験の場でもあり、決められたルールを守り、人に迷惑をかけないことをみんなで考えさせて実際に体験させる場となっております。

 4ヶ月間の現地プログラムは、無事にスタートし、学生達は中国での学習と生活に十分に慣れて楽しめる状況になってきました。       

 

2014年度中国現地プログラム引率者 松岡弘記


 313日(木)から中国天津市にある南開大学で現代中国学部2年生全員が留学する中国現地プログラム(略称、現プロ)が始まりました。 

  文化の違いや言語面で大変な事ばかりですが、現プロ生として中国語の勉強漬けの毎日を送っています。この現プロだよりで日々の学生の姿を伝えていけたらと思います。

授業について

  中国語の授業は月曜日から金曜日まで朝8時30分から12時10分まであります。その中には、大人数で文法を習う「大班(大人数クラス)」と、大班で習った文法を用いて少人数で会話を行う「小班(少人数クラス)」があります。すべての説明が中国語なので、聞き逃さないように必死に勉強しています。大班の最初には小テストがあり、また宿題も出されるので、毎日の予習、復習が欠かせません。

  また、週に1回「現代中国社会論」という授業があります。中国や天津の現状を先生がわかりやすく話してくださるのでとても興味深く、勉強になります。

(広報委員 G班 大平美咲)

【中国文化講座について

  中国文化講座は火曜と木曜に分かれており、例えば京劇、武術、二胡、書法などがあります。私は木曜日にある書法の授業をとっています。書法の先生は現地の方で、もちろん中国語で授業が行われます。一つ一つとても丁寧に教えて下さり、楽しく学ぶことが出来ます。書法の道具は、紙や下敷きのサイズが大きかったり小筆がなかったりと日本のものとは違うので、なかなか使い慣れません。これから徐々に難しくなっていくと思うので、先生の中国語をしっかり聞いて一生懸命取り組みたいです。

(広報委員 H班 三屋千明)

【語学パートナーについて

  語学パートナー制度は、現地の学生と学習し合いながら交流も図れるものです。今年は3月21日(金)の顔合わせ会でパートナーと面会しました。語学パートナーとは、中国語を教えてもらったり、逆に私が日本語を教えたりと、相互学習をしています。また、交流面では学外に出て市内を案内してもらったり、学内の穴場スポットを教えてもらったりと気軽に付き合える面もあります。私の語学パートナーは日本語を専攻している学生なので、中国語を教えてもらった後に日本語を教えるという形でお互いに勉強しています。中国語では特に発音をみてもらい、授業で分からなかった所を詳しく解説してもらっています。日本語は中国語と同じように発音を練習していますが、私の発音が正しいのかと少し戸惑う事もあります。

  語学パートナーと相互に勉強していて思ったことは、私のパートナーのような日本語を専攻している現地の学生は思った以上に多いということです。日本人として母国語を勉強してくれることは嬉しいことなので、私もしっかり勉強しながらパートナーに正しい日本語を教えていきたいと思いました。これからもパートナーと協力して中国語を磨いていきたいです。

(広報委員 班 西山小晴

【南開愛大会館の居室について

  現プロ中、私たちが授業を受けたり、宿泊する施設を南開愛大会館といいます。会館内の居室では、私たちは2人一部屋で生活します。部屋にはベッドやテレビ、空気洗浄機、冷蔵庫、勉強机などが置いてあり、ルームメイトと協力し合って使うことが大切です。中にはベッドの位置を変えたりと、ちょっとした模様替えをして楽しむ学生もいます。会館の1階には食堂や購買があるので、とても便利です。また、2階には卓球台があり、使用することも可能です。その他にもバドミントンやバスケットボールなどの運動用具も貸出してくれます。このように設備が整っているので、無理に外出する必要はありませんが、会館内に引きこもらず積極的に外出して様々な経験をしていきたいです。

(広報委員 H班 摺木いづ美)

【大学内と学外周辺

  南開大学はとても広く、大学の敷地内の西南村にある市場では日用品やご飯を買うこともできます。大学を出れば、大きなスーパーや本格的な中華料理店、さらには日本には無いような造りの建物があり、初めて外出した時はとても感動しました。例えば、スーパーは日本の一般的なスーパーとは違い、食料だけでなく衣服や家電製品も販売しておりレパートリーが豊富かつ広いです。私が行ったスーパーは3階建てになっており、まず最上階まで上がって順に降りて行き、1階に会計があるという形になっていたので、最初は買い物の仕組みに慣れるのが大変でしたが、日本ではできない貴重な経験で新鮮でした。

   (広報委員 G班 杉原南)