知を愛し、世界へ。ACTION A

地域政策学部〈地域貢献事業〉

地域政策学部〈地域貢献事業〉とは?

地域貢献事業は、地域政策学部の基本理念である「地域を見つめ、地域を生かす」を実践する活動です。学生自らが実際に現場である地域社会に出て、さまざまな問題を発見し、その諸問題を解決する方策を考え出し、それを計画的に実行す
る。その遂行を通じて、地域を再生・創造していくことのできる「地域貢献力」を育んでいくものです。企画から実施、報告まで1年間。学生らは悩みながら喜びながら、頭と体をフルに使って取り組んでいます。

インタビュー

この街の人と一緒につくろう。そう考えたら動き出した。

最初の企画は、準備不足。実現可能性を問われ、却下された。

豊橋駅を中心とした商店街を活性化しよう。みんなにいろんなお店に興味を持ってもらうには、スタンプラリーという手法が良いのではと考え、企画提案。しかし、情報が不足、ネットワークもできておらず、事業プランとしては未熟。最初の企画は却下された。その後、商店街マネージャーの方との縁をいただき、アドバイスをもらった。この街に暮らす市民の生の声を聞くアンケートをしよう。この街を愛する「まちなか民」と一緒につくる〈豊橋まちなかお店マップ〉は、こうしてスタートした。

それはお店に行きたくなる動機になるか。アンケートの質問項目にこだわった。

地元サラリーマンが出張ビジネスマンに教えたいお店、女子会をするのに良いお店、デートで連れて行って欲しいお店、地元のおいしいものを食べるのに良いお店、1人でゆっくり過ごすのに良いお店…。地元の人の生の声をつぶさに聞くからこそできる魅力的なマップが作りたかった。10日間かけて10,000部のアンケートを配布。869人のおすすめが集まった。データの検証と分析、ミーティングを繰り返し、〈豊橋まちなかお店マップ〉は、できあがった。

現象は机の上で学べるけど、解決策は現場に行かないとわからない。

メンバーに豊橋市出身者はいない。だからこそ、地元の声に素直に耳を澄ますことができたのかもしれない。商店街にはシャッターが降りたままのところも多いけど、魅力あるお店を紹介することで、人が増え、街の活性化の少しでもお役に立てれば…。行動を重ねるごとに豊橋愛が深まっていく自分たちがあった。〈豊橋まちなかお店マップ〉を完成させた今、あらたなメンバーを加え、第2弾として〈看板娘マップ〉を企画中。「看板娘」の定義を明確にし、さらに興味深いマップを作りたいと考えている。前回の経験を踏まえ、商店街が抱える課題の解決を目指して。

大野健太郎さん 清水愛斗さん 奥山翔太さん

参考写真
1 豊橋まちなかお店マップ 2 集まったアンケートをさまざまな角度から分析 3 できあがった〈豊橋まちなかお店マップ〉